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InDesign初心者です。
社内報のようなものを制作しており、レイアウトグリッドにて3つの親ページを作成しました。
作業は別の2名が行う予定です。
そこで質問なのですが、その2名がテキストの流し込みをしている最中に
文字数オーバーなどによるテキストサイズの変更が必要になるケースがあります。
私が親ページを修正することになるのですが、その後の流れがわかりません。
自分のドキュメントで修正→その2名のドキュメントに親ページを移動 としてみたところ
段落スタイルが変更されていないためだめでした。
また、新しい親ページを適用すると全てのテキストが二重に表示されてしまいました。
どちらか1名のドキュメントで修正すればOKですが、
もう1名のドキュメントに移動すると上記と同じ状況になるため悩んでいます。
また、そもそもの基本的な流れが合っているのかも自信がありません。
1. 親ページでテキストフレームやフレームグリッドをいくつか作って、それぞれに見出しや本文を流し込む。
2. ページを挿入で親ページを適用→すべてのページアイテムをオーバーライド にしてテキストを流し込む
という流れで作業しております。
何か認識が間違っている点や、先の状況でのいい方法がありましたらご教授いただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
>1. 親ページでテキストフレームやフレームグリッドをいくつか作って、それぞれに見出しや本文を流し込む。
親ページ上にあるテキストフレームには、見出しや本文の流し込みはしないほうがいいと思います。空っぽにしておきましょう。
>2. ページを挿入で親ページを適用→すべてのページアイテムをオーバーライド にしてテキストを流し込む
ページアイテムを全てオーバーライドにしてしまうと、親ページのメリットがかなり失われます。
親ページに置くのは、オーバーライドがほぼ不要なものにして、見出しや本文のテキストフレーム(フレームグリッド)のみオーバーライドするようにしたほうが良いでしょう。
>新しい親ページを適用すると全てのテキストが二重に表示されてしまいました。
これはプライマリテキストフレームを設定することによって解決できる可能性があります。
>自分のドキュメントで修正→その2名のドキュメントに親ページを移動 としてみたところ段落スタイルが変更されていないためだめでした。
これは、よそから段落スタイルが設定されているテキストを移植したとき、移植先ドキュメントに同一名称の段落スタイルがある場合、移植
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マスターページが別ドキュメントからの読み込みによって置き換えられたり、
ページに別のマスターページを適用したりするとそうなりますね。
オーバーライド済みのページアイテムがその時点のマスターページと無関係になるため、
マスターアイテムが出現し直してしまう仕組みです。
今回のような流れにおいては、マスターページ上に可変の可能性があるマスターアイテムは用意しないで運用したほうがいいと思います。
大元の変更でいい感じになる可能性があるとすれば、テキストフレームをグリッドフォーマットで管理して、変更のつど読み込みによる上書きを行うとか。
あとは、段落スタイル・文字スタイルなどは追加や変更をしたら、それを作業者が作業ドキュメント上で読み込みすることを義務付けたほうがいいかなーと思います。
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ご返信ありがとうございます。
わかりやすい表現でとても理解できました。
グリッドフォーマットや段落スタイルなどの読み込み、上書きはやったことがないので調べてみようと思います。
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ちなみに前回の回答時にプライマリテキストフレームを紹介しようと思って手元で検証したところ、
マスターページ上での変更以外の状況下(別のマスターページ適用、読み込みによるマスターページ置換)では意味がありませんでした。オーバーライド済みのテキストフレームとマスターアイテムは二重になりました。残念。
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そうでしたか。
わざわざ検証していただいてありがとうございます!
みなさんの回答でようやく使い方が掴めてきたので引き続きがんばってやってみます。
ありがとうございました。
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> 1. 親ページでテキストフレームやフレームグリッドをいくつか作って、それぞれに見出しや本文を流し込む。
> 2. ページを挿入で親ページを適用→すべてのページアイテムをオーバーライド にしてテキストを流し込む
InDesignでこの方法は避けた方がいいです。
QuarkXPressという昔よく使われていたレイアウトアプリではこの方法が普通でしたが、InDesignではkikipppさんが書かれているように、問題が起こることがあるため、私は避けるようになりました。
親ページには、ノンブルや柱などのオーバーライドしないものだけを置くべきです。
親ページを適用すると、自動的にフレームグリッドも変更できたら理想的ですが、それはあきらめましょう。
フレームグリッドの変更には、グリッドフォーマットを使うと便利です。メニュー「書式 > グリッドフォーマット」からパネルを開き、各親ページに合わせたグリッドフォーマットを用意すると良いでしょう。
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ご返信ありがとうございます!
>InDesignでこの方法は避けた方がいいです。
そうだったのですね。
実際に作業に入ってみて、もしやと思っていたので聞いてみてよかったです。
先ほど補足として返信に誌面イメージをアップしたのですが、
ほとんど固定の要素がなく、事業所ごとにテキストをすべて流し込むような仕様です。
この場合、親ページにはノンブルと部門名くらいしか置けないということでしょうか?
