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お早うございます
Premiere Proには映像素材のフレームサイズにシーケンスサイズを自動的に合わせる機能が搭載されているためです。
GH5の3840×2160の映像素材をタイムラインに配置すると、シーケンスサイズは自動的に3840×2180に設定されます。そこにGoProの1920×1080の映像素材を配置すると、Premiere Proはシーケンスサイズに対してGoProのフレームサイズは一致しないので不一致の警告を発し、設定したシーケンスサイズのまま続行するか、またはシーケンスサイズをGoProの1920×1080に変更するか聞いてきているのです。
今回のような場合、まず書き出しを1920×1080または3840×2160のどちらにするか決めたら良いと思います。一般的には50～60インチ以上のモニターで視聴する場合は3840×2160が有効だと思いますが、40インチ以下くらいですと1920×1080でも十分で、3840×2160にする必要がありません(私見です)。
必要以上に3840×2160を選択すると、映像のファイルサイズは大きくなってビデオカメラのSDカードやパソコンのストレージを多く消費し、パソコンは性能が不足すると、編集は遅い動作になり書き出しは時間がかかっていいことはありません。やはり適切なサイズを選択することが肝要です。
そこで今回は、1920×1080で書き出す方法を説明します。
①撮影は、特別な理由がない限り、次回以降は1920×1080を選択すると良いです。
②シーケンスサイズは手動で1920×1080に設定します。手動設定なら不一致の警告が出ることはありません。
・メニューの「ファイル」→「新規」→「シーケンス」を選択します。
・開いた「新規シー-ケンス」ウィンドウで使用可能なプリセットを「RED R3D → 1080p → 1080p 16×9 29.97」に設定します（下図赤枠部）。
・すると、シーケンスサイズが1920×1080に設定されます。このサイズは固定になります。
③書き出しは、次のように設定します。
形式；H.264
プリセット；You Tube フル HD
※シーケンスサイズに対し、異なるフレームサイズの映像を読み込んだ場合、映像が拡大されたり縮小して表示される場合があります。
その場合は、そのクリップの上で右クリックし、開いたコンテキストメニューから「フレームサイズに合わせる」を選択すると（チェックが入ります）、プログラムモニターに映像がピタッと合います。
こんばんは
＞こちらのプリセットを選んでも60コマは適用されますでしょうか？
私が提案したシーケンス設定は、プログレッシブ 29.97fpsですので、60コマ（プログレッシブ 59.97fpsは適用されず、プログレッシブ 29.97fpsに変更されてしまいます。
下記は私の提案です。
ファイルサイズを小さくして、ビデオカメラのSDカードやパソコンのストレージの占有領域を小さくし、かつパソコンへの編集負荷を小さくして動きを軽くし、さらに書き出しは極力映像品質を上げる方法です。
①GH5の撮影モード
MP4 [FHD] 1920×1080, 29.97p 記録, 20 Mbps
②シーケンス設定
先に提案した通りです。
③書き出し設定
形式；H.264
プリセット；You Tube フル HD
に対して、「ビデオ」タブの「ビットレート設定」で「ターゲットビットレート；20～25 Mbps」、「最大ビットレート；25～30 Mbps」に上げます（下図赤枠部）。これで映像品質が向上します。
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