【情報共有】(InDesign 2021バージョン)代替フォント表示時のテキストの編集を行うと、文字組み設定の反映が停滞する
代替フォント表示でのテキスト編集において、以下の事象が確認されております。
<事象の再現手順>
1. 使用フォントのある環境でドキュメントを作成
2. 使用フォントのない環境でドキュメントを開き(代替フォント表示の状態となります)

代替フォント表示になっているが、文字組みはオリジナルのままを保っています。
3. テキストを編集します。(下図のように、テキスト末尾に「テスト再編集」の文字列を追加します。この時点で文字組みが変化し、文字組み設定が正しく反映されていない状態の表示となっています)

4. ドキュメントを保存します。
5.再び使用フォントのある環境で再編集されたドキュメントを開く
(結果)

使用フォントがシステムにあるにもかかわらず、元の文字組みから変更されたままの状態(正しい文字組設定が反映されていない状態)となっています。
この事象は、主に以下のような条件の時に発生することを確認しております。
- 合成フォント機能を使用しており、そのフォントがシステムに無い(代替フォント(小塚フォント)表示になっている)
- 合成フォントで特例文字などの詳細設定を含む場合は特に発生頻度が高くなる
- その他、段落スタイルとの組み合わせによっても発生することがある
<回避方法>
ドキュメントを開いた状態で、「ストーリーの再計算」コマンドを実行します。
- Mac:Option+command+/ (スラッシュ)キー を同時に押します。
- Win:Ctrl + Alt + / (スラッシュ)キー を同時に押します。
ストーリーの再計算が実行、適用されることで、ドキュメント上の文字組みの諸設定がテキストに再適用され、下図のような期待される正しい文字組み表示になります。

ストーリーの再計算実行後の文字組み(期待される元の文字組みに戻ります)
こちらにつきましては、InDesign 2021バージョンにおいて、特定の条件下により文字組設定の反映が停滞する動作バフォーマンスの低下の問題として、改善にむけた調査が進められております。
今後、進捗があり次第こちらの投稿に情報を追記してまいります。
アドビ テクニカルサポート
