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コピー完了
Photoshop 22.3.x~22.5(2021年3月以降にリリースされたバージョン)に関して、現在以下の問題が確認されています。
同じ症状が見られる方は、下記の対処方法をご参考ください。
設定上の回避策が望めない場合、回避策としてバージョンを下げる方法を記載しております。
【2021/08/22更新 22.5.0verの情報を追記】
【2021/07/21更新 22.4.3verの情報を追記】
【2021/06/08更新 22.4.2verの情報を追記】
Photoshop 22.3.xで確認されていた問題の多くが、その後のアップデートによって修正されています。詳細は以下をご確認ください。
●22.4.0新機能による仕様変更
Photoshop 2021(バージョン22.4.0)では、新機能として「コピーを保存」というコマンドが追加されました。それに伴いまして、「別名で保存」のコマンドが仕様変更されており、保存形式が「レイヤー情報を残せる形式のみ」になっています。つまり、レイヤーがある画像は、直接JPEG形式で保存することができません。
*従来の「別名で保存する」方法につきましては、バージョンに応じた回避策を下記の記事で紹介しておりますのでご参考ください。
▶︎Photoshop2021(ver22.4.x)で、JPEG保存ができない→JPEG保存を有効にする方法
**バージョンを戻してお使いいただく際の留意点**
バージョンを0.1など少しでも戻してお使いいただく際は、設定をバックアップしてご利用ください。
バージョンを戻した場合、設定やプリセットが初期化される恐れがあります。以下の「Settings」と「Presets」フォルダをコピーし、バージョンを下げたあとに元の階層へ入れてください。
※以下のパスには、オペレーティングシステムの初期設定では非表示のフォルダーが含まれています。
表示させる方法については、以下の文書を参照してください。
【UIなどの一般設定、アクション、ブラシやパターンなどの設定、ワークスペース(レイヤーなどのパネル位置情報)】
Windows |
C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC<バージョン>\Adobe Photoshop CC<バージョン> Settings |
Mac |
Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Preferences/Adobe Photoshop CC<バージョン>Settings |
【保存したプリセット】
Windows |
C:\ユーザー\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Adobe\Adobe Photoshop CC<バージョン>\Presets |
Mac |
Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ライブラリ/Application Support/Adobe/Adobe Photoshop CC<バージョン>/Presets |
※上記は同バージョンに対して実施することを指しています。v22の設定をv21へ入れることはできません。ご注意ください。
症状その①
ペンツールにてパスを描画することができない。
パスに名称を付けると、アンカーのみが打たれてしまう。
→こちらの問題は22.4.0アップデートで修正されました。
※22.4.0以降で発生している別のパスの問題に関しては「症状その⑦」以降を確認ください。
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症状その②
起動や操作時などに「プログラムエラー」が表示され操作不能となる。
→こちらの問題は22.3.1アップデートで修正されました。
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症状その③
トラックパッドでのズームイン/アウトにタイムラグが発生する。
→こちらの問題は22.4.0アップデートで修正されました。
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症状その④
22.3.1アップデート後から、切り抜きツールの利用時にフリーズする。
→こちらの問題は22.4.0アップデートで修正されました。
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症状その⑤
22.3.1アップデート後から、グラフィックプロセッサーが使えない。
またはグラフィックプロセッサーが認識しなくなる。
→こちらの問題は22.4.0アップデートで修正されました。
*もしまだこちらの症状が見られる場合、必要とされるシステム構成を満たしていない可能性があります。詳細は以下のページをご参考ください。
もし必要とされるシステム構成を満たしていない場合は、以前のバージョン(22.2)であれば動作する可能性があります。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
※バージョンを下げる場合は、設定とプリセットをバックアップの上行ってください。
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症状その⑥
22.3.1アップデート後から、遠近ワープ利用時に意図せぬ位置でトリミングされてしまう
→こちらの問題は22.4.0アップデートで修正されました。
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症状その⑦
【Macのみ】22.4.0にて、2バイト文字を利用したパス名を保存すると文字化けしてしまう。それに伴い、Illustratorへ2バイト文字のパス名でクリッピングパスを作成したデータを配置すると正しい表示にならない。
→こちらの問題は22.5.0アップデートで修正されました。
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症状その⑧
【Windowsのみ】22.4.0にて、グラフィックプロセッサー機能がOFFのときにペンツールを利用するとアンカーやパスが非表示になる
<対処方法>
前のバージョン(22.2)をお使いいただくことで、こちらの問題を回避することができます。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
※バージョンを下げる場合は、設定とプリセットをバックアップの上行ってください。
また、必要システムを満たさないGPUを利用している場合はGPU機能を利用することができない可能性があります。
その場合は、アプリ自体が別物となるバージョン「21.2.8(2020)」の利用もご検討ください。
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症状その⑨
【Windowsのみ】22.4.0にてタブではなく、フロートさせた状態で複数ファイルを開き、閉じるなどの操作を行った場合に強制終了する
→こちらの問題は22.4.1アップデートで修正されました。
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症状その⑩
22.4.0にて、照明効果利用時に調整用のリングが表示されない
<対処方法>
画面上部メニューより以下の「テクノロジープレビュー」設定を呼び出し「ネイティブカンバスを無効にする」チェックを入れ、右上のOKをクリック後Photoshopを再起動ください。
Windows:編集>環境設定>テクノロジープレビュー
Mac:Photoshop>環境設定>テクノロジープレビュー
上記回避策は3D描画に関する設定であり、グラフィックプロセッサーの利用がONである必要があります。その設定を利用できない場合は前のバージョン(22.2)をお使いいただくことで、こちらの問題を回避ください。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
※バージョンを下げる場合は、設定とプリセットをバックアップの上行ってください。
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症状その⑪
【Windowsのみ】22.4.0にて、ライブラリパネル、バージョン履歴パネルのアイコンが非表示となる
→こちらの問題は22.4.2アップデートで修正されました。
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症状その⑫
22.4.0にて、選択とマスクの編集状態が表示されない
→こちらの問題は22.4.2アップデートで修正されました。
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症状その⑬
22.4.0にて、フォントリストの順番が欧文→和文の順番になっている
→こちらの問題は22.4.3アップデートで修正されました。
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症状その⑭
22.4.3にてEPSファイルを開くとインデックスカラーモードで開かれる
→こちらの問題は22.5.0アップデートで修正されました。
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症状その⑮
色調補正時やオブジェクトの変形時に数値をハイライト選択した状態でBack spaceキーを押すと、レイヤーやオブジェクトが削除される
<対処方法>
選択状態であれば数値をそのまま入力いただくことで回避をいただけます。
ただし、誤った削除などワークフロー上その対処では回避いただけない場合、以下方法で22.4.3バージョンへ下げてご利用ください。
以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール
※バージョンを下げる場合は、設定とプリセットをバックアップの上行ってください。
せっかくアップデートいただいたところ、ご不便をおかけしており大変申し訳ございません。
本件についてはAdobeで問題の修正に尽力しておりますので、アップデートがあり次第、本ページの内容も更新してまいります。
【2021/08/22更新 22.5.0verの情報を追記】
【2021/07/21更新 22.4.3verの情報を追記】
【2021/06/08更新 22.4.2verの情報を追記】
【2021/06/01更新 症状⑬を追記】
【2021/05/21更新 症状⑩⑪⑫を追記】
【2021/05/20更新 22.4.1verの情報を追記】
【2021/05/14更新 22.4.0verの情報を追記】
【2021/04/14更新 22.3.1verの情報を追記】
#Photoshop22.3 #ペンツール #プログラムエラー