それともテキストフレームやフレームグリッドの枠だけ置いて空っぽにしておくということでしょうか?
>フレームグリッドの変更には、グリッドフォーマットを使うと便利です。
グリッドフォーマットは初耳でした。
少し調べてみましたが確かに便利そうです。
使ってみます。
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「ノンブルと部門名くらいしか置けない」です。
> テキストフレームやフレームグリッドの枠だけ置いて空っぽ
このような「材料」を置きたくなるのは分かりますが、結局は百害あって一利なしです。ガマンしましょう。
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ありがとうございます。
ようやく使い方がわかってきました。
わかりやすいご説明ありがとうございました。
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>1. 親ページでテキストフレームやフレームグリッドをいくつか作って、それぞれに見出しや本文を流し込む。
親ページ上にあるテキストフレームには、見出しや本文の流し込みはしないほうがいいと思います。空っぽにしておきましょう。
>2. ページを挿入で親ページを適用→すべてのページアイテムをオーバーライド にしてテキストを流し込む
ページアイテムを全てオーバーライドにしてしまうと、親ページのメリットがかなり失われます。
親ページに置くのは、オーバーライドがほぼ不要なものにして、見出しや本文のテキストフレーム(フレームグリッド)のみオーバーライドするようにしたほうが良いでしょう。
>新しい親ページを適用すると全てのテキストが二重に表示されてしまいました。
これはプライマリテキストフレームを設定することによって解決できる可能性があります。
>自分のドキュメントで修正→その2名のドキュメントに親ページを移動 としてみたところ段落スタイルが変更されていないためだめでした。
これは、よそから段落スタイルが設定されているテキストを移植したとき、移植先ドキュメントに同一名称の段落スタイルがある場合、移植先の設定になってしまう仕様だからです(移植元の設定は破棄されます)。
文字数オーバーなどが起きてしまい、段落スタイルと親ページを変更する必要が生じるのであれば、ブック機能を一時的に使って親ページと段落スタイルを同期させるといいかもしれません。
ブック機能の同期は、運用を間違えるとたいへんなことになるために使わないことに決めている方も多い機能ですが、一時的に使用して同期を行えば、親ページや段落スタイルなどを基準ドキュメントに一気に同期させることができるので、たいへん楽です。
また、自分個人としては、レイアウトグリッドが変更された親ページや、設定が変更された段落スタイルは、別の固有名を付して、全くの別のものとして運用していったほうがよいと思います。
新規に親ページや段落スタイルが増えたとして、作業者に供給したほうが混乱せず間違いも少ないでしょう。
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ご返信ありがとうございます!
先ほど補足として誌面のイメージを添付しましたのでご参照いただけますと幸いです。
>親ページ上にあるテキストフレームには、見出しや本文の流し込みはしないほうがいいと思います。空っぽにしておきましょう。
そうなのですね。
テキストフレームだけ作って空っぽの状態ということでよろしいでしょうか?
実際に文章を流し込んでみないと入りきるかわからないので流し込んでいましたが、
みなさんどうされているのでしょうか?
最後に消去しているとかでしょうか?
プライマリテキストフレームはまだ勉強できていませんでした。
ドキュメント作成時にチェックを入れるところでしょうか?
調べてみます。
ブック機能や段落スタイルに別の固有名を使うなどとても参考になりました!
ありがとうございます。
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紙面イメージ拝見しましたが、「固定の要素ほぼあり」と感じました。
分量の多寡で行間を調整することがあるのであれば、自分だったら行送り値を文字サイズと同じくらいにしておいて、フレームグリッドのグリッド揃えに任せます(段落スタイルを変えなくていいので)。
作業者には、フレームグリッドの行送り値は分量によって調整してよいと伝え、調整をお任せする感じにします。
もしくは行送り値を調整してページ全体にいきわたる(押し込める)ようにする、ということはしないで、3段階くらいのパターン(少なめ・標準・多め)を作っておいて、アキが気になるところは捨てカットで埋めるとかでしょうか。
見出しについては、フレームを2段組設定にしておいて、見出しを段抜きにすれば解決するでしょう。
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プライマリテキストフレームについては、以前解説の動画を作ったことがありますのでご覧ください。
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ありがとうございます。
リンク先が見れなかったのでご確認よろしくお願いいたします。
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すみません、リンクURLを間違えていたので修正しました。
今度は見られると思います。
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動画ありがとうございます。
まだちょっと詳しくは見られていないのですが、使い方がわかってきましたので引き続き作業してみたいと思います!
ご丁寧な回答本当にありがとうございました!
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テキストフレームについてですが、親ページ上では空にしておいて、ドキュメントページ上で流し込むかと思います。
文章が入り切るか入り切らないかは、最初の設計時に、クライアントさんと相談して、最大量と最小量のだいたいの値はいただくかと思います(どんな分量でも対処できるフォーマットは作れないので)。
親ページ上にフレームを置く派と置かない派(好みの違いかなと思います)もありますので、一般的にこうだとは言い切れないのですが…
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