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macOS Big Sur 11.5.1
aftereffect23.0
白い背景の上に透過した水玉模様の素材を乗せてアニメーションさせた映像をmp4で書き出したときに色が少し変わってくすんだように書き出されてしまいました。
肉眼では気づかないレベルなのですが、カラーコードで色を指定してその色で書き出したいです。
プロジェクト設定のカラーをいじってみても変わらず、レンダーキューでmovで書き出すと少し元の色に近くなりましたがくすんでしまいます。
解決法はありますでしょうか?
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色調の変化は「カラーマネージメント」も関係してきますので、様々な理由が考えられます。
ある程度絞り込みが必要になると思いますので、「色の変化を肉眼以外ではどのようにご確認なさっているか」ということも重要なポイントになってくるかと思います。
例えば、アドビ製品以外のソフト(QuickTime Playerなど)で再生したものをスクリーンショットで撮って、Adobe Photoshopなどでスポイトツールで色を拾って確認、といった流れですと、正確な比較が出ていないという可能性もございます。
(macOSは、ビデオ映像の再生時に標準とは異なるガンマ値で表示するといった"仕様"もあります。)
検証の手順など含めまして、できるだけ詳しくお書き添えいただけますと、より的確な返信が付きやすくなると思います。
また、原因の切り分けのため、書き出したMP4ファイルをAfter Effectsに読み込み、一番上のレイヤーに載せてみて表示・非表示を切り替えて色が変化するか否かをご確認いただくといかがでしょうか。
(元のコンポジションを崩してしまわぬよう、複製をとってお試しいただければと思います。)
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ご返信ありがとうございます!
説明が不足しており申し訳ございません。色の確認方法ですが
「原因の切り分けのため、書き出したMP4ファイルをAfter Effectsに読み込み、一番上のレイヤーに載せてみて表示・非表示を切り替えて色が変化するか否かをご確認いただくといかがでしょうか。」
↑こちらの確認方法で色が変わっていることに気づきました。
スポイトツールで色を拾って違う色になっていることも確認できています。
PC を2台持っているのでもう1台の方でも書き出してみたのですが同じ結果でした。
ちなみに水玉の素材はかなり小さいドットのような水玉がたくさんある素材なので、書き出すと画質が落ちて色が変わったりするものなのでしょうか?
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取り急ぎ、
>ちなみに水玉の素材はかなり小さいドットのような水玉がたくさんある素材なので、書き出すと画質が落ちて色が変わったりするものなのでしょうか?
こちらの部分につきまして、MP4書き出しはおそらくH.264 4:2:0だと思うのですが、4:2:0という数字(輝度:色差:色差)からわかるように色解像度が低く、非常に小さな水玉(数ピクセル程度)ですと混色で濁りが見られる可能性は十分にあるかと思います。
それプラス、H.264圧縮による劣化で、スポイトで拾う場所のわずかな違いで色が異なるということはあり得ます。
MOV書き出しにてProRes 422 (4:2:2)をお使いですと、4:2:0ほどではないものの色解像度の低下があります。4:4:4の可逆圧縮(劣化しない圧縮)ですと、ビット深度はさておき、オリジナルのままで書き出しできるということにはなります。
ひとまず原因の切り分けのために、コンポジションに水玉と同じ色の平面を配置して、書き出し後と比較していただくといかがでしょうか。
ちなみに……、MP4書き出しではフルレンジ(8bitコード値で0~255)がビデオレンジ(同じく16~235)に変換されます。After Effectsで読み込むと再びフルレンジに変換されます。私自身は検証していないのですが、この過程でも変換誤差でわずかな変化が生じる可能性もあるかもしれません。
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ご返信ありがとうございます!
同じ色の平面で試してみたところ平面では色の変化はありませんでした。
教えていただいたように混色で濁っているのかもしれないです、、、この場合解像度を上げるしかないでしょうか?
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実際の映像を見てみないと何とも言えないところではございますが、これまでの状況からは、細かい模様の色が4:2:0の制約で滲んでしまっている状況なのかなと思います。
(余談ですが、こういった場合処理方法によって「色がガタガタになる」場合と「色がにじむ」場合がございまして、Adobe製品は後者になります。)
>この場合解像度を上げるしかないでしょうか?
たとえば1920×1080だったものを3840×2160に変更した場合、相対的に水玉模様のピクセル数が増えますので、その書き出した解像度ネイティブ(拡大縮小せず等倍)で視聴する場合には改善につながると思います。
しかしながら、重要なのは「最終的な視聴方法」になるかと思います。
After Effectsからの書き出しをどんなに奇麗に行っても、最終的にYouTubeですとかテレビ放送した時点で劣化が生じることもありますので、「最終的な視聴メディアで良い結果が得られる」ような策をとる必要があるのではないかなと思います。
そうは申しましても、水玉のサイズを大きくするなど演出的な部分での妥協が必要になるかもしれませんので、どのような対策が適しているかはケースバイケースになるかと思います。