リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
当方、マーケティング会社のインハウスデザイナーです。
会社では法人版(グループ版)を契約しており、複数のデザイナーで作業をしています。
通常ライセンスのDL画像を、(クライアントである)A社のWebサイト制作で使って、後日それを同じA社から配信されるマーケティングメールのアイキャッチ画像に使い回すことは可能でしょうか?
類例を見ると、同じA社でもWebサイト制作とマーケティングメール配信は、別のプロジェクトの場合NGのようにも思われますが、そもそも「プロジェクト」の範疇(マーケティング施策単位とか、もっと細かくとか)をどう考えるかによっても解釈が変わるようにも思われ、お尋ねする次第です。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
アセットをそのまま利用するのではなくデザインの一要素として加工の素材として利用している場合は通常ライセンスを使い回すのは問題ありません。クライアントにデザインと一緒に素材としてアセットを譲渡する場合は別途ライセンスを取得したうえで利用条件等の契約を結ぶ必要があります。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
迅速なご回答ありがとうございます!
「アセットをそのまま利用するのではなくデザインの一要素として加工の素材として利用しているのであれば、通常ライセンスを(同じクライアントの別プロジェクトで)使い回すのは問題ない」という認識でよろしいでしょうか?
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
細かいことは以下の文書に目を通していただくとして、要点をまとめておきます。
3.1の(A)が通常ライセンスのできることになります。ここでサブライセンス不可と明記されていますのであなたがライセンスを取得したものをクライアントに再度利用許可を与えることは出来ません。関連して7.1の(A)にあるようにオリジナルアセットを抽出できるかたちでデータを作成することも出来ません。
また、3.1の(A)、
(1)と(2)の目的のそれぞれについて最大 50 万回まで本作品 をすべてのメディアで使用、複製、アーカイブ、改変および表示する非独占、永続的、全世界的、譲渡 不可、サブライセンス不可(第 6 条(その他の権利)に該当する場合を除く)のライセンスをお客様に 付与します。
こちらの部分を注意深く読むと、アセットの利用条件としては数量的な制限のみで対象プロジェクトに関することは書かれていないことがわかります。
よってライセンス取得を行った組織が様々なプロジェクトにアセットを部品として利用する分には制限がないものと解釈できます。
ライセンスを別途用意する必要があるケースとしては前述のオリジナルアセットをクライアントに譲渡する場合で、譲渡契約を結んでアセットをクライアントに渡すわけですが、ライセンスを譲渡したものは別途ライセンスを取得しない限りあなた自身はアセットを利用する権利を失います。
リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
どうもありがとうございます!
ご指摘の点、理解できました。
たしかにアセットの利用条件としては数量的な制限のみで、対象プロジェクトに関することは書かれていませんでした。オリジナルアセットを抽出できるかたちでデータを作成することができないという点も、重要な観点と思います。今後留意します。