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文字組み設定での前後クラスの全角括弧を最小二分、最適二分と設定。
また全角漢字かな等と欧文を最小四分、最適四分の空きを設定しています。
全角括弧に等幅半角を適応すると括弧が欧文扱いとなり、全角漢字かなとの間が「四分あき」(欧文扱い?)となってしまいます。
Indesignでは、2バイト文字の等幅半角=欧文(1バイト文字)扱いなのでしょうか
逆に1バイト文字の[ ]などを全角字形としても全角扱いにはなりません。
挙動としては2バイトは2バイトのままであってほしいのですが。
こういう仕様で解決策のない挙動でしょうか。
Indesign2020です。
monokanoさんの完璧な回答がありますので、蛇足になってしまいますが…
InDesign上で、一部の括弧類を半角扱いとしたい場合は、素直に文字組みアキ量でコントロールしましょう。
具体的には、それぞれ文字前/後のアキをベタにした文字スタイルを適用するなどでいいかと思います。
(元々が半角=50%の字幅に、アキ50%を伴って全角=100%としているだけなのですから…)
ついでに申し述べるなら…「文字パネル」の「文字前(後)のアキ量」の項目は「文字組みアキ量設定」の設定値を一時的に変更する機能だと理解すれば大丈夫です。
「自動」は変更なし、「アキなし」は文字通り、「八分」は1/8=12.5%アキ(以下同様に)「二分四分」は1/2+1/4=75%アキ…
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環境設定 > 組版 >「文字組みアキ量設定の文字クラスを CID ベースにする (Adobe-Japan1 のみ)」
この設定のON/OFFでアキ量の挙動が変化します。
★ONの場合
文字コードではなく、フォント側のグリフのCIDでアキ量が決まります。
例えば、文字コードが全角数字で、そこに字形パネルメニューのプロポーショナル字形を適用すると、プロポーショナル字形のグリフの方でアキ量が決まります。
注意1:Adobe-Japan1フォントのみでこうなります。日本語フォントであっても、Adobe-Japan1でなければOFFと同じ挙動になります。
注意2:InDesignでは、アキ量設定以外にもさまざまなところで文字クラスが使われています(禁則用の文字クラスとか)。CIDで挙動が決まるのはアキ量設定だけです。他はすべて文字コードの方で挙動が決まります。
★OFFの場合
文字コードでアキ量が決まります。
例えば、文字コードが全角数字で、そこに字形パネルメニューのプロポーショナル字形を適用しても、全角数字としてアキ量が決まります。
> [ ]などを全角字形としても全角扱いにはなりません。
上記の設定がONで、さらにAdobe-Japan1フォントなら、字形パネルメニュー「等幅全角字形」を適用すれば、アキ量設定だけは全角扱いになります。
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文字組の仕組みなど、詳しい解説ありがとうございます。
それらを踏まえ対応策を検討したいと思います。
ありがとうございました。
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monokanoさんの完璧な回答がありますので、蛇足になってしまいますが…
InDesign上で、一部の括弧類を半角扱いとしたい場合は、素直に文字組みアキ量でコントロールしましょう。
具体的には、それぞれ文字前/後のアキをベタにした文字スタイルを適用するなどでいいかと思います。
(元々が半角=50%の字幅に、アキ50%を伴って全角=100%としているだけなのですから…)
ついでに申し述べるなら…「文字パネル」の「文字前(後)のアキ量」の項目は「文字組みアキ量設定」の設定値を一時的に変更する機能だと理解すれば大丈夫です。
「自動」は変更なし、「アキなし」は文字通り、「八分」は1/8=12.5%アキ(以下同様に)「二分四分」は1/2+1/4=75%アキ…
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回答ありがとうございます。
文字組空量設定で制御したかったのですが、種類による使い分けをしたかったので「異字体」を採用しましたが、教えていただいた前後のアキ量で制御する方法も一理あると気付かされました。
逆にその方が正規表現など活用して個別の制御には向いているように思えました。
ありがとうございます。