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Known Participant
August 16, 2025
Answered

InDesign 2025のカラー設定について

  • August 16, 2025
  • 2 replies
  • 1658 views

いつもお世話になります。
表題の通りInDesignのカラー設定について
ご存じの方にご教授いただきたいです。

Windows11、InDesign 2025(ver20.4.1)を使用しております。


自分用にカスタマイズしたカラー設定
(モニターAdobeRGB、CMYK  Japan Color 2001 Coated)を
InDesignにも適用したいのですが、
何度設定しても意図しない設定に戻ってしまいます。
(モニターsRGB、CMYK  Japan Standard v2)

 

Illustrator、Photoshopでは自分が使いたい設定に
問題なく変更できております。

 

InDesignはBridgeからの変更も受け付けず、
カラー設定を開くといくつかのパラメーターが使用不能なので
デフォルトの値を使用します。と警告が表示され
カスタマイズした設定を選んでカラー設定を閉じても適用されていません。

 

カラー設定のデフォルトで作ってある設定を
いくつか見るとCMYKの所がカラー値を保持のものばかりです。
私はCMYKの所は、埋め込まれたプロファイルを保持にしたいのですが
InDesignではカラー値を保持の設定の方が最適なのでしょうか。


InDesignはIllustratorよりも使用頻度が低く解らない事が多いです。
また、カラーマネジメントにも不安があるため
どうかお教えいただけると嬉しいです。

画像も添付いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
InDesignのカラー設定の画面は上手くスクリーンショットが取れず
不格好で申し訳ありません。

Correct answer Yamonov

Illustratorでカラー設定のプリプレス用-日本2の設定を変更して、

>プリセット名を付けて、csfファイルを保存いたしました。

 

Photoshopで同じ設定を作って保存してください。

後述する理由のため、カラー設定はPhotoshopで作るのが安全です。

 

(ちなみに「>」は引用文のほうにつけるお約束の記号で、↑のように使います)

 

カラー設定をAdobe RGBに設定したいのは

>印刷用で画像加工するときに、出来るだけ鮮やかに仕上げたいので

公私共に写真素材はAdobe RGBで開いて加工をしているのですが、間違ってますでしょうか…

 

ちょっと勘違いしているように見えます。

 

Adobe RGBで開いて

 

確認する設定にしているので、不一致ダイアログが出るはずです。

どれを選択して開いていますか?

Adobe RGBにして加工したい、という場合は、「ドキュメントのカラーを作業スペースに変換」以外は間違いです。

 

厳密なことを言うと、Photoshopで画像を開く場合に限り、正解は「作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用」です。Adobe RGBへ変換してしまうと、最近多いDisplay P3の画像の緑色や赤色が削られてしまうためです。
こういった広い色域の画像も増えているため、sRGB画像以外は、埋め込みプロファイルを生かして開いて画像補正してからCMYK変換するのがセオリーです。

 

 

次にInDesign/Illustratorの設定ですが、CMYKでプロファイルを保持するのは事故の元になるので避けてください。 「色を固定して、数値を変換」してしまうためです。

 

例えばPhotoshopで、背景のグレイをほぼKのみにしたCMYKデータを作ったとします。

 

(Kのみ表示した状態。真っ黒です)

 

Illustratorに埋め込みプロファイルを生かして配置してしまうと、画像はこのように色変換されてしまいます。

(Kのみ表示した状態。「色」を固定して「数値を変換」するCMYK→CMYK変換が行われ、Kの情報が失われます)

 

全く違う分版になってしまっています。

例えば、一部だけ色がついた黒い線の図面を、黒はKのみに画像加工して配置したとしても、プロファイルを生かして配置してしまうとCMYK全て使った黒になってしまいます。

 

これを避けるため、InDesign/Illustratorには自動で設定する仕組みがあります。

Photoshopで次のような、全てプロファイルを保持ポリシーのカラー設定を作っても、

 

 

InDesign/Illustratorで同じプリセットを選択しても、CMYKのポリシーは「カラー値を保持」に自動で変更されます。 こうあるべきだからです。

 Illustrator・InDesignでCMYKポリシーを保持にして作ったcsfカラー設定ではこの自動変換が効かないことがあります。ですので、カラー設定は基本的に、Photoshopで作るのがセオリーです。自動変換を効かせるためです。

 

まとめ:

 

いま設定されているカラー設定は非常に危険で、勧められません。

特にCMYKのカラー値保持はすぐに止めてください。

そのカラー設定で新規でInDesign/Illustratorドキュメントを作ってしまっていたら、ドキュメントを開いて、全ての画像の配置をしなおして、ついでにカラー設定を変更するか、新規に作り直してください。

