Photoshopがフリーズし、強制終了せざるを得なくなりました。
仕様では、“クラッシュした場合”にPhotoshopをもう一度起動すると、前回の作業データを開いてくれるのですが、今回は“強制終了”したため何も復元されませんでした。
そこで、Photoshopでのバックアップデータの場所はどこにあるのでしょうか。ファイルを指定する箇所も設定には見当たらないため、どこに保存されているのかわかりませんでした。
After Effectsの自動保存機能では、指定したフォルダにバックアップデータがありますがこのようなイメージです。
1 件の正解
スクショからWindowsと推測しましたが、それでいいですか？（できれば次は書いて下さった方が回答しやすい＆回答が付きやすいと思います）
Winの場合は
C:\Users\（ユーザ名）\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop （バージョン）\AutoRecover
内、または、仮想記憶ディスクの1番目が外部ディスクなら、
仮想記憶ドライブ\PSAutoRecover\ユーザ名\
内に、ファイル名「_オリジナルファイル名_一意のID.psb」として保存されています。
AE等と違ってバージョニングされません。常に上書きです。
通常は強制終了でもバックアップファイルが見つかればPhotoshop起動時に開きます（そのファイルを閉じるとバックアップファイルも削除されます）。
強制終了後Photoshopを開いて何も起きなかったということは、おそらく上記の場所にはもう何もありません。
何らかのユーティリティでAutoRecover（PSAutoRecover）フォルダを数分毎にバックアップするなりすればAE同様にできそうですが…
5
返信
迅速で丁寧な返信ありがとうございます。
データは復元できなかったものの、お陰様でAe仕様に似た管理方法を思いつき、次回への対策を取ることができたため、解決いたしました。
以下、詳細です。
>スクショからWindowsと推測しましたが、それでいいですか？（できれば次は書いて下さった方が回答しやすい＆回答が付きやすいと思います）
前回の投稿がスパム判定をくらってしまい、こちらは再投稿したものなのですが、そのときにキーワード「Windows」を外してしまったようです。本文にもWindowsが入っていなかったため、質問が非常に分かりづらいものとなっていました。すみません……。
解決していますが念のため記載しておきます。改めて環境は以下の通りです。
Adobe Photoshop バージョン : 23.5.0 20220809.r.669 0e07917 x64
OS : Windows 10 64 ビット
>C:\Users\（ユーザ名）\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop （バージョン）\AutoRecover
>AE等と違ってバージョニングされません。常に上書きです。
そうなのですね。バージョン管理されず常に上書きなのは、かなり不便ですね……。Photoshop側の機能改善を待つ間、後述する別手段でどうにかしてみようと思います……。
1番目に仮想ディスクの設定は行っていないため（1番はデフォルトの起動ディスク）、Cドライブ上にAutoRecoverフォルダを確認できました。（時間が経ちすぎていることもあり）AutoRecoverフォルダには何も残っておらず、当時のデータは復元はできそうにないようです。
>通常は強制終了でもバックアップファイルが見つかればPhotoshop起動時に開きます
適当な作業データを開き、正常起動しているPhotoshopをタスクキルしてみたところ、作業データがAutoRecover上に残ることを確認できました。
おそらく、今回のスレッドの場合は（フリーズしたタイミングと自動保存のタイミングが被ってしまったor自動保存プロセス自体がフリーズしたなどの）何らかの原因で、AutoRecover上に正常な保存がされず、次回起動時の復元アクションがなされなかったものだと推測しました。
>ファイル名「_オリジナルファイル名_一意のID.psb」として保存されています。
>何らかのユーティリティでAutoRecover（PSAutoRecover）フォルダを数分毎にバックアップするなりすればAE同様にできそうですが…
バックアップファイルはpsdではなくpsbなのですね。情報を元にいろいろと試行錯誤したところ、以下のような仕様だったことを改めて確認できました。
・AutoRecover上にpsb形式のファイルがあるときは、それを一括で開くようになっている
・複数のファイルを開いている場合、AutoRecover上に複数の自動保存がされる
・Photoshopを正常終了するタイミングで、そのときの作業データ変更の保存有無を問わず（保存選択がはい/いいえどちらでも）AutoRecover内のpsb形式のファイルのみ逐次削除する
ここから、Photoshopの自動保存を10分以下に設定、Windows 10のOS標準バックアップ機能にAutoRecoverフォルダを加え、「ファイルのバックアップを実行」を最小の“10分ごと”にすることで、似たような機能を実現できそうです。
試しに設定を変更し、Photoshop上で作業10分→数時間放置→作業数十分してみたところ、見事に作業していた間の差分データだけをバックアップ用ドライブへバックアップすることができました。
お陰様で今後の対策ができました。
（今後この機能が改善されるかはわかりませんが）Photoshop側の仕様変更でバージョニングされるようになるまで、この方法で管理しようと思います。
本当にありがとうございました……！
追記します。1週間ほど試してみましたが、かなりうまくバックアップできている印象です。
作業していた時間を細かに計算してはいないのですが、大体作業していた分くらいのバックアップは取れているように見えます。
日付時刻でソートしたところ、以下のようになりました。作業していた1週間分すべてです。
たまに時刻が揺れるものの、ほとんどの場合で10分ごとに保存されているようです。
ファイルはすべて破損しておらず、正常にバックアップされていました。
この「ファイル名 (日付).psb」を直接開くことで、「元のファイル名-復元（.あれば拡張子）」としてPhotoshopが開きます。
psbファイルを1つ開いた場合、その1つのみが開かれます（AutoRecoverフォルダ内の他のファイルが自動的に開かれることはないです）。
試しにすべてのファイルを開いてみましたが、どれもレイヤーが正しく保持されており、破損なく正しい形でバックアップされていました。
また、これらのバックアップファイルを開いた後、Photoshopを終了してもpsbファイルは勝手に削除されないため、間違えて展開し→終了したことによる“意図しないバックアップデータの消失”は、起こらないようになっていました。
毎回FileHistoryの中からPC名やユーザー名を選択し、AutoRecoverを探すのが大変なので、ショートカットをドライブ直下に置くことで、すぐアクセスできるようにしています。
以上の点で、Windows標準機能にしてはかなり使い勝手が良い印象です。
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