アートボードサイズ通りに96ppiでPNGを書き出す方法

[76827107]

解像度96ppi、PNGで書き出す際のご質問になります。

まず現状として、例えば「30×30px / 96ppi」のPNGが欲しくて以下の設定・手順で書き出すと、書き出されたデータは「40×40px / 96ppi」になってしまいます。

１）新規ドキュメント作成

・アートボードサイズ……30x30px

・ラスタライズ効果……72ppi

２）効果＞ドキュメントのラスタライズ効果設定

・解像度……96ppi

３）ファイル＞書出し＞書出し形式＞PNGオプション

・解像度……96ppi

上記に関して、伺いたいのは以下2点となります。

①　Illustratorでアートボードで指定したサイズ、且つ、96ppiで書き出すことは可能か

②　①が可能な場合、どういった設定・手順で書き出せば良いか

Photoshopで作成・変換・書出しすれば解決しそうなのですが、それだと実装上望ましくない要素（iTXt）がPNGに含まれるようでして…「iTXtが含まれないIllustratorで書き出して欲しい」と要望されている状況です。

ニッチなご質問となり恐縮ですが、ご存じの方がいらっしゃいましたらお知恵拝借できますと大変幸いです。よろしくお願いいたします。

[akatsuki_obana]

この場合は、「ファイル」メニュー→書き出し→スクリーン用に書き出しを使ってください。

[76827107]

ご回答ありがとうございます。

スクリーン用に書出しでも解像度の指定が出来たのですね！

ただ、こちらで96ppiを指定して書き出した所、やはり30×30pxではなく40×40pxで書き出されてしまいました…

やはりIllustratorでの実現は難しいのかもしれないですね…実現不可な場合は、実装担当者と再度相談してまいりたいと思います。

重ねて、ご回答ありがとうございました。

[akatsuki_obana · Accepted solution]

40×40pxで書き出されているのは、書き出し時に解像度を96dpiに設定しているからですね。

また、ラスタライズ効果設定の解像度は書き出し結果には影響されません。

調べてみたところ、IllustratorからPNGを描き出す際、解像度の指定はできないようです。

ちなみに、Photoshopで解像度を指定後、「Web用に保存（従来）」を使用するか、「書き出し形式」でメタデータを保存しない設定で書き出すのはいかがでしょう？

[Quick Timer]

akatsuki_obanaさんと被っちゃうけど

自分がやるとなったら

96の倍数でPSDに書き出して

（倍数でやればアンチエリアス立てない選択肢ができるので）

フォトショップで解像度とサイズ変更をバッチで処理して

PNGに書き出し

そのあとでImageOptimとか使って

メタデータ削除かなぁ

参考まで

----追記

書いてる間にakatsuki_obanaさんと完全にダブった…笑

あぁ削除してぇ…笑

失礼しました＞＞＞akatsuki_obanaさん

--余談

Bridgeでメタデータのクリーニング（完全削除）とか

出来るようになればいいのにね…余談でした

[76827107]

まとめてのご返答となることをお詫び申し上げます。

追加でのご回答、また色々とお試しいただきありがとうございます。知らなかったことだらけで、大変参考になりました。

こちらで教えていただいた方法を色々試してみた所、最終的には以下の方法で書出したもので実装担当者よりOKが貰えました…！

１）Illustator：スクリーン用に書出し（72ppi）

２）Photoshop：96ppiに変換

３）Photoshop：Web用に保存（PNG-24 / メタデータなし）

問題となっていたiTXt、並びに、その他の不要なチャンクについても、完全ではないものの大部分が削除・削減されたようです。

改めて、この度はお力添えいただきありがとうございました。

ニッチなご質問にも関わらずご回答いただけて、大変助かりました。

メタデータの完全削除は、実装担当者からしても大変望ましい機能のはずです！

私もいつか実現することを祈りつつ、こちらのトピックは締めさせていただきます。

ご回答いただいたお二方、本当にありがとうございました！

[monokano]

いろいろ試したのですが、Illustratorはファイルのpxはイコールptで、画像書き出しではptを維持してpxが決められてしまうようです。Illustratorでは解決できなさそうです。

iTXtなどのメタデータが不要でしたら、macOSならImageOptimというフリーウェアのアプリで除去できます。Windowsにも同じようなアプリがあるはず。