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macOS Sonata14.6.1でInDesign 2025(20.0)を使用しています。
複数のドキュメントをブックとして取り扱う際のページ番号(ノンブル)のつき方についてご助言いただきたく。
3つのドキュメントをブックにまとめるという例で、各ドキュメントの仕様は
・和文横書きの見開き文書、最初のページは奇数起こし。
・各ページのノンブルは、単純にマーカーの「現在のページ番号」を挿入。
・最初のページの柱に、そのドキュメントのページ範囲を表示します。
・「頁番号とセクションの設定」において、「自動ページ番号」にチェック。
・3つのドキュメントの体裁は同じで、内容のみが変わります。ブックに登録した段階で同期をとって、書式体裁の一括変更や、ページの増減などによるノンブルの自動増減をします。
ブックのページ番号設定では、
・ページ順は、「次の奇数ページへ続行」(奇数ページ起こしのため)
・「白ページを挿入」にはチェックを入れない(白ページが挿入されることで、先頭に表示する「ページ範囲」に白ページまで含まれてしまうため)
3つのドキュメントのページ数は次の通り。
1つ目(Ch1とします)=1から4ページ(偶数終わり)
2つ目(Ch2とします)=1から5ページ(奇数終わり)
3つ目(Ch3とします)=1から3ページ
これらをブックに登録して、ブックパネルを見ると、
Ch1=1から4ページ(偶数終わりなので、Ch2は5ページスタート)
Ch2=5から9ページ(奇数終わりなので、Ch3は、次の奇数ページ11スタート)
Ch3=11から13ページ
となります。期待通りの動きですが、いざ、各ドキュメントを見ると、
Ch1とCh2はブックパネルで見た通りですが、Ch3のページパネルは奇数始まりの11から13と表示されていますが、ドキュメントそのものは「奇数ページ(=右側頁)」に「10」ページと表示され、「11」「12」と続きます。
想定されるページ番号としては、ブックパネル、ページパネルに表示されている「11から13」なのですが、ドキュメント自体のノンブルは、
・奇数(右側)ページに偶数ノンブルが発生
・ドキュメントの先頭のページ範囲の表示は「10から13」と表示
・ドキュメントに表示されたノンブルは、「10」「11」「12」
なお、ブックのページ番号設定において「白ページを挿入」にチェックを入れておけば、頁番号の狂いは避けられるのですが、ドキュメントの先頭に表示する「ページ範囲」表記に、自動で挿入された白ページまで含まれてしまいます。
白ページを挿入せずノンブルを正しく表示するには、各ドキュメントで「ページ番号割り当てを開始」で「正しい番号を入力」すれば可能ですが、ドキュメントの追加修正、順序入れ替えなどを考えるとあまり現実的ではありません。
当方の未熟か設定のミスかもしれません。同条件で新規にドキュメントを作成して試したのですが、同様の結果となっております。
ブック機能を使用する案件が久々なのですが、同様のケースで、以前のバージョンのInDesignでは問題なく処理できていました。
何よりブックパネル、ページパネルで表示されているページ番号と、ドキュメントのノンブルが食い違うこと、奇数であるはずの右ページに、偶数ノンブルが表示されることを解消したいのですが、ご助言賜れば幸いです。長々と失礼しました。
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バージョン20.0でのブックの使用は避けた方がいいでしょう。このバージョンではブックパネルでのノンブル表示とドキュメントのノンブル表示が異なるバグが報告されています。
そのため、バグなのか操作上の問題なのかを判断することは難しいです。
ブックを取り扱う場合はバージョン19.5(2024)で作業されることをお勧めします。
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ご教示ありがとうございました。ご提示の海外の情報の通りかと思います。
PDFで書き出してみると正常に出力されますので、表示上の問題のみと思っていましたが、それにしても危うすぎます。前バージョンで行うようにします。
久々のInDesignでの書籍ものでしたので、バグ関係の情報収集が足りなかったです。お恥ずかしい。ありがとうございました。