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まずはじめに私のHDRについての知識不足が有ると思います。
Windwows版では何も考えずHDR書き出し時に
メイン10、レベル5.2、Rec 2100を選びHDRを念頭に置いて書き出しの設定としました。
しかし、
Macの場合ハードウェアエンコードでは制限があるようで
色域 Rec 2020を選ばなければハードウェアエンコードが不能でした。
そのため、
メイン10、レベル5(これは固定されてしまいます)、Rec 2020
を選ぶ事になり、
HDRグラフィックホワイト内の選択項目が変わり
(63% HLG, 51% PQ)
を選んでおります。
これでもRec 2100時と変わらずYouTubeアップ後は
HDR対応機種であれば同じガンマのHDR映像として正常表示されますでしょうか?
またこの辺の理解にわかりやすい説明いただけると嬉しいです。
サイト等を教えていただけるでもありがたいです。
検索で出てくる資料や wiki、某映像機器メーカーの少し古い説明等見ておりますが、
2020と2100の違いや関わりがイマイチピンときません。
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私自身、この件について詳しく検証はしていないので、より正確な挙動をご存じの方からのご返信があると助かるのですが、
>色域 Rec 2020を選ばなければハードウェアエンコードが不能でした。
--中略--
>これでもRec 2100時と変わらずYouTubeアップ後は
HDR対応機種であれば同じガンマのHDR映像として正常表示されますでしょうか?
この部分については、Premiere ProからRec.2020で書き出した時点でSDRに変換されていると思います。
実際に、「Rec.2100 HLG」で書き出したものと「Rec. 2020」で書き出したものを、QuickTime Playerで再生確認するだけでも違いが出るのではないかと思います。
>2020と2100の違いや関わりがイマイチピンときません。
ざっくり申しますと、Rec. 2020はRec.709に対しての広色域版の規格です。
Rec. 2020の広色域に、HDR(HLGもしくはPQ)を組み合わせたものがRec.2100です。
Rec. 2100とだけ書くと、HLGなのかPQなのか分からないので、Rec. 2100 HLGなどと記載します。
Rec. 2020とだけ書くとSDRを意味することが多いです。
しかしながら、Rec. 2020 HLGといったように記載するケースもあり、その場合はRec.2100 HLGと同じ意味と捉えて大丈夫です。。
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実態としては違いわかっているのですが、
各メーカーやバージョンで扱いがぜんぜん違うんですよね。
プレミアに関しては2100でなければならず、
たとえばFinalcut Pro Xでは2020HLGという表記のままです。
色域は2020と2100は同じはずなので、
表記の違いと各機能の違いの反映等も規格化してほしいと感じます。
その結果が、
各編集ソフトで2020にHLGを適用させられたりできなかったりなのかなと。
USBの扱いのように次々と過去の取り決めが更新され名称もわかるので、
なにか基準になる部分を見つけられておりませんでした。
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あまり難しくお考えにならない方が、スッキリするかもしれませんね。
>Windwows版では何も考えずHDR書き出し時に
>メイン10、レベル5.2、Rec 2100を選びHDRを念頭に置いて書き出しの設定としました。
と、お書きになられている通り、Macでも同様の設定で良いのではないかと思います。レンダラーと異なり、エンコーダーはソフトウェアエンコードをメインてお使いいただいても(書き出しは遅くなるかもしれませんが)良いようにも思います。
私は主にWindows環境を使用していますが、過去に軽微な問題がありましたので、原則ハードウェアデコードとハードウェアエンコードは無効にしております。
以下ほぼ余談です。
>各メーカーやバージョンで扱いがぜんぜん違うんですよね。
過渡期に登場した古いバージョンはさておき、現時点では表記方法の差はあれど、少なくともHLGに関してはカッチリしているように思います。
(私はPQの使用経験が無いので、勉強不足で状況について詳しくは存じ上げません……。)
Rec.2100が登場して以降も、Rec.2100 / HLGではなくRec.2020 / HLGといった表記をしているメーカーやユーザーが少なからずいらっしゃるのは、意図的なこともあるそうです。
従来からのユーザーや既に製品を出荷しているメーカーからすると、従来と全く同じ設定値なのに呼び名(設定名、ひいては互換性)が変わってしまうことによる混乱を防ぐ意図もあるからです。
(公開されている情報源はすぐに見つけられないのですが、たしかSONYはそのような考え方で今もRec.2020/HLGといった表記を採用しているはずです。)
Premiere ProがHDRに対応したころにはRec.2100が登場していたので、2100と表記するのは自然なことかと思います。
HDRで何かを扱う場合、「Rec. 2100」と表記されるソフトの場合は
・Rec.2100 / HLG
・Rec.2100 / PQ
のどちらかを選ぶ必要があり、
「Rec.2020」と表記されるソフトでは、
・Rec.2020
・Rec.2020 / HLG
・Rec.2020 / PQ
のうちのHLGかPQのどちらかを選ぶ、ということになるかと思います。
どちらの場合も、単純に「Rec.2020」を選ぶとSDR(Rec.709と同じ伝達関数)になるという点でも、動作は同じということで特に気になさらなくても良い部分なのではないかなと思います。
あとひとつ、更に余談になりますが、こういった色域や伝達関数の情報を動画ファイルに「メタデータとして加える」という部分では、参照する文献によっては注意が必要になるかもしれません。
「HDR制作に対応したソフトで作成したもので通常の手順でメタデータを含ませる」場合と、「SDRにしか対応していないソフトにて、モニタリング環境をHDR用に整えて正しいHDRとして作成したうえでメタデータを書き換える」という、大きく2分けて2つのケースがあるかと思います。
Premiere ProがHDRに対応する前は後者のケースが用いられていたわけですが、その当時に書かれた資料などを参照する場合には、現在の状況とは異なるということも踏まえる必要があるかと思います。
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>あまり難しくお考えにならない方が、スッキリするかもしれませんね。
たしかにそのとおりですね。
HDRで何かを扱う場合、「Rec. 2100」と表記されるソフトの場合は
・Rec.2100 / HLG
・Rec.2100 / PQ
のどちらかを選ぶ必要があり、
「Rec.2020」と表記されるソフトでは、
・Rec.2020
・Rec.2020 / HLG
・Rec.2020 / PQ
のうちのHLGかPQのどちらかを選ぶ、ということになるかと思います。
↑これはとてもわかり易いですね!
問題はソフト側や、表記の部分なのかも知れません。
Rec2100(色域規格)
のように日本語でカッコ表記も国内規格団体は表記をすべきです。
でないと、
BTもRecもHLGも、計算式やプログラム言語のような意味の存在になっていると感じます。
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私も勉強中の身ではありますが、EIZO社、Grass Valley社のWebサイトが分かりやすいように思います。
https://www.eizo.co.jp/eizolibrary/color_management/hdr/index.html
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検索で最も信頼できそうなサイトがそちらの企業内の説明になりますよね。
何度も見ておりますが、
企画自体が未だに固定しきれておらず
しかもモニターの明るさの技術革新にも継続的に関わる昨日からなのか
表や明記されている部分については部分的に理解できるのですが
「では、なぜコレはできてあれができない?」となってしまいます。
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