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表題の通りいつのバージョンになってもXDCAM MXFファイルを読み込むと「フレームの取得エラー」が出ます!先日アドビサポートでこのことについて問い合わせたら、アメリカ本社の開発陣もこのエラーのことは分かっているということだったので「必ず早急に直して!」と伝えたのですが、いつまでたっても直りません。こんなエラーが出ていたらいつまでたっても放送用編集アプリとして使用できません。
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大変お困りの状況かと思うのですが、バグの修正についてこのフォーラムでご期待に沿える返信を得るのは難しいのではないかと思います。
私自身も一ユーザーに過ぎませんのでご期待に沿える返信はできませんが、とても気になる事象なので返信してみます。
おっしゃる通り、XDCAM 50Mをまともに扱えないと、日本国内の放送系の制作ではまるで使えないことになってしまうのですが、少なくとも私が見聞きする範囲では致命的な問題が発生しているという話は入ってきておりません。
もっとも、私が住んでいる地域の放送局周りは他社製の編集ソフトを使用しているところが多いので、単純に私が知らないだけかもしれません……。
個別にAdobeにお問い合わせいただいて、開発陣は把握済みとの回答だったそうですが、公開されている情報には掲載されていないので、どの程度進捗しているのか気になるところですね。症状が出ている環境があるということを把握しているだけで原因究明に至っていないのか、もう修正のめどがついているのかなどつまびらかにすることは他社も含めてあまりないことだと思うのですが、表に出ている情報がゼロというのはやはり不安だと思います。
すべての環境で発生するのか、特定のハードウェア・ソフトウェアの組み合わせでのみ発生するのかという点も大変気になります。
Premiere Pro における既知の問題 (https://helpx.adobe.com/)
最低限、全ての環境で発生するのか否かでも確認できればと思い、Windows 10 Pro 21H1上のPremiere Pro 22.5.0にて、SONY PDW-850で収録したXDCAM 50M(59.94i)の素材で検証してみました。
素材は複数のクリップで計80分程度で、PDから外付けSSDにフォルダ構造そのまま(PROAVは除外して)コピーしたもので、ウィルス対策ソフトはウィルスバスタークラウドを使用しています。
キャッシュファイルは、キャッシュ専用に用意しているNVMe SSDに保存しており、一旦全削除したうえでテストしています。
10分程度カット編集したりタイムライン上で早送り・早戻ししたりしても、特にエラーが出ることなく動作しております。しかしながら、Lumetriカラーでホワイトバランスのパラメータをマウス操作で変更しようとすると画像サイズが少し拡大されたり違うシーンの映像が表示されるという現象がでました。
シーケンス設定を変えたりしているうちにその症状が出なくなったので深追いはしていませんが、これも少々気になる点ではあります。
私自身はPremiere Pro は15.Xの方をメインで使っているのでしっかり検証しておりませんでしたが、22.4で発生していた「コマ戻し」の不具合は22.5.0では発生しないようですね。
というわけで、短い時間の検証では症状が再現できなかったのですが、もし差し支えございませんでしたら、向学のため「フレームの取得エラー」がどのようなタイミングでどの程度の頻度で発生するものなのかお教えいただけましたら幸いです。
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CkunさんResありがとうございます。「フレーム取得のエラー」が出る時はほぼ毎回シーケンスのファーストカットで出ます(エラーが出た部分は黒になります、再生できません)。奇妙なことに2カット目以降では出たためしがありません。特によくそのエラーが出る素材は、Premiereに読み込んでMXFに書き出した素材をまたPremiereに読み込んだものでよく出ます。
スクリーンショットとシーケンス設定、そのファイルのプロパティの画像を添付しておきます。
22.4で発生していた「コマ戻し」の不具合はサポートに電話でお願いしたら直っていました。
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すみませんスクリーンショットが添付できていませんでした
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詳細な情報とスクリーンショットをありがとうございました。
検証のポイントとしては、
・ほぼ毎回、シーケンスのファーストカットでエラーとなる
・パソコン内蔵ストレージを使用(Dドライブということから推測)
・Premiere Proから書き出したMXFで多発する
というあたりのように思いました。
私自身も、Premiere Proから書き出したMXFを再びPremiere Proに読み込んで再生することは多々あるのですが、特に問題が起きたことはありませんでした。
今回の問題と関係があるか否かはわかりませんが、私がPremiere ProからXDCAM用のMXFを書き出しする際には、「固定GOP長を強制」にチェックを入れております。
