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premire pro cc2018を使っています。
お聞きしたいことがあります。
最近Intel系のCPUで、QSVが無効されているということを知りました。
9900Kや9900KF。9700Kや9700KF。
といったFシリーズは、QSVが無効化されているということを知りました。
ただ、最近CUDAでエンコードしましょう。
みたいな記事をよく見た気がするのですが、
Intel系のCPUをお使いの皆様にお伺いしたいのです。
QSVで作品を動画作成されていますか?
CUDAで作品を動画作成されているのでしょうか?
QSVってそんなに映像がきれいになったりするのでしょうか?
4K映像とうでは効果があったりするのでしょうか?
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くわしくはわからないので想像ですが、PremiereでQSVが使用されているとしたら、Marcury Playbackをソフトウェア処理に切り替えた時ではないでしょうか。
通常は、NVIDIAやAMDのグラフィックカード または、Intel CPUに統合されているGPUを使った、GPUアクセラレーションでレンダリングされていると思います。
QSVやGPUアクセラレーションは、動画エンコードやデコード処理を速くするための機能で、映像を綺麗にするのは、Premiereのレンダリング設定次第で変わってきます。
綺麗にすればファイルサイズが大きくなるので、DVDやBDに収録できない、または、重くて滑らかに再生できないなどの弊害もでます。
GPUアクセラレーションの名称でCUDAは、NVIDIAのグラフィックカードだけで利用できる機能で、AMDやIntelのGPUはOpenCLという機能を使います。
macOSは、すべてのGPUでMetalという機能を使います。
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Ckunさんの返信が気になったので、ネットで調べたのですが、
ハードウェアエンコーディングはIntelのQSV以外にNVIDIAのNVEnc、AMDのVCEが存在するようです。
エンコード専用のアプリでは、上記の機能が複数実装されて選択できるようですが、PremiereProやMedia Encoderには、いずれの機能も搭載されていないので、昔ながらのCPUだけでエンコードを実行していると思われます。
つまり、Ckunさんの記載されているソフトウェアのエンコードとなります。
Enable Intel Quick Sync Video / QSV for quick H.264 output?
NVidia GPU-accelerated H264-encoder plugin 1.12, ready for public testing
NVEncについては、ユーザーがプラグインを開発して、Adobe製品で利用できます。
https://blacknd.com/video-editing/adobe-cc-encode-codec-h264-avc-h265-hevc-x264-nvenc-geforce/
ただし、ハードウェアエンコードは、CPUのエンコードより画質が悪い評判があるので、確認してからお使いください。
<追記>
プラグインについての内容が、ソフトウェアのハッキングや不明なリンク先などが含まれているので、取り消し線をいれています。
使用は自己責任でお願いします。
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私も最近のハードウェアエンコードについてあまり詳しくないのですが、とりあえずインテルのサイトにはPremiere Elementsの記載はありますがPremiere Proはリストに無いようです。
しかしながら、Premiere Proの「ハードウェアによる高速デコード」や、「ハードウェアエンコーディング」は、もしかするとQSVのことかもしれません。この辺のことは私もよくわからないので、お詳しい方から返信があると助かります。
Mukaidaさんが仰るように、QSVはデコード・エンコードを高速化することが主な目的だったと思いますので、奇麗かどうかは別の要素も絡むので一概には言えないかと思います。おそらく、デコード品質はほとんど変わらないと思うのですが、エンコードについては差が出ると思います。とはいえ、ソフトウェアエンコード同士の比較でもエンコーダーが異なれば画質・エンコード時間に差が出ますし、同じエンコーダーでも設定によって画質・エンコード時間が変わりますので、速度とのバランスを含め、ご自身の目で確認していただくのが一番だと思います。
個人的には、レンダラーとしてのCUDAは使用しておりますが、書き出し時に使用している主なコーデック(XDCAM422やXAVC、ProResなど)は「ハードウェアエンコーディング」という項目が出てきていないので、ソフトウェアエンコードを使っているのだと思います。
レンダラーの画質という面では、CUDAなどのGPU処理とソフトウェア処理ではリサイズのアルゴリズムが異なっていたりしますので、編集内容によっては差が出ます。
(数世代前のバージョンで検証しましたが、最新版ではきちんと確認していないので、もしかすると状況は変わっているかもしれません。)
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Mukaidaさん
情報ありがとうございます。
なんか難しいですね。
やっぱり、基本今までCUDAで動画を作ってたんですが、最近CPUでKFていうのが出てきたみたいで、
何が違うのか調べたらQSVが使えないってかいてたので、気になったってところなのですが。
詳細アドレスありがとうございます。
確認させていただきます。
Ckunさん
やはりきれいさではなく、エンコード速度に関係していそうですか
>XDCAM422やXAVC、ProResなど)は「ハードウェアエンコーディング」 という項目が出てきていないので、ソフトウェアエンコードを使っているのだと思います。
