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InDesignCC2021(16.1.0.20)をMac mini(2018)で使用していますが、
昨日、macOS Big Surを11.3にアップデートしてから、
Type1の欧文書体を使っているファイルのPDF書き出しで、
「1個の問題がバックグラウンドタスクで見つかりました」と表示され(添付画面)、
エラーが出て落ちてしまいます。
「フォントを検索」してみると、Type1の欧文書体に注意マークが付いていましたので、
OpenTypeの書体に置換しましたところ、PDF書き出しが出来るようになりました。
Type1の欧文書体は2023年に使えなくなるとのニュースがありましたが、
もうすでに使えないようになっているのでしょうか?
その後の検証で該当フォントの特定は可能であると判断できたので情報を追加します。
OpenTypeやType1に関係なく、PostScript名で「Italic、Condensed、Extended」等の表記を「It、Cn、Ex」のように省略したフォントが該当するようです。
Myriad Pro Itaric(OTF)
AG Book Rounded Bold Condensed(Type1)
Berthold Akzidenz-Grotesk Extended(Type1)
貂明朝 Itaric(OTF)
これらはFinderで表示されているファイル名からも判断が可能です。
※あくまでもこちらでの検証結果のみですから、これ以外にも該当するフォントがあるかもしれません。いずれにせよ詳細はメーカーの発表と対応を待つしかないでしょう。
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Big Sur 11.5では不安定でしたが、11.5.1で完全に解決しました。