PDFのプロパティでセキュリティの設定をする場合、「互換性のある形式」

[TTT-7]

基本的な質問で申し訳ありません。

PDF保存時のプロパティでセキュリティの設定をする場合、「互換性のある形式」で

「Acrobat X およびそれ以降」（PDF 1.7）を選択した場合、Acrobat 8 および 9 で作成した文書に 256-bit AES 暗号化を適用するには、「Acrobat X およびそれ以降」を選択します。

となっているのですが、これはAcrobat 8 および 9 では開けなくなるということでしょうか？

こちらは最新のAcrobatを使っていますが、相手が古いので教えてください。

よろしくお願いいたします。

[Omachi · Accepted solution]

おおむねそのような認識でよいかと思います。256-bit AES 暗号化はPDFバージョン1.7で追加された機能です。

ですから、256-bit AESで暗号化されたPDFファイルを開くことができるのは、PDFバージョン1.7に対応しているアプリケーションに限られます。

Acrobat 9はPDFバージョン1.6までしか対応していないので、そのPDFファイルを開くことはできません。これはAcrobat以外のPDF閲覧ソフトでも同様で、その閲覧ソフトがPDFバージョン1.7に対応していなければ開くことはできません。

ただ、Acrobat Xの発売が2010年11月ですから、Acrobatを持っていながら開けない環境というのは10年以上前の環境ということになってしまうので、そこは相手先によく確認した方がよいと思います。

（Acrobat以外のPDF閲覧ソフトの場合は、開けない可能性はそこそこあると思います）

[TTT-7]

Omachi様

いつもありがとうございます。

貴重な書き込みをいただき大変助かりました。

ありがとうございました。