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私の作成したYouTube動画をテレビ画面50インチくらいで観るとテロップがにじみというか、ブロックノイズ?というのか?ボヤける感じ画質がテロップだけ画質が悪いのです。
何が原因なのかわからずです。
ちなみに他のYouTubeは通常にキレイに見えます。
書き出しも間違っていないと思うのですが…
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お早うございます、健一28360154yurx さん
まず、OSとそのバージョン、Premiere Proのバージョン(v24.5、v25.2.3等)を教えていただけますか。
>何が原因なのかわからずです。
YouTubeへの書き出しは、Premiere Proの「書き出し」モードで「YouTube」を「オン」にして書き出したのでしょうか。その際、「フレームサイズ」や「ターゲットビットレート」を小さい値に変更しませんでしたか。
上記の初期設定値は前者は「フルHD(1920×1080)」、後者は「19Mbps」です。
またシャドウのブラーを適用されている場合は輪郭がぼけます。
また、視聴するモニターでの画質設定(歯車マーク)は適切に設定してありますか。
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150kw様
返信ありがとうございます。
OSはMacでPremiere Proのバージョンは25.2.3(ビルド4)となっています。
書き出し時は、「書き出し」モードで「YouTube」を「オフ」にして書き出し、
動画ファイルを後でUPする形をとっています。
ここを「オン」にして行いましたが、結果は同じでした。
添付いただいた画像の設定は同じでした。
また、視聴するモニターでの画質設定(歯車マーク)は適切に設定になっています。(1080)
シャドウのブラーを適用も外したテキストにしました。
私が撮影した動画の質がそもそも悪いから起きていることかもしれません。
ご回答いただき、ありがとうございます。
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画像を拝見しますと、1枚目の画像の「l」の右に着目するとリサイズ等の輪郭が出ていることと、それ以外の部分や2枚目の文字の輪郭からはモスキートノイズが見られます。
貼っていただいた画像が、画面全体のうちどの程度の部分をトリミングされたものかわかりませんので、この程度の劣化は正常な範囲かもしれないのですが、再生時の解像度が低い可能性もあるように思います。
いずれにしましても、Premiere Pro側の設定等に問題があるのか、あるいはYouTube側の設定に問題があるのか、あるいは映像の性質上やむを得ない圧縮によるアーティファクトなのか、切り分ける必要があると思います。
「テロップだけ」画質が悪いとのことですが、自然画と比べ輪郭がくっきりしているテロップ類は少しの劣化でも気が付きやすい面がありますため、もしかすると画面全体もやや劣化している可能性もあり得ることだと思います。
とくに1枚目は芝生のような複雑な(圧縮による劣化が出やすい)素材のように見受けられますので、条件としては厳しいものかもしれません。
というわけで、まずはテレビのYouTubeアプリにて「YouTubeの再生画面の解像度」が最大のものに設定されているかご確認いただくといかがでしょうか。
動画の画質を変更する - Android - YouTube ヘルプ
その結果次第でもあるのですが、
>書き出しも間違っていないと思うのですが…
とお書きいただいているので、実際に問題は無いかもしれないのですが、念のため書き出し設定の画面のスクリーンショットを貼っていただけますと、原因究明しやすくなるかと思います。
書き出し画面の例です。とくに赤下線を引いた部分が見えるように貼っていただければと思います。
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Ckun様
返信ありがとうございます。
色々をアドバイスを元に試行錯誤をしてみました。
結果Ckun様がおっしゃる通り、私が撮影した動画(iPhone15 ・HDRオフ・1080p HD/60fpsの設定)の質が悪く
起こっていることなのかもしれません…。
他の方が作ったシーケンス素材で書き出してみてたら問題ありませんでした。
そのシーケンス素材の中のテキスト素材を私の動画にのせてみたところ、
やはりぼやけにじみが発生していました。
これは私の動画の素材が悪いとテキストも同じようになってしまうという認識でよいでしょうか。
実際同じ動画の中で屋内でほぼ静止動画の時は、それほどぼやけやにじみを感じないように思います。
動画自体の素材が悪いものにならないようにするしかないということでしょうか。
現在iPhone15で撮影のみなのですが、ビデオ撮影設定を調べてみます。
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設定やご検証頂いた内容のご返信、ありがとうございました。
まず先に書き出しの設定につきましては、設定画面を拝見する限り問題は無いように思います。
1080p 59.94fpsなので、お手元での視聴用の場合にはもっと高いビットレート(35Mbpsや50Mbpsなど)が良いかなとは思いますが、YouTubeの場合には推奨が12Mbpsなので、16Mbpsで概ね問題はないと思います。
ご参考URL: YouTube にアップロードする動画におすすめのエンコード設定
もし余裕がございましたら、ビットレートを50Mbps程度にして書き出してYouTubeにアップしていただきますと、書き出し時の劣化は軽減されます。しかしながら、結局はYouTube側で大幅に圧縮されますので、画質の改善はあまりみられないかもしれません。
>他の方が作ったシーケンス素材で書き出してみてたら問題ありませんでした。
--中略--
>これは私の動画の素材が悪いとテキストも同じようになってしまうという認識でよいでしょうか。