(ほぼ関係ないと思いますが、「最大深度に合わせてレンダリング」と「最高レンダリング品質」にもチェックを入れており、デフォルトのプリセットでは使用しておりません。)
Adobeの開発陣がどの程度確認しているのかという点が一番気になるところで、既に解決に向かっている場合には無駄な労力になってしまうかもしれないのですが、私も可能な範囲で症状が出るパターンを探ってみたいと思います。
ちなみに、以前のご投稿などから、この症状は2022版だけではなく、2021版やそれ以前のバージョンでも発生していたかと思うのですが、そのような認識で合っていますでしょうか。
私は未だ2021版(15.X)をメインで使用しているので、実務の合間に2021版で検証を進めようと思っております。
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Ckunさま Resありがとうございます。自分もAdobeの用意しているプリセットは書き出し、シーケンス設定ともにデフォルトでは使いづらいので自分で変更してプリセットを作成しています。ただ書き出しで「固定GOP長を強制」は入れておりませんでしたので、こちらをonにしてしばらく様子を見てみたいと思います。
発生する現象は、おそらくですが2020版でも出たと思います。
わざわざ検証していただいてありがとうございます。
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しばらく時間が経過いたしましたが、残念ながら今のところ私の手元の環境では同様の問題を再現することができておらず、毎回問題無く読み込みができてしまいます。
検証時の書き出しは、Premiere Proにデフォルトで入っている「XDCAM HD 50 NTSC 60i」を使用しています。ファイル名はTEST0001.mxfといった英数字の組み合わせで、数分から長いもので15分ほどの尺でチェックしております。
今後も空いたタイミングで検証はしてゆくつもりですが、もし素材のファイル名や尺など、なにか問題が起きるものに共通していそうな事柄があればお教えいただけましたら、それに近い状況で試してみようと思います。
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Ckun様
引き続きの検証、ありがとうございます。
そうですか、そちらの環境では現象がでませんか・・・
自分の環境では相変わらずダメですね。ちなみにファイル名は「0630-1_メインカメラ.mxf」、
尺は15分ほどです。やはり現象がでるものはMXFのみで、MP4とかのファイルでは一切出ませんね。
その現象が出たら、数フレームカットすると一度は直るのですが、しばらくするとまたその現象が出てしまいます。はやく修正してほしいですね。グラボはGforce RTX2070 with MaxQで最新のドライバーを入れています。
ちなみにMXFを書き出しする際の「固定GOP長を強制」にチェックを入れてもダメでした。
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できるだけTAROJIROさんがお書きいただいた状況に近い形で検証してみたのですが、やはりこちらの環境では症状が出ません。
これまではPremiere Pro 15.4.5を主に使っており、NVIDIAのドライバも旧版を使用しておりましたので、今回はPremiere Pro 22.5.0を用い、NVIDOAのドライバも現時点での最新版に更新して試しました。
===
OS: Windows 10 Pro 21H1
CPU: i9-10980XE
RAM: 64.0 GB
GPU: GTX1080 (2022/6/29公開のSTUDIO ドライバー 516.59)
Video OUT:DeckLink 4K Extreme 12G (Ver. 12.3.1)
Premiere Pro 2022 (22.5.0)
===
書き出し設定
15分前後の素材を10本書き出しました。うち3本はPremiere Proから直接書き出し、残り7本はMedia Encoderにキューを送って書き出しました。
検証中の様子
Premiere Pro 22.5.0で書き出したMXF以外にも、カメラ(SONY PDW-850)で収録したものや他社製ノンリニア(EDIUS 9)で書き出したものでも試しているのですが、特に問題無く、普通に編集作業ができる状況です。
そのようなわけで、少なくとも上記の私の手元の環境に限って申しますと、全く問題無し、としか言えない状況です。
(一番最初の返信にも書きました通り、Lumetriカラーエフェクトで数値を調整中だけ全然違う映像が表示されるという症状は今回も出たのですが、Mercury TransmitをOFF/ONしたら直ったので、外部出力の問題かもしれないです。)
あとは完全に推測になってしまいますが、例えばセキュリティ系のソフトが脅威のスキャンのために一時的にMXFのアクセスを制限しているといったような、Premiere Pro以外の部分の検証も必要になってくるようにも思います。
(mp4やmovは一般的に動画ファイルとして認識されていますが、MXFは民生向けには一般的な形式ではないので、セキュリティ系のソフトでMP4などとは異なるスキャンが行われている可能性があるかもしれません……)