Adobe Acrobatで白い画面でスタックする
【件名】
Acrobat DC 26.001.21691 (Continuous, macOS 26 Tahoe) - CEFパネルが白画面のままフリーズする(Bug 4574379 / 4576036 修正後も再発)
【環境】
・製品: Adobe Acrobat Pro DC (Continuous track)
・バージョン: 26.001.21691 (2026年6月25日リリース、最新版)
・OS: macOS 26.5.2 (Build 25F84) "Tahoe"
・チップ: Apple Silicon (arm64)
・AcroCEF: Chrome/105.0.0.0 (AcrobatServices/26.1.21691)
【症状】
Fill&Sign・共有・署名(Acrobat Sign)・クラウド保存、および環境設定(Cmd+,)など、内蔵ブラウザ(CEF)でパネルを開く操作を行うと、真っ白なウインドウが表示されたまま固まる。全メニューが操作不能になり、強制終了以外に回復手段がない。
【再現手順】
1. Acrobatを起動する
2. Cmd+, で環境設定を開く(他にFill&Sign等の操作でも発生)
3. ウインドウが白いまま固まる(ほぼ100%再現)
【自己診断で確認した内容】
1. ネットワーク要因ではないことを確認済み。以下のAdobe関連エンドポイントは全て正常・高速に応答(TLSハンドシェイクも正常、証明書エラーなし):
ims-na1.adobelogin.com, dc-api.adobe.io, notify.adobe.io, p13n.adobe.io,
documentcloud.adobe.com, senseicore.adobe.io
プロキシ設定なし(scutil --proxy)、環境変数プロキシなし。
2. フリーズ中に `sample` コマンドでAcrobat本体プロセス・AcroCEFコントローラー・
CEFレンダラープロセス・CEF GPUプロセス・CEFネットワークサービスプロセスの
スタックトレースを取得。全プロセス・全スレッドが mach_msg2_trap /
__psynch_cvwait / kevent64 など、完全なアイドル待機状態であり、
デッドロックやネットワーク応答待ちは一切確認できなかった。
3. Acrobat本体のメインスレッドは `-[NSApplication runModalForWindow:]` の
正常なモーダルイベントループ内で待機しており、Cocoa側は正常に動作している。
つまり「モーダルウインドウは正しく開いているが、CEFが描画したコンテンツが
一切コンポジット(画面反映)されない」という、ウインドウ合成(compositing)
段階の描画バグであると判断した。
4. ウインドウをドラッグ/リサイズして再合成を強制する対処も試したが改善せず。
5. 貴社コミュニティで推奨されている「Use Graphics Processorをオフにする」対処
(Preferences > Page Display)を試みたが、環境設定ウインドウ自体が
このバグで白画面化するため、設定画面に到達できず適用不可だった。
【重要な指摘】
今回インストールされている最新版 26.001.21691 のリリースノートには、
以下の修正が「対応済み」として記載されている:
- 4574379: Black screen is shown after adding signature in a PDF.
- 4576036: [Viewer] Tools are showing blank.
しかし、この修正が適用されているはずの本ビルドで、上記と酷似した症状が
(署名だけでなく環境設定など他のCEFパネル全般で)再現している。
macOS 26.5.2 (Tahoe) 環境固有の未対応リグレッション、または修正が
不完全である可能性が高いと考えられる。
【要望】
・CEF/GPUコンポジット周りのmacOS 26系での動作検証と修正
・応急処置として、CEFパネルのハードウェアアクセラレーションを無効化できる
管理者向けplistキー(環境設定のUse Graphics Processorとは別に、内蔵ブラウザ
自体のGPU使用を制御できるもの)の提供
・上記バグ番号 4574379 / 4576036 の修正状況の再確認
再現時に取得したsampleコマンドのスタックトレース(.txt)を添付できますので、
必要であればご連絡ください。
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