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1920x1280アートボード(ラスタライズ効果300pi)に画像6000x4000(300ppi)を配置したときに画像がアートボードより小さく表示されるのですがどうしてでしょうか。
拡大してアートボードに合わせたサイズにすればいいとかそういった話ではなく理由が知りたいです。
上記画像データはMacの「情報を見る」で見ると8MBでイラレデータ(画像拡大縮小なし、画像埋め込み済)を保存すると48.6MBになるのですが、どうして8倍以上のサイズになってしまうのか、原因が知りたいです。
Carefree_view3848 さん、こんにちは。
【ご質問1】
>1920x1280アートボード(ラスタライズ効果300pi)に画像6000x4000(300ppi)を配置したときに画像がアートボードより小さく表示されるのですがどうしてでしょうか。
配置する画像の解像度(↓はWindowsのプロパティ。Macだとギャラリー表示で確認できるそう)によって異なります。
上の例では、画像の解像度が 300dpiです。これをIllustrator上で、サイズを変えずにクリックで配置すると、幅1440px、高さ960pxとなります。
これは、★アートボードがピクセル単位のIllustrator上では、基本の表示解像度が72dpiとなっている★という基本仕様のためです、配置した解像度が高いと、その分小さく縮小して表示されます。
今回の例を計算式で書くと
72ppi : 300ppi = 1440px : 6000px
つまり、24%に縮小され、配置がされたというわけです。
試しに、画像解像度が72dpiの画像を配置してみると、次のように、原寸のピクセルサイズで配
...漠然と「小さい」だと理由が絞れない印象もありますが、
おそらくpsd形式の画像を配置したと想像しています。
6000 ÷ 300 × 72 = 1440,
4000 ÷ 300 × 72 = 960
という計算式に当てはまるのではないでしょうか。実測してみてください。
また、psd以外の形式での配置を試してみてください。
psd形式に限りこういう挙動となります。
1 ÷ 画像解像度 × 72 ということで、今回は 24%縮小された形となります。
後追い対策ではありますが、1 ÷ 72 × 300倍することで実際のサイズを出せます。
これは電卓でやると割り切れないため、変形パネルのWH欄でやるといいです。
縦横比を固定しておき、W欄の「1440px」の後ろに「/72」と入力してリターンキーで確定、
続けて「20px」の後ろに「*300」と入力してリターンキー。
これで 6000 × 4000pxになります。
以上がサイズがへんてこになることと対策の解説です。
ファイル容量については画像のレイヤーの有無やai形式の保存オプション如何でいくらか変動しますが、
基本的に画像のほうはシ
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Carefree_view3848 さん、こんにちは。
【ご質問1】
>1920x1280アートボード(ラスタライズ効果300pi)に画像6000x4000(300ppi)を配置したときに画像がアートボードより小さく表示されるのですがどうしてでしょうか。
配置する画像の解像度(↓はWindowsのプロパティ。Macだとギャラリー表示で確認できるそう)によって異なります。
上の例では、画像の解像度が 300dpiです。これをIllustrator上で、サイズを変えずにクリックで配置すると、幅1440px、高さ960pxとなります。
これは、★アートボードがピクセル単位のIllustrator上では、基本の表示解像度が72dpiとなっている★という基本仕様のためです、配置した解像度が高いと、その分小さく縮小して表示されます。
今回の例を計算式で書くと
72ppi : 300ppi = 1440px : 6000px
つまり、24%に縮小され、配置がされたというわけです。
試しに、画像解像度が72dpiの画像を配置してみると、次のように、原寸のピクセルサイズで配置されます。
Illustratorのアートボードの単位をピクセル(px) にする場合は、配置する画像の解像度を72dpiにしておくと、配置後もサイズが変わらなくて使いやすいとは思います。
【ご質問2】
>上記画像データはMacの「情報を見る」で見ると8MBでイラレデータ(画像拡大縮小なし、画像埋め込み済)を保存すると48.6MBになるのですが、どうして8倍以上のサイズになってしまうのか
Illustratorの内部構造上のことなので、いちユーザーの私では、推測なのですが、「画像埋め込み」をすると、Illustratorのデータとして取り込まれるため、画像にかかっていた圧縮がなくなるからでは無いでしょうか?