そうなのですか。ずっとH264 で作っていたため知りませんでした。
情報ありがとうございます。
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もしかすると、ご質問の意図を私が理解していなかったかもしれませんことと、自分で検証しないで返信するのも申し訳ない気がいたしますので、補足しつつ返信いたします。
まず、
>ただ、最近CUDAでエンコードしましょう。
>みたいな記事をよく見た気がするのですが、
という点について、その記事の内容を詳しく見てみないとどのような意図で書かれたものなのかわかりませんが、現在のPremiere Proで「CUDA」を使うのは、「エンコード」ではなく「レンダリング」です。
Mukaidaさんがご紹介してくださったプラグインなどを入れていない限り、Premiere Proにて「CUDAでエンコード」はできないということになるかと思います。
そして、
>基本今までCUDAで動画を作ってたんですが、
という件なのですが、これは「レンダラーとして」CUDAをお使いだったということなのか、ほかのアプリケーションにてCUDAによる「エンコード」をしていたのかによって解釈が変わってくるかと思います。
「CUDA」をレンダラーとして使用していたということでしたら、今後もCUDAを使用する限りレンダリング品質の面ではiGPUの有無は全く関係ないと思います(ただし、後述のハードウェアエンコードには関わってきます)。
私の場合、前回の返信の通り作品の最終書き出しには高品質のコーデックを使用していますので、通常のH.264書き出しは試写用や簡易的なチェック用にしか使用しておりませんでした。
また、NvidiaのGPUを使用しておりUEFIでiGPUを無効にしていたので、H.264やH.265の「ハードウェアエンコーディング」ができない状態でした。
そういった理由で「ソフトウェアエンコードしか使用していない」状況でしたので、今回UEFIでiGPUを有効にして検証してみました。
下記リンク先に書かれている通り、Premiere Pro 2018 (12.1.2)以降で可能となったハードウェアエンコーディングは、「第 7 世代以降の Intel® Core™ プロセッサーを搭載し、Intel Graphics が有効になっている Windows 10 コンピューター」が条件となっています。
新機能と強化機能 | Premiere Pro CC 2018 リリース
これが「QSV」を使用したものであるような気がするのですが、そのような記述がある信頼できる情報源がありませんでしたので、とりあえず「iGPUでエンコードするもの」ととらえています。
結論から申しますと、Premiere Proの場合、ハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードの画質に大きな優劣はないように感じました。ぶっちゃけて申しますと、低ビットレートでしたらどちらもあまりきれいではないので、圧縮ノイズの雰囲気が異なるだけ、といった印象です。
(ほかのソフトを用いて画質優先でパラメーターを設定したx264と比べると、もっと差が出ると思います。)
エンコード時間はかなり差が出まして、FHD60i XDCAM422素材(エフェクトなし・30pで書き出し)ではハードウェアエンコードの方が2倍強速く完了しました(i7 7700K使用)。
ついでに4K24p ProRes422HQ素材をH.265書き出しするパターンも試したところ、速度差は4倍弱ありました。
そのようなわけで、「チェック用などの書き出しには積極的にハードウェアエンコードを使いたい」と思うようになりました(UEFIでiGPUを有効にしたことによる弊害が今後発生しなければ、ですが……)。
そして今回の検証で気づいたのですが、「環境設定」の「メディア」にある「ハードウェアによる高速処理のデコードを有効にする」というチェックボックスは、iGPUが無効になっている環境でもチェックを入れることができますが、実際にはiGPUが無効になっている環境では機能していないようです。
今回、iGPUをUEFIで有効にしたところ、H.264収録素材の再生レスポンス(特にLキー数回押しの早送り)が少し良くなりました。
ただし、この辺の設定を変えた際には、既存のプロジェクトで使用している素材のメディアキャッシュ(Media Cache Filesフォルダの中)を削除しないと、著しく再生が困難になることが多々ありましたので、注意が必要かもしれません。
IntelのCPUのFシリーズは、単純にF無しのモデルのiGPUを無効にしたものですので、iGPU以外の性能は変わらないようです。しかも、価格も変わらないようですから、ビデオ編集用としてあえてF付き(iGPU無効)のCPUを選ぶメリットはないと思います。
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Premiereには、あまり参考になりませんが、After Effects CC2019からH.264 / H.265のデコードに限って、QSVを使ったハードウェアアクセラレーションに対応しているようです。
環境設定の読み込みの項目にメニューはあります。
機能の概要 | After Effects(2019 年 4 月リリース)
CUDAおよびOpenCLの選択肢はないので、QSVが使えるCPUの方が処理速度は速くなります。
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Ckunさん
情報ありがとうございます。
におっしゃっていただいたように、MediaEncoderCCのレンダラーでCUDAを使用しておりました。
エンコードではありませんでした。
もうしわけありません。
Ckunさんの情報をいただいて自分がどのように認識しているのがわかった気がします。
ソフトウェアエンコードとハードウェアエンコードの認識を間違っている可能性があるということに気付きました。
私の中では、
>「CUDA」をレンダラーとして使用していたということでしたら、今後もCUDAを使用する限りレンダリング品質の面ではiGPUの有無は全く関係ないと思います
