連結テキストフレーム中の表組のページごとの最終行を取得

[SGT0001]

スクリプトを使用して連結テキストフレーム中の表組の

ページごとの最終行を取得したいのですが、可能でしょうか？

[ajabon grinsmith · Accepted solution]

>表組のページごとの最終行

これは、表がページをまたぐ場合がある、ということですよね。

横組み限定、テキストフレームのド派手な回転は不可、というフツウの状況であれば

・var ary = []; // 結果入れる用の配列
・対象ストーリーを変数に（a）
・a.insertionPoints[0].parentTextFrames[0].documentOffset を変数に（b）
・var c = -100; // 比較用Y座標の初期値
・a.tablesでループ（i）
　・tables[i].rowsでループ（j）
　　・a.tables[i].rows[j].cells[0].insertionPoints[0] を変数に(d)
　　・d.parentTextFrames[0].parentPage.documentOffset を変数に（e）
　　・if(e != b {
        b = e; // ページ番号を更新
        c = -100; // Y座標比較用変数をリセット
     } else {
    　　 if(d.baseline > c) {
             ary[e] = a.tables[i].rows[j]; // 配列の e 番目として行を格納
             c = d.baseline; // Y座標比較用変数を更新
        }
  } // j
} // i

…みたいな感じでどうでしょう。

（回答を、書ける人向けにしておきました）

各行の先頭セルの先頭挿入点のベースラインでY座標を比較していく、という内容です。

意地悪なベースラインシフトでも仕込まれてない限りはいけると思うのですが。

コードが完成したらぜひシェアしてくださいっ

[SGT0001]

ありがとうございます。

とりあえず↓の様な形で目的は果たせました。

var doc = app.activeDocument;

var sel=doc.selection[0];

setLine(sel);

function setLine(obj){

var tbl = obj.tables[0];

var rLen = tbl.rows.length;

var cLen = tbl.columnCount;

for (var r=0; r<rLen; r++){

var row =tbl.rows[r];

var tx = row.cells[0].texts[0];

var tf = tx.parent.parent.parent;

var pp = tf.parentPage.documentOffset;

var bl = tx.baseline;

if (r+1<rLen){

var row2 =tbl.rows[r+1];

var tx2 = row2.cells[0].texts[0];

var tf2 = tx2.parent.parent.parent;

var pp2 = tf2.parentPage.documentOffset;

var bl2 = tx2.baseline;

if (dist(bl,bl2)>200){

var theRow = row;

row.bottomEdgeStrokeWeight = 1;

}else{

row.bottomEdgeStrokeWeight = 0.5;

}

}else{

row.bottomEdgeStrokeWeight = 1;

}

}

}

function dist(a,b){

return Math.abs(a-b);

}

[Omachi]

可能です。言語の指定がないのでコードを提示せず、言葉だけで説明します。

まず、対象の表のセル中のテキストを取得します。連結されたセルがなければ、行単位でループしていけばいいのですが、連結されたセルがあるとちょっと厄介ですね。

テキストを取得出来たら、そのテキストから親のテキストフレームを取得することができます。また、テキストの座標位置も取得できます。

親のテキストフレームを取得したら、その親のページを取得することができます。

仮に行単位でループしていた場合は親のページが変わったところが切れ目になります。

今回はページの最終行ということなので、表の最後から逆順に回してページを取得していき、ページが変わった行があればそれがそのページの最終行と判断できます。

[ajabon grinsmith]

あああそうだ、ループ中に親ページ取得だけで済むんでした（おれはばかだ）。

[SGT0001]

親ページの方法を最初試していたのですが、うまくできずに質問しました。

上記スクリプトのpp、pp2がずっと最初のページしか示さないです。

何か間違っているのでしょうか？

INDD2024です。

[ajabon grinsmith]

横から失礼して…

Text.parent.parent.parent が原因ですね。

Text → Cell → Table → TextFrame となるのですが、この場合は連結された先頭のテキストフレームが返るんです。

Text.parentTextFrames[0] とすれば、そのセル内テキストが入っているテキストフレームを取得できます。

[SGT0001]

parentTextFramesの戻り値は違うんですね。ありがとうございます。

以下に修正しました。

var doc = app.activeDocument;

var sel=doc.selection[0];

setLine(sel);

function setLine(obj){

var tbl = obj.tables[0];

var rLen = tbl.rows.length;

var cLen = tbl.columnCount;

for (var r=0; r<rLen; r++){

var row =tbl.rows[r];

var tx = row.cells[0].texts[0];

var tf = tx.parentTextFrames[0];

var pp = tf.parentPage.documentOffset;

if (r+1<rLen){

var row2 =tbl.rows[r+1];

var tx2 = row2.cells[0].texts[0];

var tf2 = tx2.parentTextFrames[0];

var pp2 = tf2.parentPage.documentOffset;

if (pp!=pp2){

row.bottomEdgeStrokeWeight = 1;

}else{

row.bottomEdgeStrokeWeight = 0.5;

}

}else{

row.bottomEdgeStrokeWeight = 1;

}

}

}

function dist(a,b){

return Math.abs(a-b);

}