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書き出し時にQT Gamma Compensation.cubeを選択すると動画が表示されなくなる

Community Beginner ,
Jan 26, 2021 Jan 26, 2021

ガンマバグに対応するために「ディスプレイのカラーマネジメント」と書き出しのエフェクトタブ「Lumetri look/LUT」への「QT Gamma Compensation.cube」を行ったのですが、件名にある通り、出力モニター、出力後の動画どちらも動画が真っ黒になってしまいます。

最近PCをMac Book Pro M1に移行したのですが、移行後に上記の状態になってしまいました。
調べても情報が出て来ず、前のPCでは正常に書き出せたのですが、何が原因なのでしょうか?
お手数をおかけしますが、ご教授いただけませんでしょうか。

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Community Expert , Jan 26, 2021 Jan 26, 2021

米国のコミュニティーで、ユーザーが作成したM1 Mac用のファイルがダウンロードできるようになっています。
https://community.adobe.com/t5/premiere-pro/quot-why-does-my-footage-look-darker-in-premiere-quot-color-q-amp-a/td-p/4788414?profile.language=en&page=8

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Community Expert ,
Jan 26, 2021 Jan 26, 2021

Mac環境のガンマ・色域について出力時のLUTで修正というのは個人的には少々モヤっとするのですが(仮にこの手の方法を使うならば編集作業中のみ調整レイヤーで逆補正かけて見る方が信号のロスが少ないわけで……)、それはさておき単純にLUTに不具合が起きている可能性もあるように思います。

 

あいにく私はM1 Macを持っていないので、M1環境でのPremiere Proの動作については全くわからないのですが、例えばレンダラーをソフトウェア処理にしていただくといかがでしょうか(カラーマネージメントが利かなくなるかもしれませんが……)

 

また、お使いのPremiere Proのバージョン(通常のリリース版か、M1ネイティブ対応のベータ版かなど)はどちらをお使いでしょうか。

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Community Beginner ,
Jan 26, 2021 Jan 26, 2021

コメントをありがとうございます。

出力時のLUTでの修正についてのご意見はごもっともだと思います。
(この質問の解決よりも、その方法への移行を優先した方が良さそうだと感じました。)

LUTの不具合については、正常に動いていた時から何もいじっていません。
また、レンダラーをソフトウェア処理にした場合は書き出し時のLUTは正常なのですが、仰る通りカラーマネジメントが利かなくなりました。

Premiere Proのバージョンは14.8で通常のリリース版です。

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Community Expert ,
Jan 26, 2021 Jan 26, 2021

米国のコミュニティーで、ユーザーが作成したM1 Mac用のファイルがダウンロードできるようになっています。
https://community.adobe.com/t5/premiere-pro/quot-why-does-my-footage-look-darker-in-premiere-quot-co...

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Community Beginner ,
Jan 27, 2021 Jan 27, 2021

コメントいただきありがとうございます。

リンクからダウンロードしたものを使用したところ、正常に動作しました。
従来のものとM1 Macとの相違点について、これから少しずつ理解していければなと思います。

ご意見、情報共有ありがとうございました。

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エクスプローラー ,
Feb 25, 2021 Feb 25, 2021

当方M1 Macではないのですが、配信用の動画の編集をしていて、書き出し時にこの問題に当たりました。

当方はMac Pro 2009(のCPUを置換して2012相当)上で、Premiere Pro 2020 (14.9)を使用しておりますが、同じく以前のLUTが使えなくなっていました。こちらでMukaidaさんが紹介された物で、使えております。

念の為、付加情報まで。

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Community Expert ,
Feb 25, 2021 Feb 25, 2021

t0moriさんへ

 

便乗質問で、しかも本題と関係が無く恐縮なのですが、配信用動画の書き出してこのガンマ補正LUTをお使いになる場合、Mac環境での視聴者用とそのほかの環境用等、別々に公開なさっていらっしゃるのでしょうか。

 

私自身はこのガンマの問題については理解しているつもりなのですが(BT.709とBT.1886の組み合わせではシステムガンマ1.2となり、今風に書くとOOTFは1.2乗のべき関数に近似する必要があるのに、macOSのカラーマネージメントはシステムガンマ1.0で表示する。ちなみに多くのWindows環境はsRGBに準じたガンマ2.2相当の表示で、システムガンマ1.1相当での表示になるが、明るい環境ならば支障がないレベルである。といった感じです。)、このLUTを使って書き出したファイルを、Windowsやネット動画を見ることができるテレビで表示すると、逆に低~中間調が暗くなってコントラストが少しきつめに表示されると思うのです。

