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VR回転(球)も、VR投影法は、
両方どちらも適用したレイヤーを任意の方向に
回転させられるエフェクトだと思います。
この場合、二つはどう使い分ければ良いでしょうか?
ちなみに、私は360°カメラで撮影した映像をカットして繋げて、テキスト(+VR平面として投影を適用済み)を載せて、VLOGを作る用途で普段使用しております。
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両方に共通する「パン・チルト・ロール」に関しては、おっしゃる通り同じ動作をするものです。
【2025/8/30追記・修正】
安易に「同じ動作」と書いてしまいましたが、Mukaidaさんのご返信の通りチルトとパンを併用するなど同じ設定値でも順番が異なり差異が生じますので、「同じ動作」と記述した部分を訂正して取り消し線を入れました。
しかしながら、「VR投影法」の方は、サイズや形式が異なる360度素材の調整のついでに「パン・チルト・ロール」がついているという感じに捉えていただくとよいのではないかなと思います。
シーケンスと素材のフレームサイズ・形式が一致している場合に、「パン・チルト・ロール」を調整したいだけの場合には、「VR回転(球)」をお使いいただく流れかと思いますが、どちらをお使い頂いても良いようにも思います。
VR投影法については、アドビの公式サイト内に説明動画がありまして、文字で説明するよりはるかにわかりやすいと思いますのでリンクを貼っておきます。
【2025/8/30 14:30 追記】
上記返信内容は位置の調整を前提にしておりましたが、キーフレームをつけてぐるぐる回転させ続けるといった場合には、「VR投影法」の「パン・チルト・ロール」は設定できる数値の範囲が狭いので適しておらず、何回転もできる(といっても無限ではないですが)「VR回転(球)」の方が適していると言えそうです。
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VR回転(球)は、VRグラスなどの機器を使った時の視点になっています。
HDシーケンスにパノラマ画像を配置して、エフェクトを適用するとパノラマ画像は球体(立方体)に変形されて、通常のカメラで撮影した時の画角で切り取られて表示されます。
球体の中心に通常のカメラを配置して撮影している様な状態になるので、好みの視点にキーフレームを追加してアニメーションにできます。
例えば、シーケンスの解像度を変えれば、様々な画角のカメラでどの範囲が映るかをシミュレーションするのにも使えます。
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先の動画(Premiere)について補足になりますが、
VR機能は、3D機能を使っているので下記の現象が発生します。
VR投影法とVR回転でチルトを調整してパンした時に挙動が変わっているのは、軸の数によるものと思います。
VR投影法は1軸(表現が間違っているかもしれません)のため、斜めに回転しています。
VR回転は、パンを独立させて2軸にしているので水平に回転させることができています。
パンを独立した軸にするということをAfter Effectsを使った動画を添付しています。
カメラレイヤーを別レイヤー(ヌル)の子に設定して、Y回転は別レイヤーで回転させてX回転をカメラレイヤーで回転させると水平に回転しますが、カメラだけで二方向の回転をすると斜めに回転してしまいます。