というくらいヤバい設定です。

CMYK画像は全てPhotoshopで一度開き、プロファイルが作業用スペースと異なっているなら、注意して変換しなおす・指定しなおして調整する、などしてから配置しましょう。

 

_amenizi_さんの目的でのカラー設定は、Photoshopでこうされたほうがよいかと思います。

 

■作業用スペース

 sRGBにしておく。

ポリシーが「埋め込まれたプロファイルを保持」なので、Adobe RGBやDisplay P3が埋め込まれたRGB画像は、正しく開くことができます。

プロファイルが埋め込まれていない画像は、sRGBで開きます。

ここが重要で、IllustratorやInDesignに、レイアウトを進めるためにRGB画像をとりあえず貼って進めることはよくあるかと思いますが、その際に作業用スペースがAdobe RGBのままだと、プロファイルがない画像(WEB用の画像)が無理矢理Adobe RGBとして表示されてしまうため、彩度が爆上がりしてしまいます。

 

Japan Color 2001 Coated/Japan Color 2011 Coatedは、グラフィックなどの少しいい印刷通販なら後者を薦めます。

 

■カラーマネジメントポリシー

Photoshopでは全て埋め込み保持。

Illustrator・InDesignでは自動的にカラー値保持になります(Photoshopで設定を作っていれば)

 

■チェック類

全てオン。

 

 

2 replies

Yamonov
Legend
August 17, 2025

>自分用にカスタマイズしたカラー設定

 

①「カスタマイズして」「プリセット名を付けて、csfファイルを保存した」で合っていますね?

 

②どのアプリでカラー設定を作成しましたか?

 

③モニタRGBを「モニターRGB:(使用モニタプロファイル)」となっているメニューから選択していませんか?これはプライマリモニタごとに変わるもので、カラー設定に含めるのは不適当です。

 

④本当にPhotoshop/Illustratorでは正しい状態がキープされていますか?

プリセット名が変わらなくても、ポリシー等が変わることがあります。

 

★とりあえず原因のひとつを排除するため、カラー設定同期用ファイル「ACEconfigCache2.lst」を削除してください。勝手に再作成されるものなので、気軽に削除して構いません。

↓このURLから、対処1:カラー設定ファイルを削除する

を参考にして、手動でゴミ箱に入れてください。

https://community.adobe.com/t5/illustrator%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%8C-illustrator-5-5%E3%82%92%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%86/m-p/4786718?profile.language=ja

 

⑤モニターAdobe RGBとありますが、計測した上で通常プロファイルAdobe RGBと完全に一致した、と判断して「Adobe RGB」カラープロファイルをモニタプロファイルとして使用しているのでしょうか?

⑥プロファイルを保持にしたい理由はなんでしょうか?

--Yamonov
_amenizi_Author
Known Participant
August 17, 2025

Yamonov様

お世話になります。

詳しいご回答ありがとうございます!

質問の情報が足りず申し訳ございません。

 

 

①「カスタマイズして」「プリセット名を付けて、csfファイルを保存した」で合っていますね?

②どのアプリでカラー設定を作成しましたか?

 

>Illustratorでカラー設定のプリプレス用-日本2の設定を変更して、

プリセット名を付けて、csfファイルを保存いたしました。

 

 

③モニタRGBを「モニターRGB:(使用モニタプロファイル)」となっているメニューから選択していませんか?これはプライマリモニタごとに変わるもので、カラー設定に含めるのは不適当です。

 

質問に要らない文字を書いていて申し訳ありません…

自分がカスタマイズした設定のRGBの部分は「Adobe RGB(1998)」でモニターの文字は入っておりませんでした。

意図しない設定の方は「モニター RGB -sRGB IEC61966-2.1」になっております。

今後「モニターRGB:(使用モニタプロファイル)」に気を付けます。

 

 

④本当にPhotoshop/Illustratorでは正しい状態がキープされていますか?

プリセット名が変わらなくても、ポリシー等が変わることがあります。

 

>お恥ずかしながら、眠い状態で確認したのでぼんやりしているのですが

本日Illustratorのカラー設定を確認したときに、CMYKの所だけカラー値を保持に

変わっていて、この設定にしてたかな?と不思議に思いながら

プロファイルを保持に変更したと思います。

その後IllustratorもPhotoshopもプロファイルを保持のまま設定されています。

 

 

★とりあえず原因のひとつを排除するため、カラー設定同期用ファイル「ACEconfigCache2.lst」を削除してください。勝手に再作成されるものなので、気軽に削除して構いません。

↓このURLから、対処1:カラー設定ファイルを削除する

を参考にして、手動でゴミ箱に入れてください。

https://community.adobe.com/t5/illustrator%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/...

 

>説明とURLもありがとうございます!

