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コピー完了
Illustrator 2024(28.1)アップデート後から、以前のバージョンで作成された「埋め込み画像に不透明マスクを利用したAIデータ」を開いた際に、不透明マスク箇所が透明や真っ白となり正しく表示されない問題を確認いたしました。
※ 2/05追記:2月アップデート28.2にて修正されました。
12/15追記:以前のバージョンは無関係でした。お詫びして訂正いたします。
【問題詳細】
・埋め込み配置したJPEGやPSDに不透明マスクを適用したデータを、Illustrator 28.1で開いた場合に問題発生。
・リンク配置した画像であれば問題なく不透明マスクが適用されている。
・Illustrator 28.0以下バージョンで開いた場合には問題が出ない。
・28.1で作成した場合も「埋め込み画像」へ「クリップした不透明マスク」であれば空のフレームとして表示される。
【回避策】
お手数ですがIllustrator 28.0にバージョンを下げてご利用ください。
インストールが安定しない場合に現在の設定が初期化されてしまう可能性がございます。
以下の場所にある「Adobe Illustrator 28 Settings」フォルダ等をバックアップのうえ、Creative Cloud よりバージョンを下げてください。
※Windowsは1点。Macの場合は2点のバックアップが必要です。
■一般設定、アクション、新規ドキュメント情報、ワークスペース、文字組み等
Windows |
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Illustrator 28 Settings |
Mac |
Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Illustrator 28 Settings |
■ユーザー定義スウォッチや禁則処理設定等(Macのみ)
Mac |
Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/ApplicationSupport/Adobe/Adobe Illustrator 28 |
※隠しフォルダとなっております。表示方法についてはWindowsはこちら。Macはこちらをご確認ください。
1.上記Settingsフォルダ等をデスクトップなどへコピーする
2.以下記事を参考に、Creative Cloud よりIllustrator 28.0をインストールする
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
3.「手順1」でコピーしたフォルダを元々入っていたフォルダ内へペーストする
※設定が初期化されない場合は、3の手順は操作の必要がございません。
以上、お手数おかけし恐縮ですがご確認よろしくお願いいたします。
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コピー完了
本件、2024年2月のアップデート「28.2」にて修正を確認いたしました。
お手数ではございますが、お手元にてアップデートの実施をお願いいたします。