カラー設定が、他のバージョンの設定に勝手に上書きされてしまう。
概要:
IInDesignがバージョンごとのカラー設定を保持できず、最後にアクティブにした別バージョンの設定に強制的に同期されてしまう。
再現手順:
InDesign 2025を起動し、カラー設定を「プリセットA(例:印刷会社指定)」に変更。
InDesign 2024を起動し、アクティブにすると、警告なしにカラー設定がプリセットAに変わってしまう。
逆でも同様に、各バージョンをアクティブにするたびに、先に設定されていた方のカラー設定に置き換わる。
期待される動作:
PhotoshopやIllustratorのように、バージョンごとに独立したカラー設定が保持されること。
原因:
InDesign、Illustrator、PhotoshopやBridgeなどは、カラー設定の同期用ファイル
~/Library/Preferences/Adobe/Color/ACEConfigCache2.lst
に現在のカラー設定プリセットをバージョン毎に書き込む。Bridgeでカラー設定を同期できるのは、このファイルがあるからである。
InDesignのみ、バージョンにかかわらず他のInDesignバージョンの設定行を上書きで書き換えてしまっている。
本来、全バージョンへのカラー設定同期はBridgeを使って行うものであり、InDesignのこの動作は仕様としてかなりおかしい。
この動作は業務に支障をきたします。印刷会社の仕様にあわせてバージョンごとに異なるカラー設定を使い分けたい現場では致命的です。
また、バージョン全てのカラー設定の同期はBridgeを使って行うものであり、単にアプリをアクティブにするだけで同期してしまうのは明らかにバグといって良いでしょう。
PhotoshopやIllustratorと同様に、バージョン毎にカラー設定を保持できるよう、ACEConfigCache2.lstへはバージョン毎に記録するようにInDesignの仕様を変えてください。

