FPSについて
59.94で撮影した素材を、
23.976のシーケンスで編集したいとき、
一度フッテージの変換(Intrepret Footage)で、
23.976に変更してからシーケンスに入れ速度を速めると、
画質劣化など伴いますでしょうか。
59.94のままシーケンスに読み込んでから、
スローモーションにしたい素材はシーケンス上で速度変換した方がよいのでしょうか。
恐れ入りますがご回答いただけますとうれしいです。
59.94で撮影した素材を、
23.976のシーケンスで編集したいとき、
一度フッテージの変換(Intrepret Footage)で、
23.976に変更してからシーケンスに入れ速度を速めると、
画質劣化など伴いますでしょうか。
59.94のままシーケンスに読み込んでから、
スローモーションにしたい素材はシーケンス上で速度変換した方がよいのでしょうか。
恐れ入りますがご回答いただけますとうれしいです。
私の書き方が少し曖昧だったことと、150kwさんのご返信内容も踏まえまして、誤解を招くといけませんので補足いたします。素材ファイルの音声トラックは使用しない前提です。補完法は特に記載がない限り「フレームサンプリング」です。
まずスローで使う例ですが、59.94fpsで撮影した素材を「フッテージを変換」で23.976fpsに指定し直してから23.976fpsのシーケンスに乗せた場合と、59.94fpsのままフッテージを変換せずに23.976fpsのタイムラインに乗せて40%のスローにした場合の結果は、全く変わりありません。
次に等速で使う例ですが、「フッテージを変換」で23.976fpsに指定し直して23.976fpsのタイムラインに乗せたうえで250%早送りした場合と、59.94fpsのままフッテージを変換せずに23.976fpsのタイムラインに乗せた場合を比較しても、全く同じです。
ですので、編集作業がやりやすい方法をお選びいただいて大丈夫です。
「フッテージを変換」で23.976fpsに指定することで映像の品質は低下しませんので、その点はご安心ください。あくまで、「素材の映像の各フレームを、毎秒何フレーム再生するのか」という情報を変えているだけです。
シンプルに一言「画質は変わらないのでどちらの方法でも良いですよ」と返信しても良かったのですが、不安を抱えたまま作業なさるよりもご自身の目でお確かめいただいた方が良いと思い、両方の方法をお試しいただくことをご提案いたしました。
唯一例外なのは、ProResコーデックのようなスマートレンダリング可能なコーデックで撮影された素材を、色調整などのエフェクトやリサイズなどを一切かけず、単純にフレームレート変更してスローにして全く同じコーデックのファイルとして書き出す場合です。
その場合は、フッテージを変換にて59.94fpsから23.976fpsに変換したうえで23.976fpsのシーケンスに貼りますと、再圧縮なしで(無劣化で)23.976fpsのProResコーデックのファイルを書き出せます。59.94fpsのまま23.976fpsのタイムラインに乗せて40%スローにしますと再圧縮されますので、わずかな劣化が生じます。
59.94fpsで撮影した素材を23.976fpsのシーケンスでノーマルの速度で再生する場合ですが、小数点のつくフレームは存在しないので、2.5フレームのうち1.5フレームが間引かれるのではなく、1フレーム飛ばして2フレーム飛ばして1フレーム飛ばして2フレーム飛ばして……という繰り返しをします。
(余談ですが、小数点のつくフレームを「予測」で作り出すのが「オプチカルフロー」という補完方法です。)
具体的に書きますと、59.94fpsの素材のフレームを1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15……とフレームの番号で表した場合、23.976fpsのタイムラインに載せると1,3,6,8,11,13,……という並びで再生されます。つまり2と4,5と7と9,10,と12が捨てられてます。1枚、2枚、1枚、2枚と規則的にフレームを捨てることで、2/5のフレーム数に削減しているわけです。
以下は余談です。作品に求められるクオリティのレベルが高い場合には避けて通れない問題なのですが、そこまでのクオリティを求めない場合にはあまり気にしなくても大丈夫です。
59.94fpsから29.97fpsへの変換は、整数倍のフレームレート同士の変換なので後述するシャッター角の問題を除けばジャダー(動きがぎこちない状態)が発生せず正確に変換できるのですが、59.94fpsから23.976fpsへの変換は、整数倍ではないので原理的には若干のジャダーが生じます。
23.976fpsで等速で使いつつ所々スローにする場合には、理想的には47.95fpsや71.88fpsなど整数倍のフレームレートで撮影できると良いです。
フレームレートと速度の組み合わせによっては、スレームを捨てる頻度がまばらになってジャダーが酷くなります。そのような場合、フレームブレンドを用いると幾分動きのぎこちなさは軽減されますが、1コマ1コマの画像が隣接コマとブレンドされてボヤけてしまいます。オプチカルフロー(結果を見るにはレンダリング必須です)を使うと動きが滑らかで1コマ1コマの画像もシャープなのですが、画像の解析がうまくゆかないと酷く映像が歪むなどの副作用が出ます。
さらに、撮影時のシャッター角のことも考えると、高フレームレートから低フレームレートに変換すると、結果的にシャッター角が狭くなったことと同等になりモーションブラーが少なすぎることで動きのパラパラ感が出てきます。演出上それが好ましい方向に働く場合もありますが、そうではない場合はフレームブレンドの副作用を逆に利用してモーションブラーがわりにしたり、別途プラグインでモーションブラーを足したりといった工夫がされることもあります。
更に更に、Premiere Proのプログラムモニターの表示は、パソコンのディスプレイ表示のリフレッシュレートの兼ね合いで、そもそもフレームレートの変換が発生した状態での表示になっています。根本的な問題として、パソコンモニター上では動きの滑らかさについて正確なモニタリングができていないことにも注意が必要です。
(ブラックマジックやAJAのビデオ出力ボードを用いてビデオモニターに出力し、正確なフレームレートで見ないと判断ができないのです。)
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