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フォーラムを検索しましたが似たような投稿がなかったため質問をさせていただきます。
Pr→Davinci→Prなど、異なるアプリケーション間での編集時に最終レンダリングを高画質で実施したいと考えております。
色々なパターンがあると思いますので今回私の例で質問をさせていただきます。
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素材:4K S-Cinetone MP4 60fps
作業工程:①Pr粗編→②Davinciカラコレ+カラグレ→③Pr本編集→④HDサイズ(24fps)で書き出し
目標:④の書き出しを高画質にする
補足事項:
・完成尺30秒
・①の粗編時に膨大な素材量の中から選定し、クライアントチェックを受けるため
先にカラコレ+カラグレは現実的ではありません。
・また、撮影時のホワイトバランスは合っている前提ですが、室内素材と屋外素材、さらにそれぞれの素材も光量が大きく異なる状況で撮影された素材のため、1カット毎にグレーディングをしています。
こういった場合
★①Prのシーケンス設定や書き出し設定はどうすべきか?
例:最終レンダリングに合わせてシーケンスは1920×1080で素材のスケール50%にして粗編 or
シーケンスは3840×2160で素材は等倍で粗編
例:フレームサイズをHD or 4K ※2パスや最大深度、最高品質はやる前提
★②Davinciの書き出し設定はどうすべきか?
例:QuickTime?H264?解像度はHD?or4K?
★③Prの書き出し設定はどうすべきか?
例:シーケンスはHDサイズだが書き出しのフレームサイズを4K?
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書き出しをすればするほど圧縮される?ため劣化するという認識ですが
それを最小限まで抑えるための方法をご存知の方がいらしたら
ご教示いただけますと嬉しいです!!
もしくはこのパターンで他に良い方法があればそちらでも構いません!
ちなみに現在粗編チェックで決定した素材のみを単体でカラコレ+カラグレして書き出し、それを粗編のシーケンスに持ってきて①での書き出しを避け、カットしたタイミングに合わせようかと考えているのですが、1~2フレーム間隔での調整をしているのとフレームレートが違うので難しいと考え、①でなるべく高画質で書き出したものをDavinciでグレーディングしています。
もっと良い方法がありそうだと頭をひねったり調べたりしているのですがなかなか良い案が浮かばないため、アドバイスいただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします!!
ご推察の通り色々な方法がありますので、ご質問のケースでも複数の方法が考えられると思います。
そのうち、「余計な中間ファイルを作らない」という考え方で行きますと、
といった方法が考えられるかと思います。この方法は、最初のPremiere ProからResolveへのやり取りではXLMによる編集データのみの書き出しなのでストレージの容量を節約しつつ、劣化なしでResolveに渡せます(素材のデータレベルの変化なども気にしなくてOKです)。
また、ResolveからPre
...自分は編集はPremirer Pro、カラコレ/カラグレをDavinci、エフェクトをAfterEffectsという流れです。
自分の場合ですが以下の方法で素材のやり取りをしていますのでご参考になれば
(容量は食いますが品質及び作業効率的に中間ファイルに対してMP4などの高圧縮素材は基本的に使用しません)
1:Premirer Proでほぼ最終稿のカット割りを行いXMLで出力
└素材の変換はかからない、カット割りのみでスケール等はトラブルの元になるので使用しない
2:Davinciでカラコレ/カラグレ後、DNxHRでPremirer Proシーケンスでクリップ毎の設定で書き出し
└素材に変換がかかる
3:Premirer Proに書き出したDavinciのシーケンスを読み込み最終編集及びDynamic LinkにてAfterEffectsで効果をつける
└ここでカラグレすることも多い、Fxが重い時は連番で中間ファイルを作ることもある
4:Premirer Proから最終的な形式に書き出し
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ご推察の通り色々な方法がありますので、ご質問のケースでも複数の方法が考えられると思います。
そのうち、「余計な中間ファイルを作らない」という考え方で行きますと、
といった方法が考えられるかと思います。この方法は、最初のPremiere ProからResolveへのやり取りではXLMによる編集データのみの書き出しなのでストレージの容量を節約しつつ、劣化なしでResolveに渡せます(素材のデータレベルの変化なども気にしなくてOKです)。
また、ResolveからPremiere Proへの戻しは非圧縮で渡しますので、画質の劣化はありません。
(素材がおそらく4:2:0か4:2:2なので、後々のPremiere Proでの取り扱いを踏まえて4:2:2 10bitで十分だと思います。)
