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Illustrator CS6からIllustrator CS5へバージョンを落として保存すると文字/画像含め全てがビットマップ化し、一枚画像のようになってしまい、印刷データとして利用できなくなります。ニアレストネイバー法でサイズダウンしたかのような状態になります。
毎回、全てに起こる訳ではなく一部だけだったりする場合もあるようです。原因はなんでしょう?印刷等への入稿先で発覚し、原因がわからなくて困っています。よろしくおねがいします。
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ドロップシャドウなどの効果を使用した部分がラスタライズされていませんか?
これはCS6が64bit化されたことによるもので、一部の効果を使用するとバージョンダウンの際にラスタライズされてしまいます。
「ドキュメントのラスタライズ効果設定」を適切に設定すれば印刷には問題ありません。
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返答ありがとうございます。
どうやらその様ですね。
効果のビットマップ化は認識していたのですが、その部分だけでなく全体がなる場合もあり、さらには「表示」を「アウトライン」状態にするとパスデータおよび全てが一枚画像になってしまうのです。
一部分だけでない事がちょっと問題ありなんですよね…。なんというか、データ自体が破損したような…?
ちなみに「ドキュメントのラスタライズ効果設定」というのを適切に設定というのは具体的にどうするといいのでしょう?とりあえず効果の部分を全てラスタライズすればとりあえずのところの問題は解決するのでしょうか?
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nikeun 様
はじめまして、横から失礼いたします。
CS6とCS5の間でかなり仕様変更されたようです。
IllustratorCCと以前のバージョンとの互換性を記したPDFがございましたので
ご確認いただけますでしょうか。
http://www.adobe.com/content/dam/Adobe/jp/jos/designmagazine/pdfs/IllustratorCC_textCompatible.pdf
最後から2ページ目に「旧バージョンとの互換性:ドキュメントの書き出し」がございます。
ドロップシャドウ、光彩(外側)などを使い、以前のバージョンで保存すると分割されます。
以上、よろしくお願い申し上げます。
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Illustratorの仕様で、バージョンを落とした際、互換性が保てない内容が含まれている場合に、ビットマップ化・アウトライン化などの変換がかかります。ちょうどIllustrator上で「アピアランスを分割」「透明部分を分割」するのと同じで、見た目を維持するための措置です。もっとも、ちゃんと維持できてないわけですが……。
基本的に、入稿時にバージョンダウンするのはリスクを伴う行為だということは承知しておいてください。
作成したバージョンのAI形式で保存する、作成したバージョンのEPSで保存する、PDF/X-4にする、など方法はいくつかありますが、結局の所、受け取る印刷会社の設備と対応力次第です。このあたりは印刷会社さんに相談してみてください。
どうしてもIllustrator CS5 形式にする必要があるとして、アプローチとしては……
という感じになります。
ちなみに、なんと、ドロップシャドウですら互換性がありません(仕様変更がありました。CS6が登場したころ、それを知ってみんなびっくりしました)。他には、光彩・ぼかし効果、線のグラデーションなどが代表的なところです。今回のようにいろいろ巻き込んで画像化してしまうケースは……なんだろう? もし作業するなかで原因がわかりましたら教えて下さい。