 

ですので、Mac以外で視聴される可能性のある映像をこのLUTを用いて書き出すのは得策ではないと思うのですが、なかなかこの疑問に対する答えが見つからず、いつも???となってしまっておりました。

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エクスプローラー ,
Feb 25, 2021 Feb 25, 2021

Ckunさま


実は私、今日始めてこの問題を認識した次第でして……。普段は放送用素材を扱っていて、オフラインでしかPremiereを使わないので気にしていなかった(オンライン編集は編集室でフィニッシュする)のですが、今回クライアントからのオーダーで、ショート物を配信用に納品して欲しい、と言う話で手元作業でやっていて気付いた次第です。

当方では、ガンマ2.2設定のVLCとiPhoneのYouTubeアプリ、それとMacからの出力での液晶TVでしか確認出来ていないのですが、確かに色がやや濃くコントラストが強い印象があるものの、今日扱っている素材(かなり淡い色合いの物)に限って言えば、QuickTime、Safari、Chrome等のガンマ1.9環境で全体に浅い色合いになるよりは、ガンマ2.2でやや濃く表示された方がましという印象でして。

この問題を認識するにあたり、こちら↓のページを読んだ事も、印象を左右しているかも知れません。
https://indieemotion.com/gamma-shift/https://indieemotion.com/gamma-shift/

ただ、確かにおっしゃる事はごもっともでして、本来再生環境に左右されて、本来と違うものを提供するというのは、本末転倒、バッドノウハウだと思います。私自身もすっきりはしません。
クライアントには双方の違いを説明して、両方の素材を提供するつもりですので、最終的な判断は委ねる事になりますが。

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エクスプローラー ,
Feb 25, 2021 Feb 25, 2021

Ckunさま

 

肝心な質問に対してお答えしていませんでした。

別々に公開するか否か、と言う事ですが、上記のような事情でして、私自身はこの状態での公開をした事がありません。今日、テストでYouTubeに非公開でアップして、確認したくらいです。

クライアントの判断もあろうかと思いますが、別々な公開はせず、どちらか片方になるかと思います。

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Community Expert ,
Feb 25, 2021 Feb 25, 2021

詳細な情報ありがとうございました。

 

放送用の制作環境ですと、演出的に色を転ばす作品では、ネット配信との兼ね合いを考えた時に、日本の放送基準が色温度D93という大変悩ましい問題もあるのですが(私はポスプロ勤務なので通常D93 γ2.4で作業しています)、それはさておきガンマに限って申しますと、そのLUTの使用には注意が必要だと思います。

 

きちんと計測していませんが、このLUTはγ1.2のOOTFに相当すると思いますので、Windows環境(sRGB)や家庭用テレビでγ2.2で表示した際に、γ2.6相当の表示になると思います。

 

リンク先を拝見しましたが、誤解があるかMac以外のWindowsやテレビ(YouTube再生機能内蔵のものや、ゲーム機経由など)での再生を除外して記述しているように思えます。

 

なお、Macのグラフィック出力をテレビなどに繋ぐ場合にもカラーマネージメントが働いております。

ですので、基本的にはMacに繋いだテレビもMacに繋いだパソコンディスプレイも同じ色で表示されるはずでして、仮にガンマ2.2の家庭用テレビを繋いでも、Macのカラーマネージメントが正しく働くと、BT.709の映像はガンマ1.96相当(システムガンマ1.0相当)で表示されます。

しかし、このカラーマネージメントが正しく機能していないケースも結構ありますため、結果的にほぼ正しい色・ガンマで表示されたり(SONYのBRAVIAで確認)、ちょっとだけずれていたり(国内メーカーの家庭用テレビで確認)と、なかなかややこしいことになります。

もちろん、表示装置側の性能差による色の違いも結構多いです。

 

VLCはカラーマネージメントを経由しないはずなので(数年前の知識なので最新版については未確認ですが)、表示結果はモニターの素性によると思います。

 

可能であれば、Windows環境やYouTube視聴機能内蔵のテレビなどでご確認いただくと状況がつかみやすいのではないかと思います。私が確認した限りでは、SONYのテレビとBDプレーヤー、PanasonicのBDレコーダーのYouTube再生機能は、ほぼ正確な信号で表示されました。

 

