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質問というか、最近起こったトラブルについて報告します。
■トラブルが起こった状況
使用バージョンは、CCでPCはwindowsでした。
他会社からの支給データ(バージョンはCS6)を面付けするため一度開き別名保存(ここでトラブルが発生した模様)。
罫線から伸びる矢印があったのですが、消えてしまいました。(特にアラートも出なかったように記憶します)。
そのまま刷版→印刷となってしまいました。
矢印が無いことを指摘され、データをチェックし、その罫線をクリックすると「オブジェクトのアピアランスの処理中にエラーが発生しました」と表示。
表示後その矢印が消えてしまいました。
アピアランスのパレットに「矢印」の項目が出ており、そこをアクティブ・非アクティブにしても同じようなアラート。
ネットで調べるとこの「オブジェクトのアピアランスの処理中にエラーが発生しました」のトラブルが数件報告されていましたが、
はっきりとした原因は不明でした。
これからは私なりに検証した結果を報告します(正解かどうかは不明です)
●おそらくこのアピアランスは、CS4まであった機能(そもそもこの機能を使用していなかったので、知りませんでした)
CS5からなくなっていますが、CS5・6では上記のようなトラブルは発生していません。CC以降、なくなった機能に対して「エラー」などの表示で
オブジェクト事態に何らかの事象が発生するようになった。(但し、プリンターでの出力は可能)
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製版データ作成時に、アピアランス機能の角度設定などが変わってしまうために、別名保存し面付け作業を行っていますが、
結果的にその行程が不具合の原因になってしまったと思います。
また、社内にはCS5以降の環境しか無く、社内での制作データでは起こり得なかったトラブルですので、全く想定外のトラブルでした。
ドキュメントは、新しいバージョンになっても、それぞれのパーツのバージョンが古い可能性は十分にあり、
今後も十分起こり得えるトラブルだと思い、報告させていただくと同時に
adobeには、一刻も早くこのバグの修正をお願いいたします。
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If I understand correctly, an arrow on the original file disappeared after saving as a CS6 Illustrator file. I'm going to make a guess that the original file is an .eps, if so, when you save the original file, look under options> embed fonts (for other applications), and save as a .ai or .pdf
I'd ask you to upload a version of your file so we could take a closer look, but I'm not on a PC.
You can usually determine which application and version created an Illustrator file by opening it and going to File> File info.
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> おそらくこのアピアランスは、CS4まであった機能
これはまずあり得ません。線端に矢印をつける機能は昔からあった機能で最新バージョンにも搭載されています。
また、アピアランスの機能ではなく、線の機能です(アピアランスにも影響はしますが…)
そして、
> オブジェクトのアピアランスの処理中にエラーが発生しました
が問題で、アピアランスとして付与された効果や不透明度、描画モードが正しく処理できない場合に表示されます。
そのため、矢印が欠けた、と推測されます。
その原因は、
・アピアランスが複雑すぎる
→不要な効果や線・塗りの付与があったり、複雑な結果を招く設定を行なっている
・パソコンの処理能力不足
→単にパソコンの能力が不足していたり、複数のドキュメントを開いた状態で処理したため、メモリ等が不足した
などが考えられます。また、ドキュメントが重い(容量が大きい)場合ことも原因の一つです
さらに、
> アピアランス機能の角度設定などが変わってしまうために、別名保存し面付け作業を行っています
ということは、Illustratorで面付けを行なっている、ということでしょうか?
この場合、他の面のオブジェクトも加わるため、ドキュメントの容量が大きくなり、処理しきれないこともあります。
まずは元データ単体で保存・出力ができるかどうかをご確認いただき、エラーが発生するか・しないかをチェックしたり、問題が発生したオブジェクトやドキュメントのアピアランスを確認して、不要なものがあったり、複雑になっていないかをチェックすべきだと考えます。
※本来であれば同じバージョンで処理を行なう、のが原則ですが、これについては今回は考慮外としています
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> これはまずあり得ません。線端に矢印をつける機能は昔からあった機能で最新バージョンにも搭載されています。
> また、アピアランスの機能ではなく、線の機能です(アピアランスにも影響はしますが…)
は、自分の勉強不足でした。下記リンク先にも機能がなくなったことが記載されていました。
また、こちらの効果を使って矢印を作成されていたデータであることも見逃していました。
大変申し訳ありません。訂正します
Illustrator の「効果」メニューに「矢印にする...」がありません | MacサポートFAQ(よくある質問) | 株式会社Too
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CS4までにあった、効果 - スタイライズ - 矢印にする... ですね。
支給データをCS5, CS6で開いて保存しても大丈夫で、CC以降では問題が起きるということでしたら、CS5あたりで編集して問題のおきる矢印のみを抽出したテストデータなどは作れますでしょうか?
Adobe(のエンジニア)に対応を働きかけるのであれば、再現手順とともに、問題を再現出来るデータを提供するのがはやいです。私も時間がとれたら実験してみます。
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再現しました。再現率100%。これはやばい…ちょうやばい…。
テスト用のCS4ネイティブファイルをUPしておきます。
普通の矢印罫線が1本あるだけです。
CC 2017で開き、矢印罫線を少しでも回転したら、矢印が消失しました。
追記:
CC無印~CC 2015までは大丈夫。CC 2015.3以降で発生します。
(当方はYosemiteなのでCC 2018は検証できていません)
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CC 2017 21.1.0 は「オブジェクトのアピアランスの処理中にエラーが発生しました」が再現しますね。
CC 2018 22.0.2 では再現しません(正常に動作します)。
わりと範囲の狭いトコで起きてる不具合かも……。
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CC 2015.3(v20)と 2017(v21)だけのバグなんですね。
深刻すぎるバグなので、このバージョンでも直してほしい…(直さないでしょうけど)
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Illustrator CC 2018(22.0.1)では回転しても矢印のままでした。修正されているようですね。
これとは別に、面付けにおいてIllustratorに貼ることはあまりお勧めできないのですが、それやっているところも多いので置いといて、できればIllustratorに再解釈させないフローを構築した方が良いかと思います。
手を入れる必要がないファイルは、Illustrator台紙にリンク配置する(PDF埋め込みオプションが生きているファイルの場合)など。別名保存の時点で入稿データとは変わるのは製版業務においては普通にありうることです。それがバグであれ、なんであれ、回避して出力する業務ですから。
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フィルタに関しては、バージョンごとに設定の有無が存在します。
以前にそれは調べたことがあります。
Illustrator CS3~CC 2017の「効果」メニューを一覧確認してみた - 実験る~む
「矢印にする」はCS5から、「アンシャープマスク」はCS6からそれぞれメニューとしては消失してます、が、
アピアランス情報も内部的には一応残ってはいるものの、あくまでもレガシーとして残されているにすぎませんし、
メンテナンスもなされているわけじゃないと思います。
それを踏まえた場合、データバージョンのチェックと同一バージョンでの展開、
例外的などで上位で展開する場合は状態の再確認と分割等の処理、
その後の出力処理まではそれなりに気を抜かずに個々にチェックするしかないと思います。
Yamo74さんも仰ってるように、もしネイティブのままIllustratorで面付している等であれば
それ自体が非常に簡単にトラブルになりやすいです。
現在のPDFワークフローではRIP側で面付するのが推奨されますし、
それができない場合でも、やはり一度固定化(PDFにするなど)を考慮するべき範疇だと思います。
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