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ミュージックビデオの適正な音量は何dbくらいでしょうか?
特に「適正」というものはないのですが、多くの場合はレコード会社から支給される音源のレベルそのまま(いわゆる「フルビット」と呼ばれる状態)で使っているのではないかと思います。
(完成原版がビデオテープ(HDCAMやSR)だった時代には、フルビットのレベルと0VU=-20dBFSという基準に沿った低めのレベルを別チャンネルに収録する習慣もありました。)
厳密には、Fs44.1kHzで支給される「フルビット」の音楽素材を、動画標準のFs48kHzに変換する際にトゥルーピーク値が0dBFSを超えるケースもあるのですが、そこはあまり重要視されていないことが多いように思います。
(私は仕事柄、放送用にミュージックビデオ素材を「受け取る側」の方が多いです。)
様々な用途を考えますと、個人的にはトゥルーピーク値が-1dBTP程度になるよう少しレベルを下げてあげた方が良いのではないかなとは思っております。
ちなみに、MVをYouTubeにアップする場合、フルビットで制作していても自動的にYouTubeの基準となるラウドネス値にレベルが下げられます。
また、放送用にテレビ局に渡した場合は、局側
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特に「適正」というものはないのですが、多くの場合はレコード会社から支給される音源のレベルそのまま(いわゆる「フルビット」と呼ばれる状態)で使っているのではないかと思います。
(完成原版がビデオテープ(HDCAMやSR)だった時代には、フルビットのレベルと0VU=-20dBFSという基準に沿った低めのレベルを別チャンネルに収録する習慣もありました。)
厳密には、Fs44.1kHzで支給される「フルビット」の音楽素材を、動画標準のFs48kHzに変換する際にトゥルーピーク値が0dBFSを超えるケースもあるのですが、そこはあまり重要視されていないことが多いように思います。
(私は仕事柄、放送用にミュージックビデオ素材を「受け取る側」の方が多いです。)
様々な用途を考えますと、個人的にはトゥルーピーク値が-1dBTP程度になるよう少しレベルを下げてあげた方が良いのではないかなとは思っております。
ちなみに、MVをYouTubeにアップする場合、フルビットで制作していても自動的にYouTubeの基準となるラウドネス値にレベルが下げられます。
また、放送用にテレビ局に渡した場合は、局側(もしくはポスプロ)で放送用レベルに編集時に調整しますので、納品先から特に指定がなければ、基本的にはフルビットで問題ないと思います。