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AEとPremiere Proで色が変わってしまいます。
AEにDPXを読み込み、MOV(Apple Prores 422 HQ ※数兆色)で書き出し、Premiereで開いたのですが、Premiereのプレビュー上でDPX(元データ)とAEで書き出したMOVを比較したときに色が変わってしまいました(MOVの方が赤っぽい)。
以下のような現象です。
・AE 2021(18.1.0):プレビュー上で変化なし(圧縮データなので解像感の違いは出る)
・PP 2021(15.1.0):プレビュー上で変化あり。DPXに比べ、movは赤みが増した。
PP 2021(15.1.0)の方で、レンダラー設定を変えると(ソフトウェア処理 > CUDA に変更)、プレビュー上での差異は無くなったのですが、この現象は他のアプリケーション(FinalCut Proやflame)などでも起こってしまう現象なのでしょうか?
改善策やお詳しい方いらっしゃいましたら、ご教授願います。
宜しくお願い致します。
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カラーマネージメントに関連することかと思うのですが、まず大原則として「正しい色は一つだけ」ということに尽きます。
色が変わってしまうということは、どれかが誤りだったり、すべてが誤りということもあり得ます。
ですので解決策としては、まずは素材の色域・ガンマ(この場合は)を把握したうえでカラーマネージメントがどのように働いているかを把握したうえで作業するということになるかと思います。
>PP 2021(15.1.0)の方で、レンダラー設定を変えると(ソフトウェア処理 > CUDA に変更)、プレビュー上での差異は無くなったのですが、
という点から、Premiere Proのカラーマネージメント設定が影響しているのではないかと思います。カラーマネージメントが正しく機能していて、メタデータも適切な場合には、レンダラーとしてGPU(今回の場合CUDA)を選択してカラーマネージメントが有効な状況が、ほぼ正しい表示になっているとみなせると思います。
(厳密には、ディスプレイの色域に制限される点や、諧調落ちが発生する可能性がある点には注意が必要です。)
あいにく私は普段の業務でDPXを扱わないのでDPXの扱いについては不慣れで、FCPXやflameについてもわかりませんが、DaVinci ResolveやEDIUSなどでも入力の色域・ガンマと出力の色域・ガンマを適切に設定しないと、意図しない色調の変化は発生します。
個人的には、Premiere Proももう少し入出力の色域・ガンマに対して柔軟に設定できるようになるとありがたいと思っています(そうすると初心者の方への敷居が高くもなってしまうので、悩ましいところではあります)。
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具体的な例もあった方が良いと思いましたので、Rec. BT. 709環境でDaVinci Resolve 17.2.2、After Effects 18.4.1、Premiere Pro 15.4.1の環境でテストしてみました。
素材は10bit4:2:2 YUV非圧縮のMOVで、DaVinci Resolveから10bit RGB フルレンジのDPX連番で書き出したものと、そのDPX連番をAfter EffectsにてProRes 422 HQで書き出したものを、元素材と共にPremiere Proに読み込んでワイプ(マスクを使用)で切って上下に並べてみました。
結果、問題になるような色味の変化はありませんでした(YUVからRGBフルレンジに変換したことによるPLUGEや高いレベルのUV値の消失などは除きます)。変化が無くワイプで切った個所が見えないので、あえて水平位置をずらして重ねた画像を添付してみます。
なお、この検証はあくまでも映像信号として誤った状態になっていないかを確認するものでして、カラーマネージメントを含めてパソコンのディスプレイ上の表示を目視して正しい表示になっているか否かという部分の検証ではございません。
映像の並び順はタイムラインの並びと同じく、下段が元素材のMOV、中段がDPX連番、上段がDPX連番をAfter EffectsでProRes 422 HQにて書き出したMOVです。
この検証はシンプルなものなので単純な結果になりますが、素材のカラースペース・ガンマによっては一筋縄ではゆかないことも多々あるのではないかと思います。
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Ckun 様
早速のご返信ありがとうございます。
また、検証までして頂き、とても参考になりました。
ご意見を参考に引き続き、AE/ PP間で検証をしてみたいと思います。
ありがとうございます。
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私が専門的ではないのとFCPやflameを使ったことがないので正確に答えられなくてすみませんが、
現象はあると思いますー。
DavinciだとPrでいうプログラムモニターの色域を変更できるので、それが正解だと思って作業していると他のソフトに持っていった時にびっくりすることがあります。
おそらくPrの選択している色域を通してみた際にMOVの色域がズレているのかと思います。
(Aeってそういやその辺りの変更箇所見当たらないですね、初期設定でGPUとかの設定使いにいっているのかな?)
実際に見られている色の正解は計測して何が正解と決めるかで変わるのでアドバイスはできないのですが、
Prだと下記の場所でカラーマネジメントの変更が可能です
ちなみに、私の環境ではこの項目の有効と無効で同じ赤でも下記の画像レベルで異なります。
あと、色域に関してですが、Premiere ProではなくDavinciとなり、時間も2時間近くありますが
下記動画で素材、タイムライン、表示カラーをすごくわかりやすく説明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=_LDrPTKnwyw&t=1643s
└1:33:30あたり
全編見ると、そもそものカラースペースのお話もされているので、Davinciを使っていなくても非常に勉強になります。
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本題から逸れてしまうのですが、お昼休みにUY320さんがご紹介してくださったリンク先の動画を拝見いたしました。無料公開なのに実作業の部分はなかなかの大サービスで公開されてますね。
技術的な部分では、色域やガンマについて入門編として人に説明するのは非常に困難なんだなぁと、改めて思った次第です。わかりやすくするためにあえてだと思うのですが、リニアとログなど、技術的には間違いにとらえられかねない表現で説明されていますね……。この動画をご覧になった方に、私がそのことを知らずに同じ内容を説明したら、相手は混乱してしまいそうです(笑)。
いろいろ、考えさせられました。
(昔、ある放送作家さんの言葉として『「制作者」と「視聴者」の間に川が流れているとして、同じ川の流れでも制作者側から見るのと視聴者側から見るとでは逆に見えるものなんだよ』という、分かるような分からないようなたとえ話を聞かされたのを思い出しました。)
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つい先日開催されたばかりのウェビナーだったんですが、ほんと有償レベルの内容かと思います。
自分も何度聞いてもガンマとリニアに関連する内容を正確に覚えられずですが、
(というか何が正解なのかわからなくなってきた)
どのような前提があるかだけでも知っておくと、認識していないのとしているのでは、対応力が全然異なるのかなぁと
Prは以前もBT.2020の色域が再現できていないとか、
使用方法は簡単な反面、専門的な事は外部ツールに依存しているなどもあるので、
どこに落ち着くのが良いのかは正直わからないです。
Prでシーケンス設定と同じ間隔で色域設定が出てきたら私なら「いぃやああぁあ!」ってなりますw
川については、「対岸から見ている」という前提がないと成り立たないんじゃ、、、
記録済みの映像だからどこから見ようが同じじゃないのかとも思えたりもするのですが、
言わんとされていることはすごくわかりますww
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ああああああああああ
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UY320 様
ご連絡ありがとうございます。
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親切に動画まで教えてくれてありがとうございます。
早速、参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
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UY320 様
ご返答ありがとうございます。
親切に動画まで教えてくれてありがとうございます。
早速、参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
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いえいえー、私も勉強中なので一緒にがんばりましょう!
あと、このフォーラムって投稿した後に削除も編集もできない仕様なので何度も投稿してしまっても気にすることないのでー!