ACEconfigCache2.lstを削除してみましたが、2個目のファイルを開くと

意図しない設定に戻ってしまいました…

 

 

⑤モニターAdobe RGBとありますが、計測した上で通常プロファイルAdobe RGBと完全に一致した、と判断して「Adobe RGB」カラープロファイルをモニタプロファイルとして使用しているのでしょうか?

 

>Adobe RGBの色域のモニターが欲しかったのですが、資金力がなさすぎてsRGBよりは色域が広そうな

DCI-P3 100%のモニターのノートパソコンを使っています。

キャリブレーションもセンサーも持っておらず、出来ておりません…

カラー設定をAdobe RGBに設定したいのは

印刷用で画像加工するときに、出来るだけ鮮やかに仕上げたいので

公私共に写真素材はAdobe RGBで開いて加工をしているのですが、間違ってますでしょうか…

 

 

⑥プロファイルを保持にしたい理由はなんでしょうか?

 

>先日Yamonov様が出演されているセミナーを拝見いたしました。

カラー値が同じでも、プロファイルによって色の表現が違うとおっしゃっていたと思います。

間違って覚えていたら大変申し訳ございません…!

プライベートで使っているパソコンですので、

他の方のデータは稀にしか触る機会はないのですが、

自分が前に作ったデータでも、意図せず色が変わってしまうことを避けたいと思い

プロファイルを保持にしたいと思いました。

Yamonov
Legend
August 18, 2025

Display P3の画像も何度もAbobe RGBに変換してしまっていました…

>今日からphotoshopで画像加工する時は、

>「作業用スペースの代わりに埋め込みプロファイルを使用」を使います!

 

単純にDisplay P3をAdobe RGBへ変換するとどうなるかですが、この図が分かりやすいかと思います。

 

 

広さ的には近いのですが、カバーしているエリアが全く違います。特に緑部分は、単に変換してしまうと、Adobe とP3の重なる部分だけしか残らなくなることが分かります。

 

以下はPhotoshopで画像を触るとき限定の話ですが……

最終的にCMYKにするために、RGBの元データで色補正を行うなら、開いた時には元データを生かして開くべきです。

ただ、sRGBの場合はより広い色域(P3やAdobe)に「マッピングしなおして」=「色を固定して数値を変換して」開くのは間違いではありません。

上の図の範囲がイコール色調補正の限界ですから、sRGBのままで大幅に色調補正すると破綻しやすくなります。

※最終的な出力がCMYKでなくsRGBと決まっているならその限りではありません。


答えてなかったので追記:

モニターの色域=モニタープロファイルと、カラー設定の作業用は合わせる必要はありませんし、合わせる意味もないですし、また合わせてはいけません。

モニタープロファイルは「モニターがどんな発色をしているのか」をPCに伝えるものです。AdobeRGBを指定したりしてはいけません。「Adobe rgbという規格に完璧に合っているモニタ」など存在しないからです。本来モニタープロファイルはモニタごとに個別に用意しなければいけません。画像埋め込みや作業用とは全く別に考えなければいけません。

 

キャリブレータを持っていない場合は、モニタの説明や実際の発色から「たぶんこれが近いだろう」と推測して当てるしかありませんから、安心のためにも早めにキャリブレータを用意した方がいいでしょう。

--Yamonov
Omachi
Legend
August 17, 2025

InDesignはBridgeからの変更も受け付けず、

これはバグです。

他にも複数バージョンのInDesignをインストールしている場合にバージョンごとに設定を変更できないというバグもありますが、この2つは根本が同じです。次を参照。

カラー設定が、他のバージョンの設定に勝手に上書きされてしまう。

 

この中で、Macでのカラー設定ファイルの場所が書かれていますが、Windowsでは次のファイルになります。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Color\ACEConfigCache2.lst

このファイルを削除もしくは名前を変更して、改めてInDesignでカラー設定を行ってみてください。設定が反映されたら、このファイルがおかしくなっていたということなので、古いファイルは削除し、Bridge、Photoshop、Illustratorでカラー設定をしてみてください。

 

それでも設定が保存されない場合は、キャッシュの削除や環境設定のリセットを試してみることになると思います。

キャッシュのフォルダは

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Adobe\InDesign\Version 20.0-J

です。このフォルダを丸ごと削除してかまいません。InDesignを起動すれば再作成されます。

_amenizi_Author
Known Participant
August 17, 2025

Omachi様

お世話になります。

詳しくご回答いただきありがとうございます!

 

ACEConfigCache2.lstの削除

Version 20.0-Jの削除をしてみました。

設定したあとにファイルをいくつか開くと、

やはり意図しない設定に戻ってしまいました…

 

バグの事や、InDesignは他のアプリとカラー設定の保存のされ方が

違うのも知りませんでしたので勉強になりました!

ありがとうございます。