>実際同じ動画の中で屋内でほぼ静止動画の時は、それほどぼやけやにじみを感じないように思います。
こちらにつきましては、概ねその通りではあるのですが、この場合「動画の素材が悪い」というわけではございません。文字をのせている背景の動画の複雑さ(専門用語でエントロピーと呼びます)が大きいと、圧縮による劣化が目立ちやすくなるという理屈です。
非圧縮の1920×1080 59.94fps (RGB 8bit) の動画のビットレートは約3,000Mbpsにもなるので、16Mbpsへの書き出しですと約1/200もの圧縮が行われることになります。
シンプルな映像、例えば
>実際同じ動画の中で屋内でほぼ静止動画の時は、
このようなケースでは、映像のフレーム間の差が少ないので差分の情報も少なくなり、効率的に圧縮ができるため、大幅な圧縮でも画質の劣化は控えめになります。
一方、最初に添付していただいた画像は芝の上でテニスかバドミントンなどのスポーツをしている動きのある映像だと思います。細かい芝や動きのある映像は相関が少なく、捨てざるを得ない情報が多くなるので、画質の劣化が大きくなるという理屈です。
劣化の度合いが大きい場合でも、動いている物の映像はその劣化が視覚的には目立ちにくいものです。
ところが、その動画の上にのっているテロップは静止しているので、少しの劣化でも人間の目ではっきり認識できてしまうので、結果的に「テロップの画質が悪い」という印象に繋がったものかと思います。
これはもう仕方がないことでして、どんなに良いカメラや機材を使って綺麗な映像で撮影したとしても、その内容が複雑な絵柄・動きであれば避けられないものです。
(スマホやアクションカムなど絞りやNDフィルターが無いカメラの場合、明るい環境ではモーションブラーが極めて少なくなり、もともとパンフォーカスに近く高精細なことも災いし、適切なモーションブラーのある映像と比べて圧縮効率が下がるといったことはございます。)
ですので、基本的には「あまり気にしない」というのが、解決策と申しますか落とし所になるのではないかなと思います。
ちなみに、地上波デジタル放送もかなり圧縮されたMPEG2なので、演出的にフィルムノイズのようなものを加えた映像や、紙吹雪が舞うシーンの上に載せたテロップがとても汚くなる瞬間が見られると思います。
これも特に対処法なは無いので、諦めている(多くの視聴者さんは気にしていない?)のが現状かと思います。
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Ckun様
再度のご返信ありがとうございます。
とても丁寧にたくさんのアドバイスをいただき、大変納得いたしました。
気にしだしてから、他Yotubeを気にしてみていると、同じ現象の動画も多々ありました。
基本的には「あまり気にしない」ということ、それに尽きるということですね。
そして色々設定方法を模索している中で、もし教えていただけるならなのですが、
編集中画面で「シーケンス」→「シーケンス設定」と進み出てくる設定画面内でですが、
下部に□最大ビット数・□最高レンダリング品質・□リニアカラーで合成(GPUのアクセラレーションまたはレンダリング品質の最大化が必要)の3つの項目があるのですが、こちらはどちらかにチェックを入れるべきでしょうか?
色々触っているうちに、初期設定がどうだったのかわからなくなりまして…
こちらも特に書き出しに関係することではない設定でしょうか?
お手すきの際にご返信いただけたら幸いです。
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>編集中画面で「シーケンス」→「シーケンス設定」と進み出てくる設定画面内でですが、
下部に□最大ビット数・□最高レンダリング品質・□リニアカラーで合成(GPUのアクセラレーションまたはレンダリング品質の最大化が必要)の3つの項目があるのですが、こちらはどちらかにチェックを入れるべきでしょうか?
こちらのご質問につきましては、きちんと回答しますと大変濃い内容になってしまいますので、ひとまず詳細は下記リンク先をご紹介するに留めておこうと思います。
The Ultimate Guide to Premiere Pro's Render Quality Settings
一応、公式のページへのリンクも貼っておきます。
Premiere Proのデフォルトでは、「リニアカラーで合成」のみにチェックが入っているかと思います。
(シーケンスのカラースペースがRec.709の場合。)
特別な意図がございませんでしたら、初期設定のままお使いいただいて大丈夫かと思いますが、長くノンリニア編集を行なっている方々の中には、「リニアカラーで合成」をOFFにして使うことをデフォルトとしている方もいらっしゃいます(私も、オフにして使うことが多いです)。
これは、テロップのシャドウのような半透明の部分など、合成部分の見え方に影響する設定でして、リニアカラーの方が自然な合成結果になります(異なる色の合成部分がくすむなどの現象が起きない)。
一方で、従来の非直線(ガンマカーブがかかった状態)の合成に慣れていたり、他のアプリでの合成結果と合わせる、クロスディゾルブをクリップ単体で使うといった場合にはOFFにした方が使いやすい面があります。
また、シーケンスのプレビューレンダリングで最終的な画質を確認するためには、「□最大ビット数・□最高レンダリング品質」にチェックを入れておく必要があるので、私は両方ともONにしています。
ちなみに、書き出しの際には書き出し設定の内容も大事になります。私の場合は、GPUレンダラーを使用する場合には無関係になることもあるのですが「最高レンダリング品質」は常にONにし、「最大深度に合わせてレンダリング」も常にONにしています。
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Ckun様
今回も返信いただき、ありがとうございます。
とても丁寧に回答いただき、今後の参考になりました。
一旦は初期設定に戻して作成していこうと思います。
この度は1人で解決ができなかった悩みに寄り添っていただき、本当に感謝しています。
訳がわからず使っていることが多いので、今後も勉強しながら動画制作をしていきたいと思います。
ありがとうございました。