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S-Log撮影の素材をタイムラインに読み込むと色あせたような色になって思った色と違うという現象が発生しているという事でしょうか?
Rec.709のような色にしたいのであればSonyから提供されているLUTを適用する必要があります。以下のURLに詳しい説明がありますよ。
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S-Log撮影の素材をタイムラインに読み込むと色あせたような色になって思った色と違うという現象が発生しているという事でしょうか?
Rec.709のような色にしたいのであればSonyから提供されているLUTを適用する必要があります。以下のURLに詳しい説明がありますよ。
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既に解決済みのところ恐縮ですが、添付していただいた画像のなかで、フレームレートが一般的では無い数値になっているのが少し気になりました。
赤線を引いた部分の数値です。
Sonyのカメラで収録したS-Log素材ですと、通常はフレームレートは規格通りの数値になると思いますので、何かファイルに不具合が発生していたり、正しくない方法でファイル変換を経ている可能性もある(色にも影響する可能性があります)ような気がいたしまして、返信してみました。
(Sonyのすべてのカメラの仕様は把握していないので、こういった中途半端なフレームレートになる機種が無いとは断言はできないのですが……。)
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重ねての返信で失礼します。
Premiere Pro v23.1.0では、環境設定に「ログカラーマネージメント」という項目があります。この設定次第で、「フッテージを変換」のカラーマネージメントの初期設定が変わるようです。
■「ログカラーマネージメント」ONの場合
デフォルトでカラーマネージメントされて、Rec.709に変換された状態になります。
※白飛びする部分は、SDR最適化エフェクトなどで調整可能です。
■「ログカラーマネージメント」OFFの場合
Log素材のカラーマネージメントが行われず、無変換(便宜上Rec.709として)で扱われます。Log用のLUTをお使いいただく場合のデフォルト設定ともいえるかと思います。
このあたり、従来のバージョンとは少し異なるという点に注意していただく必要もあるのではないかなと、思っております。
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Ckun様
質問に割り込む形になり恐縮ですが、
ログカラーマネージメントとLUT適用での運用の違いに関して、ご教示頂けませんでしょうか?
ログカラーマネジメントは、単純にLUT適用の手間を省くためのものなのか、それ以外のメリットがあるのか気になるところです。
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>ログカラーマネージメントとLUT適用での運用の違いに関して、ご教示頂けませんでしょうか?
簡単に申しますと、カラーマネージメントによる変換(ここでは変換式通りの管理の意味でございます)は、各Logフォーマットの規格通りに扱って色域・伝達関数の変換をするということで、「普通の色」にする、というイメージでしょうか。
LUTによる変換も、変換式通りにRec.709などに変換するものもあると思いますが、例えばSONYが提供しているLC-709、LC-709TypeA、Cine+709はそれぞれ味付けと申しますか純粋な色域・伝達関数変換+αの要素があります。
ですので、LUT制作者(メーカー)の色づくりが好みでしたらそういったLUTをお使いいただくということになるかと思います。
また、制作会社内で何らかの統一した色調・トーンを共有するといった場合にも、LUTを書き出して使った方が便利というケースがあるかと思います。
LUTはルックアップテーブルという名の通り、ある値の入力に対してテーブルから出力すべき値を拾って出すものですが、LUTによってはオリジナル素材からの情報の欠落が多いものもあります。
(入力LUTには不向きですと説明されているものもあるかと思います。)
それに対してカラーマネージメントによる変換では、基本的には情報の欠落はありませんので、例えば私が先ほど例示した画像では空が真っ白に飛んでいますが、レベルを下げてゆけば諧調が出てきます。
LUTをあてて白飛びした部分は、そのあとにレベルを下げても飛んでいる部分の諧調は戻ってきませんね。
ここで書いた内容は、それぞれの特徴の一部でしかありませんので、実際には作品に要求される色調・トーンや、ワークフロー(予算・納期も含めて……)などから適切な方法を選択する、ということになるのではないかなと思います。
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Ckun様
分かりやすく解説頂きましてありがとうございました。
LUTにて情報の欠落が発生するというのは存じませんでした。
大変勉強になりました。