今回のケースでは60fps (59.94fps)の素材で24fps (23.976fps)納品とのことですので、どの段階でフレームレートを変換するかといったこともポイントになってくるのですが、30秒という短い尺ですので、60fpsで編集仕上げまで行って一番最後に24fps変換でも、長尺の制作に比べれば負担は軽いと思います。
お書きいただいたように編集ソフトを渡り歩く際に毎度動画データを書き出して進める場合には、画質のこだわり具合(納品物に求められるクオリティ)によりますが、ProRes 422 HQやWindows版ResolveではCineForm 4 (Film Scan)あたりがひとつの基準になるかと思います。無劣化にこだわる場合には、非圧縮4:2:2 10bitが無難かと思います。
フレームサイズをどの段階で4KからHDにリサイズするかや、フレームレートをどの時点で変換するかは、作業環境の制約(スペックやストレージの余裕)や作品の用途やワークフロー次第だと思います。
HD24pの納品がメインでも、ほかの用途に流用する際にサイネージの30fpsといった24fpsからの変換が適切ではない用途に使われる可能性が少しでもあれば、完成原版としては4K 60fpsで制作して、最終書き出しでHd 24fpsに変換するのが無難かと思います。
しかしながら、24fps以外での用途は皆無であれば、本編集の最中に24fpsの見え方で見えたほうが良いので、最初に変換(もしくはResolveの書き出しまでは60fpsで本編集のシーケンスを24fpsに変換)という手段も選択肢に入ってくると思います。
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いつも詳しく丁寧にご回答いただきありがとうございます!
XMLで非圧縮連携できる、という方法を知らなかったため書き出し毎の劣化減にばかり気を取られていましたが、ご教示いただいた方法であれば作業効率を考えてフレームレートやフレームサイズの変更ができると思いますのでとても助かります!
XMLでの連携が初めてなのでそちらについてもまた調べて今回のケースではどのようにすべきか考えて作業を進めたいと思います。
分かりにくい質問にもビシッと最適解を出していただきありがとうございます!勉強になりました。
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自分は編集はPremirer Pro、カラコレ/カラグレをDavinci、エフェクトをAfterEffectsという流れです。
自分の場合ですが以下の方法で素材のやり取りをしていますのでご参考になれば
(容量は食いますが品質及び作業効率的に中間ファイルに対してMP4などの高圧縮素材は基本的に使用しません)
1:Premirer Proでほぼ最終稿のカット割りを行いXMLで出力
└素材の変換はかからない、カット割りのみでスケール等はトラブルの元になるので使用しない
2:Davinciでカラコレ/カラグレ後、DNxHRでPremirer Proシーケンスでクリップ毎の設定で書き出し
└素材に変換がかかる
3:Premirer Proに書き出したDavinciのシーケンスを読み込み最終編集及びDynamic LinkにてAfterEffectsで効果をつける
└ここでカラグレすることも多い、Fxが重い時は連番で中間ファイルを作ることもある
4:Premirer Proから最終的な形式に書き出し
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余談ですが屋外ではホワイトバランスをどれだけ現場で調整しようと完全には合わないのでどうしてもカットまたはクリップごとにノーマルライズする必要があるのですがこれがPremirer Proだとやりにくいんですよね、、、ww
(室内でもシーンによってはわざとホワイトバランス変えたりするので)
合わせてカラーマッチやクオリファイアーの使いやすさと細かいところへの手の届きやすさが、、、w
(ただし、ノードのコピー方法だけは納得できない)
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ありがとうございます!
映像は人によってやり方が違って、特に色や音など感性が関係する部分は奥が深すぎて勉強になります!
今回は特にlogではないのと、部分的に強調してほしいなどの要望も合ったため、どのアプリケーションでどこまで詰めるかが本当に難しく、書き出しを重ねて画質がどんどん劣化していった(ように感じた)ので本当に苦労しました。
カラーマッチは今回はもうまったくもって機能しなかったため、クオリファイアーごり押しでなんとか調整しました(笑)
仰る通りAdobeとDavinciでどちらも一長一短をすごく感じるので、良い部分をうまく活用して作品を作りたいと思います!ありがとうございます!
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セオリーないですもんねー!
ゴリ押しww
色々大変かと思いますが頑張ってくださいー!!
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