ちなみに、よく言われる放送制作用のモニターはγ2.4というのは、暗い場所でのモニター向けでして、明るい環境ではγ2.2くらいが適当です。家庭用のテレビも、画質設定が一般的なリビングに適したモードになっているとガンマは2.2程度になっているかもしれないという点にも注意が必要かと思います。

 

最終的に、多くの視聴者の環境で見た目がOKであれば良いと思うのですが、ここ半年くらいガンマに関する誤解が増えてきているように思いましたので、今回思い切ってこのLUTを使用している方の状況を知りたくお尋ねした次第でした。

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エクスプローラー ,
Feb 26, 2021 Feb 26, 2021
最新

Ckunさま

 

ご報告が遅れましたが、あの後Windows環境でも確認してスタッフとも相談し、結局LUTは充てずに書き出して納品しました。

 

貴重なアドバイスをありがとうございました。

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Community Expert ,
Jan 27, 2021 Jan 27, 2021

LUTの件については、Mukaidaさんのご返信の通りM1でエラーが出ない3D LUTを作ってくださった方がいるようなので、解決できますね。

 

元々の「ガンマバグ」に関しては、バグと言っていいものなのかも少々疑問にも思うわけですが、なぜその変換が必要なのかという点を十分にご理解いただいてましたら、出力時にLUTをあてることで問題が解決しているのでしたら無理に方法を変える必要はないとは思います。

 

以下は完全に余談ですが、ざっくり書いてみます。

 

通常のHD映像(Rec.709)のカメラ側のガンマは、やや複雑なものの(立ち上がりが1で一定以上は0.45)0.5に近似されますので、ディスプレイ側のガンマを2.0とするとトータルガンマが1.0になります。

※ちなみに一昔前のテレビでは、カメラガンマ0.45、モニターガンマ2.2で、トータルガンマが約1.0と言われていました。もっとも、実際のブラウン管テレビのガンマ値は2.2より高かったともいわれていますので、実際にはトータルガンマ1.1~1.2位で見ていたのかもしれません。

 

しかしながら、実際にはトータルガンマは1.0が最良かと言えばそうではなく、ちょっと暗部が締まっていた方が見栄えが良く、視聴環境の周囲の明るさにもよって最適とされるトータルガンマは異なります。

 

一般家庭や事務所くらいの明るさ(普通にテレビを見るような環境ですね)ではトータルガンマ1.1くらい、暗い編集スタジオでは1.2くらいの、少し中間調が下がったいわゆる「締まった映像」の方が好ましいといわれています。

明るい場所で見るテレビと暗い場所で見るテレビでは見え方が変わるので当然のことではありますが、意外と見落としがちなポイントです。

 

ここで、よく出てくる「Rec.709の映像を扱うBT.1886ではガンマ2.4」という部分なのですが、カメラガンマ0.5、モニターガンマ2.4はトータルガンマ1.2、すなわちこれは暗い編集スタジオ向けの規格です。

明るい視聴環境でしたら、モニターガンマ2.2としてトータルガンマ1.1が適しているということになります。

 

といったことを踏まえますと、カラーグレーディングを行うような暗いスタジオではなく、明るい環境で編集作業をしているならば、BT.1886に沿ったガンマ2.4で表示させると少しトータルガンマが高すぎで、sRGBのガンマ2.2で表示させて大丈夫、ということにもなります。

 

多くのパソコン視聴環境はsRGBのガンマ2.2だと思いますので(実際には相当ばらついていると思いますが)、Rec.709ガンマ2.4で色調整したものをYouTubeに公開してガンマ2.2で見られたら意図通りに伝わらない、というニュアンスのことも言われたりしますが、暗いスタジオでBT1886に沿ったガンマ2.4で色調整したものを、視聴者の方が明るい環境でガンマ2.2で視聴することは、じつは大した問題ではないとも言えますね。

 

ざっくりしすぎた書き方なので、本職のカラリストの方が読まれたら怒られてしまうかもしれませんが、概ねこのようなイメージでとらえていただいて差し支えないように思います。

 

日本国内の映像制作では、このガンマの問題が些細なことと思われるくらいの大問題「なぜか(SDサイマル放送の互換などが主要因だと思いますが)色温度D93がHD映像でもテレビ放送の標準」というのがあるので、色のことだけに色々と頭の痛いことはありますね……。

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Community Beginner ,
Jan 27, 2021 Jan 27, 2021

私にも分かりやすいように記載いただきありがとうございます。
これで分かった気になってはいけないのでしょうが、大まかなイメージはできました。



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