MediaEncoderCCのレンダラー設定項目で、
・Mercury Playback Engine GPU (CUDA使用)⇒NvidiaのGPUを使用したハードウェアエンコード
・Mercury Playback Engine ⇒ Intel CPU QSVによるソフトウェアエンコード
と認識していました。
Ckunさんの検証していただいた内容とリンク内容を確認し、自分の環境と見合わせたところ上の認識はかなり間違っていそうなことに気付きました。^^;
そうなると、Fシリーズを買って動画編集用のパソコンに使用すると、下手したら結構古いCPUよりも遅くなってしまいそうな気がしますね。。。
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なるほど、「レンダリング」と「エンコード」を混同なさっていたようですね。
お書きになられている
>MediaEncoderCCのレンダラー設定項目で、
>・Mercury Playback Engine GPU (CUDA使用)⇒NvidiaのGPUを使用したハードウェアエンコード
>・Mercury Playback Engine ⇒ Intel CPU QSVによるソフトウェアエンコード
というご認識は、残念ながら誤りということになると思います。
(そもそも、QSVは「ハードウェア」によるエンコード・デコードテクノロジーですね。)
レンダリング(編集内容の処理。色加工や拡大縮小などなど。)とエンコード(コーデックを使ってレンダリング結果を圧縮などする処理。ただし、非圧縮コーデックに対しても「エンコード」という 言葉は使います。)は異なるものです。レンダラーは、その名の通り「レンダリング」のエンジンを指します。
Media Encoderまで含めますと、レンダラーの設定は少々ややこしくなりまして、Premiere Proからキューを送ってMedia Encoderでエンコードする場合、編集内容のレンダリングはPremiere Proのプロジェクト設定で選んだレンダラーが選択されるようです。Premiere Proのプロジェクト設定で「CUDA」が選ばれている場合、Media Encoderのレンダラーを「ソフトウェア」に設定しても、レンダリング中はGPUの負荷が高くなってまして、編集内容はCUDAでレンダリングされるようです。
しかし、書き出しの設定でタイムラインの解像度と異なる解像度で書き出す場合など、Media Encoder上でリサイズ処理など行われる場合には、Media Encoderのレンダラーの設定が反映されるようです。
Windowsのタスクマネージャーの「パフォーマンス」タブを見ながらいろいろ試していただきますと、どの条件でどのGPUが使われているか否かがわかると思います。
ちなみに、添付した画像はH.264コーデックのXAVC S素材(1080/30pと60p混在)を5レイヤー重ねてリサイズや色補正を入れて再生している状態です。
タスクマネージャーのグラフとPremiere Proの環境設定(ハードウェアの高速処理によるデコードを有効)・プロジェクト設定(レンダラーをCUDAに設定)から、「おそらくIntelのGPUがH.264のデコードに使用され、 NvidiaのGPUがリサイズや色補正などに使用されている状況であろう」ということがわかります。
ハードウェアレンダリングのための高性能なグラフィックボードを搭載する場合には、CPU内蔵のGPUを活用できる場面はH.264やH.265を扱うときくらいかと思いますので、これらのコ ーデックを使用していない場合にはFシリーズのCPUでもあまり問題はなく、私自身も一昨日までずっとiGPUを無効にして使用していても不自由は感じていませんでした。
とはいえ、H.264やH.265を全く使用しないということはほとんど無いと思いますので、前回の返信にも書きました通り、積極的にFシリーズを選ぶ理由は無いと思っています。
余談ですが、時間が空くたびにちょくちょく調べているものの、Premiere ProのH.264やH.265のハードウェアエンコードがQSVなのかOpenCLなのかそれらとは別物なのか、未だ情報を見つけることができておりません……
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Ckunさん ありがとうございます。
パフォーマンスをみるところ、内蔵CPUを使っていそうですね。
ただ、私の場合H264 を使うことが10割といっていい状況なんですよね。
そう考えるとますます、Kシリーズでいくメリットはありませんね。
>余談ですが、時間が空くたびにちょくちょく調べているものの、Premiere ProのH.264やH.265のハードウェアエンコードがQSVなのかOpenCLなのかそれらとは別物なのか、未だ情報を見つけることができておりません……
adobe昔は、電話で教えてくれた気がするんですが。
今電話番号すらないですもんね…。
Mukaidaさん
情報ありがとうございます。
AE2019は、QSV対応なのですね。
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>そう考えるとますます、Kシリーズでいくメリットはありませんね。
KではなくF(iGPU無効版)のことかと思いますが、H.264を常用されているのならばおっしゃる通りだと思います。
Premiere Proの「ハードウェアによる高速化」がQSVなのか否かはあまり重要な問題ではないと思うのですが(必要システム構成に条件が書いてありますので)、どこかで見た記憶があったのでもう一度検索しましたら、ようやく公式と言ってよさそうな情報を見つけました。
https://cgworld.jp/feature/201804-adobe.html
adobeサイト内の情報ではありませんが、上記ページ下の方に掲載されている画像(Quick Sync Videoと記載あり)にはAdobeのコピーライト表記がありますので、間違いないと思います。
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