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現在使用しているMac(macOS Sequoia 15.6.1)は、Century GothicがFontBookには表示されないのに、Iluustrator 2025のフォントメニューには表示され、設定もできる状態でした。
この状態で別の作業者が作成したIllustratorを修正して保存したら、プレビュー用に保存されたPDFで、Century Gothicの数字が違う数字に変化してしまいました。
Century Gothicをインストールすることで、この状態は回避できたのですが、インストールされていないフォントがIllustratorで表示され設定もできるのは何故でしょう。
このCentury Gothicはどこにあるのでしょう。
InDesignのようにIllustrator用のFontsフォルダがあるのでしょうか。
Wordをインストールしたときに一緒に入ってしまうのですが、通常の手段ではここにたどりつけません。
アプリケーションフォルダ内の「Microsoft Word.app」を右クリックしてコンテクストメニューをだし、「パッケージの内容を表示」させるとたどりつけます。
どこにあるのかはこれでお分かりと思うのですが、現在使われているCC2025には重大なバグがあります。
数字が違う数字になる、というのはフォントのせいではなく、Illustratorの不具合のせいでしょう。
現時点では、お仕事に使われるのであればCC2024に戻されることを強くお勧めします。
ありがとうございます。
残念ながら、見つかりませんでした。
ただ、Illustratorの「ドキュメント情報」の「フォントの詳細」で見つけられました。
/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport
にあるようです。
> そもそもシステム上は認識されていないフォントである
「書類に対応したフォント」は、システム上でアクティベートされているけれども使用が非推奨なのでFont BookやmacOS固有のフォントメニューには表示されないフォントです。
「ヒラギノ角ゴ Pro」「ヒラギノ明朝 Pro」もFont Bookには表示されませんし、グレー表示もされません。しかし、システムではアクティベートされているので、Adobeのフォントメニューには表示されます。
再現できました。
結論から言うと、macOSの「書類に対応したフォント」の機能で、macOSが自動的に使えるようにしたものです。
macOS Sequoia に組み込まれているフォント
添付のPDFは、Mac版WordでCentury Gothicを使用してPDFに書き出したものです。
これをIllustratorで開くとCentury Gothicが使用可能になります。
フォントは下記にインストールされます(最初から入っていたのではなく、使用可能にする時点でインストールされます)。
訂正:
フォントはあらかじめインストールされています。使用可能にする時点でアクティベートされます。
/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport/CenturyGothic.ttc
拡張子が「.ttc」なので、Word付属のフォントではありません。macOSのフォントです。
つまりIllustratorではなく、すべてmacOS側の処理であったということです
@Marvelous_fighter3301 さん、こんにちは。
一連の件、「Mac環境+Illustrator」で、Century Gothic の認識の挙動を調べてみました。
次の動画は、Illustrator V28.77でチェックしていますが、最新の V29.7.1でも同じ挙動でした。
※限定公開URLです。
チェックを通してわかったことは次の通りです。
▼Century Gothicを一度も使ったことがないIllustratorの環境では、プロパティのフォントリストにでてこない
▼Century Gothicを含むドキュメント(動画では、Aiファイル)を開くと、フォントリストに認識される
▼一度認識されたら、以降は、他のフォントと同じく使用することができる。新規で作成したドキュメントでも利用でき、Illustratorやマシンを再起動しても、認識したままになる。
▼Illustratorから、Century Gothicをフォントリストから消したいとき(認識していない最初の状態に戻す)には、
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@Marvelous_fighter3301 さん、解決につながってよかったです。
回答者の立場から、ディスカッション(スレッドのこと)の立て方について、個人的な意見をコメントします。
今回、本件について調べてみた立場で思ったのは、「質問に関連する派生の質問」については、ディスカッションをわけずに一箇所にある方が、事情がわかりやすかったです。
このコミュニティでは「正解」がついた後も、閉じられず、誰でも投稿できますので、追加質問も可能な状態です。「正解」はいくつでも付けられますし、一度正解にしたものを外すこともできます。
最終の今の状態で、このディスカッションを見返してみると、経緯がわかりやすいのではと思いました(結果論でしかないかもですが。調べたときに情報がまとまってたのでよかったです)。
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再現できました。
結論から言うと、macOSの「書類に対応したフォント」の機能で、macOSが自動的に使えるようにしたものです。
macOS Sequoia に組み込まれているフォント
添付のPDFは、Mac版WordでCentury Gothicを使用してPDFに書き出したものです。
これをIllustratorで開くとCentury Gothicが使用可能になります。
フォントは下記にインストールされます(最初から入っていたのではなく、使用可能にする時点でインストールされます)。
訂正:
フォントはあらかじめインストールされています。使用可能にする時点でアクティベートされます。
/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport/CenturyGothic.ttc
拡張子が「.ttc」なので、Word付属のフォントではありません。macOSのフォントです。
つまりIllustratorではなく、すべてmacOS側の処理であったということです。
追記:
フォントのアクティベートは、特定のフォルダに入っていなくても、任意のフォントだけを(プログラミングで)アクティベートできます。/System/Library/PrivateFrameworks/.../ApplicationSupport のフォント群で、フォントによってアクティベートされていたりされていなかったりすることはとくにおかしいことではありません。