例えば、JPEGの場合は、保存時に画像の圧縮がかかり、本来よりも軽いサイズでファイルが作成されます。それを埋め込むことで、画像の圧縮がなくなるからでは?と思います。
実際には、Illustratorデータに取り込んだ後に、さまざまな処理をしているのでしょうけれど、その結果と、JPEGのように効率のよい圧縮をした状態とでは、前者の方がデータ量が多くなるという結果かなと想像します。
以上、ご参考になりましたら幸いです。
ー ー ー ー
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r360studio Kazue Mori 🦔
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Carefree_view3848 さん、追記です。
【質問1】の方で「300dpiなど、画像解像度を指定する必要があるの?」という疑問がでてくるかもしれないのですが、画像の解像度を指定するケースは、印刷物のケースです。
アートボードの単位が cmやmmなどの定規で測れる単位の場合は、画像に解像度を指定しても、その画像のcmやmmのサイズでアートボード上に配置されます。
印刷の場合は、印刷機毎に必要な画像の解像度がありますので、指定する意味もでてくる、ということになります。
↓Illustrator上で配置された サイズ(mm)
↓Photoshop上で確認できる画像サイズ(mm)
以上、ご参考になりましたら幸いです。
ー ー ー ー
このコメントが回答に繋がったら“✔正解”を。
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読んだ結果を伝えてくださるとうれしいです。
r360studio Kazue Mori 🦔
(執筆時間:15分)
ー ー ー ー
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1920×1280はおそらく単位がピクセルだと思います。
またIllustratorは1px=1ptとして扱っていますので、それをmmに換算すると結構な大きさになります。
下は実際にWebプロファイルをもとにして、単位を変更しながら撮影したアートボードサイズの数値です。
一方、Photoshopで300ppiを設定するとなると、その解像密度をもとにした単位処理が行われます。
mmに換算すると、上記サイズよりも小さいので、小さく配置されます。
px単位で処理する場合、72ppiでの設定が必要です。
同時に、その画像サイズですと元々の容量はそれなりにします。
Photoshopのウィンドウ左下でメニュー切り替えて利用メモリを確認すると分かると思います。
そのうえで、保存はJPEGや、小サイズになるようなpng等にしていないでしょうか。
JPEGですと不可逆圧縮なので画質を犠牲にすることで大幅な容量圧縮になりますし、pngも容量を下げた保存だと相当の圧縮になります。
あわせて、aiファイルでの保存としても、通常はPDF部分も同時に保存されるので(これはこちらにある互換性ガイドブックで構造が確認できます)、その分の容量影響は起きます。
今回の場合ですと画像埋め込みとのことなので元の圧縮情報はなくなると同然になること、aiファイル保存時のPDF部分における画像はzip圧縮の処理がかかるのみです。
そうなるとそれなりの容量になってしまうことになります。
(下記はPDF保存・プリセットをIllustrator初期設定にした場合の画像圧縮設定。これがai保存時と基本的には同じです)
通常、Webプロファイル+pxで扱うなら、画像自体も通常は300ppiという密度は不要ではないかと思います。
またIllustratorの300ppiはあくまでも不透明処理時のラスタライズ数値なので、全体の解像度ではありません。
改めて利用目的と必要な画素数等の情報を整理してみてはどうでしょうか。
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漠然と「小さい」だと理由が絞れない印象もありますが、
おそらくpsd形式の画像を配置したと想像しています。
6000 ÷ 300 × 72 = 1440,
4000 ÷ 300 × 72 = 960
という計算式に当てはまるのではないでしょうか。実測してみてください。
また、psd以外の形式での配置を試してみてください。
psd形式に限りこういう挙動となります。
1 ÷ 画像解像度 × 72 ということで、今回は 24%縮小された形となります。
後追い対策ではありますが、1 ÷ 72 × 300倍することで実際のサイズを出せます。
これは電卓でやると割り切れないため、変形パネルのWH欄でやるといいです。
縦横比を固定しておき、W欄の「1440px」の後ろに「/72」と入力してリターンキーで確定、
続けて「20px」の後ろに「*300」と入力してリターンキー。
これで 6000 × 4000pxになります。
以上がサイズがへんてこになることと対策の解説です。
ファイル容量については画像のレイヤーの有無やai形式の保存オプション如何でいくらか変動しますが、
基本的に画像のほうはシンプルな絵柄だとデータの記述が簡略化されます。
たとえば「赤赤赤赤赤赤赤赤赤赤黒黒」が「赤10こ黒2こ」みたいに。
なので、鬼のようにぐちゃぐちゃした画像では容量が上がります。
対して、画像が埋め込みされたai上では、上記のような「赤10こ黒2こ」が効きません。
↓ こんなかんじです。ピクセル数が同じなことに注視してください。
左:ものすごくシンプルな絵柄 中:ものすごく複雑な絵柄 右:シンプルなほうを埋め込んだai
以上、参考になれば。
(仕事の合間に書き進めてたら時間かかりすぎて先を越されまくってますね…)
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(たぶんもう皆さんの回答で十分な気がしますけど作ってしまったので…)
大きい寸法のところへ小さい寸法のものを貼っている,データサイズの大きなものを加えている状態ですね。
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illustratorは基本的に72dpiということを理解していなかったので、とても参考になりました。
保存形式、必要な画素数等見直してみることにします!大変助かりました!ありがとうございました!
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えーとすいません、それはちょっと違う認識になっているのではと思いまして。
「Illustratorは基本的にポイント基準」で「スクリーン用であれば等倍を72ppiで扱う」になります。
ちなみにこの72ppは、Illustratorリリース当時の、Macのディスプレイの解像密度が72ppiだったことから来ています。
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Carefree_view3848 さん、参考になったようでよかったです。(^_^)
画面の表示が基本72dpiベースなのは、アートボードがピクセル単位(ウェブ向け)の時です。
本件への回答を2つに分けて書いているので、それぞれ確認していただくと、違いがわかると思います。
●アートボードがピクセル単位のIllustrator上では、基本の表示解像度が72dpiとなっている(ウェブ向け)
https://community.adobe.com/t5/illustrator%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/...
●アートボードの単位がcmやmmなどの定規で測れる単位の場合(印刷データ向け)
https://community.adobe.com/t5/illustrator%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%A0-discussions/...