リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
制作環境 WINDOWS10
Photoshop22.1.0 Illustrator25.0.1
モノクロのPSDデータを配置したイラストレーターファイルを
ZIP圧縮して印刷業者様へメール添付(Thunderbird)にて入稿しました。
すると、ひとつ前に保存した状態の古いデータのPSDで印刷されてきました。
PCに残っている最終データも、送付済みのデータも最新版になっているのに
送った先でひとつ前の状態に戻っていることってあるのでしょうか。
・送付済みのメールからZIPデータ内を確認しても最新版になっている
・イラレ上で埋め込みもされていない
・PSD内チャンネルタブ、パスタブを確認したが何もない
・画像は統合されている
・もうひとつ別のPCで開いてみるが、最新版になっている
上記確認してみましたが、思い当たる原因がありません。
考えられる問題があればご教授いただきたいです。
私の予想では、以下の条件で起きたと思います。
Illustratorのファイルは、Illustratorネイティブの部分とPDFの部分の2層構造になっています。
ファイルをIllustratorで開くときは、ネイティブ部分を開き、新しいリンクファイルを読み込んで表示します。そこで、上書き保存をすれば、PDF部分の画像も更新されますが、そのまま閉じれば、PDF部分は、古い画像のままです。
InDesignなどは、IllustratorのPDF部分を読み込んで出力しますので、古い画像まま出力されます。
ネイティブデータでの入稿は、データに問題があった場合の非常手段にして、メインは、PDF/Xでの運用にした方が良いと思います。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
zip内のファイルを確認して最新になっているのであれば、送信先で古いデータになっていることはあり得ない話だと思います。
入稿を二度行った場合であれば、送信先で誤って旧データを開いた、ということはないでしょうか。
いずれにしても二者間での問題でもあるので、その点は相互に確認が必要なところです。
またIllustratorに配置されているようですが、PDF/Xではなく、ネイティブ入稿なのでしょうか。
できればデータ運用としても双方で見直しをされることをおすすめします。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
入稿は1度きりで、古いデータを開いたということは考えられませんでした。
PDF/X入稿がほとんどなのでしょうか。
なんの相談もなくこれまでのままネイティブ入稿していたので考えが及びませんでした。
業者さんと相談して今後PDF/X入稿に切り替えたいと思います。
早い返答ありがとうございました。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
現状で利用されるRIP自体がAdobe PDF Print Engineで、PDFをネイティブで処理するものになっています。
その点も含め、Adobe自体がPDF/X(特にPDF/X-4)の運用を推奨しています。
その点については、公式に「出力の手引き」としてPDF文書を2016年以降、毎年更新しながら配布しています。
https://blogs.adobe.com/japan/cc-design-printguide-2021/
またキィィー!!!さんの話である、Illustratorの構造に関する件も、このページ内に用意されるIllustrator互換性ガイドブック内に図説で記されています。
Ver.9以降からIllustratorネイティブファイルの構造が変わっていますし、運用としてもPDF互換データを含むaiファイルの配置を行う方向になっています
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
恥ずかしながらいづれも初めて目にしました。
大変勉強になります。
今後定期的にチェックしていきたいと思います。
ご教授ありがとうございます。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
私の予想では、以下の条件で起きたと思います。
Illustratorのファイルは、Illustratorネイティブの部分とPDFの部分の2層構造になっています。
ファイルをIllustratorで開くときは、ネイティブ部分を開き、新しいリンクファイルを読み込んで表示します。そこで、上書き保存をすれば、PDF部分の画像も更新されますが、そのまま閉じれば、PDF部分は、古い画像のままです。
InDesignなどは、IllustratorのPDF部分を読み込んで出力しますので、古い画像まま出力されます。
ネイティブデータでの入稿は、データに問題があった場合の非常手段にして、メインは、PDF/Xでの運用にした方が良いと思います。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
まったくご指摘の通りでした。
PCにIndesignをインストールし、入稿したイラストレーターデータを配置したところ
古いデータが配置されてきました。
解決です。ありがとうございます。
これまで長い間、20年前くらいからいろんな業者さんへ入稿作業してきましたが
同様の現象が無かったので戸惑ってしまいました。
毎回プレビュー用にPDFかJPGを添付していますが、
プレビューファイルとデータが違うよ~などと指摘をされたこともなかったので
おそらく業者さんが黙ってひと手間加えてくれていたのでしょう。
Indesignを導入せずやってきたので気づく余地もありませんでした。
数年前から業者さんによってはPDF入稿を勧められるようになりましたが
一度、パスデータの表示がガタガタになって仕上がってきたことがあり、個人的には嫌煙していました。
こういうことが起こるのですね。
細かく説明してくれる業者さんがいなかったので、初めて知りました。
大変勉強になりました。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
>パスデータの表示がガタガタになって仕上がってきた
PDF/x-1aで保存するとき、透明部分(各種効果を含む場合)が透明分割でラスタライズされることがあります(これは保存後に確認できます)。
PDF保存にはいろんなオプションがありますので、印刷会社に聞いて書き出し用にPDFプリセットを貰うと良いかと思います。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
透明効果については昔から入稿時に気を付けるように言われていたので
必ずチェックしていましたが、今後PDF/Xで入稿するように切り替えるので
ご指摘の箇所はあらためて注意して確認してまいります。
補足ありがとうございます。
ちなみに、本件から外れてしまいますが
ご教授いただいたパスデータの表示がガタガタになって仕上がってきた件は
透明効果は使用しておらず、小さな文字に極細の線を足して少しだけ太らせたデータで
文字がガタガタになったものでした。
書き出したPDFを虫眼鏡で50%くらいに縮小して確認していると、
各当の場所がガタガタになって少し潰れているような感じがありました。
変だなと思いましたが、200%など拡大表示すると何の問題もなく表示されていたので
そのままPDF入稿したのですが、結果は縮小して見たまんま、
潰れたような感じで仕上がってきました。
この現象は、線にも全てラスタライズをかけて
線ではない状態にしすると治りました。
以来、PDF入稿する際は細い線には注意し、
少しでもおかしいなと思ったら線をラスタライズ後に
入稿するようにしていたので、同様の問題は起きていません。