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@Marvelous_fighter3301 さん、こんにちは。
一連の件、「Mac環境+Illustrator」で、Century Gothic の認識の挙動を調べてみました。
次の動画は、Illustrator V28.77でチェックしていますが、最新の V29.7.1でも同じ挙動でした。
※限定公開URLです。
チェックを通してわかったことは次の通りです。
▼Century Gothicを一度も使ったことがないIllustratorの環境では、プロパティのフォントリストにでてこない
▼Century Gothicを含むドキュメント(動画では、Aiファイル)を開くと、フォントリストに認識される
▼一度認識されたら、以降は、他のフォントと同じく使用することができる。新規で作成したドキュメントでも利用でき、Illustratorやマシンを再起動しても、認識したままになる。
▼Illustratorから、Century Gothicをフォントリストから消したいとき(認識していない最初の状態に戻す)には、「Illustratorの環境設定の削除」でできました。
追記:↑これ、なかなかフォントリストから消えなくて、環境設定の削除をする直前で「Macのセーフブート」をして、Mac側のフォントキャッシュを消したので、もしかしたら、「Macのセーフブート」+「Illustratorの環境設定の削除」の両方をしないとだめかもしれません。(今回のチェックに2時間ぐらいかけてるので、もう、それを試す気力は無く……🙇)
▼フォントは、/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport/CenturyGothic.ttc
にありました(monokanoさんと同じ)。
ですが、フォントに日付は、MacのOSをインストールした日付になっているので、たぶん最初からここにフォントがあったのでは?と思います。
▼macOS Sequoia に組み込まれているフォント(link↑) の「書類に対応したフォント」に記載がありました。
『以下のフォントは、そのフォントがすでに使われている書類や、そのフォントが名前で指定されているアプリの中でだけ利用できます。一部は、以前のバージョンの macOS や Apple 製アプリに組み込まれていた古いフォントです。』
つまり、OSにはじめから組み込まれているけれど、通常のフォントリストには表示されず、そのフォントが利用されているドキュメントを扱ったときに使えるようになる、ということかなと思います。
ちなみに、Mac環境のWordでは、最初からフォントリストにCentury Gothicが表示されていたようです(インストールしてたけど、今回初めてWord使ったので、たぶん)。
Illustratorは、含まれているドキュメントを最初に開いたときにフォントリストに表示されるようなので、アプリによって、このフォントを認識するタイミングが違うのかも知れません。
以上です。
Marvelous_fighter3301さんの質問をまとめると、
(1)Century Gothicがどこにあるのか知りたいです
(2)Century Gothicが入っているフォルダの役割について聞きたい
(3)インストールされていないフォントがあるのにエラーが出ません(link↑)
だと思います。
回答としては、
(1)Century Gothicは、Mac標準のフォントで「書類に対応したフォント」。以下の場所にあります。
/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport/CenturyGothic.ttc
(2)「書類に対応したフォント」が以下のフォントに入っているようです。
/System/Library/PrivateFrameworks/FontServices.framework/Versions/A/Resources/Fonts/ApplicationSupport/
リンク先のAppleドキュメントを見ると
『以下のフォントは、そのフォントがすでに使われている書類や、そのフォントが名前で指定されているアプリの中でだけ利用できます。一部は、以前のバージョンの macOS や Apple 製アプリに組み込まれていた古いフォントです。』
という役割のようです。
(3)エラーが出ない理由は、「書類に対応したフォント(今回は、Century Gothic)」を含むドキュメントをIllustratorで開いた時に、フォントリストに追加され、Illustratorにあるフォントとして認識されるため。
ということになりそうです。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
ー ー ー ー
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読んだ結果を伝えてくださるとうれしいです。
r360studio Kazue Mori 🦔
(執筆時間:175分)
ー ー ー ー
<追記>
Marvelous_fighter3301さんの最初の質問の文中にある、
>この状態で別の作業者が作成したIllustratorを修正して保存したら、プレビュー用に保存されたPDFで、Century Gothicの数字が違う数字に変化してしまいました。
>Century Gothicをインストールすることで、この状態は回避できたのですが、インストールされていないフォントがIllustratorで表示され設定もできるのは何故でしょう。
ここが謎のままです。Mac環境なら、↑にアップした動画と同じようになるのでは?と思うのですが、表示されていなかった(文字化けしていた)マシンの「書類に対応したフォント」フォルダはどんな感じだったのでしょう。。。
一応記載しておくと、私のマシンのFont Bookアプリ には、Century Gothicはインストールされていない状態です。
ここが不思議なんですよね。。解決していないことだと思います。
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@Marvelous_fighter3301 さん、正解つけてくださってありがとうございます。
解決のヒントにはつながったようで何よりです。
当方、Windows使いでMacには不慣れだったのですが、時間かけて調べたかいがありました。
(よかった)
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Word のアプリケーション内のフォントを Illustrator が読むことはありえないことですから、誤情報を拡散しないためにも正解は外した方がよかろうかと思います。