リンクをクリップボードにコピー
コピー完了
いつもAdobe製品をご利用いただきありがとうございます。
Lightroom Classicのデータを別のパソコンに移行する方法についておまとめいたしました。
パソコンの買い替えや作業場所を変更される際などにご参照ください。
【必要なデータ】
別のパソコンにデータを移行する際に必要なデータは、主に以下の3つでございます。
以下にご紹介する手順で、必要なデータや設定のバックアップを取っていただきますようお願いいたします。
■Windows⇔macへの移行時、外付けHDD・SSDのファイルシステム(フォーマット形式)にご注意ください。
外付けHDD・SSDは、最初に使用する際の設定により、
Windowsのみで認識できる形式、macのみで認識できる形式で設定されている場合がございます。
「WindowsNT(NTFS)形式」は、mac OSにインストールされたLightroom Classic上で正しく認識ができません、
また、「Mac OS拡張形式」は、WindowsにインストールされたLightroom Classic上で正しく認識ができません。OSの種類も変更される場合は、事前に外付けHDD・SSDの設定をご確認いただくことをお勧めいたします。
【1】Lightroom Classicのカタログファイルのバックアップと移行
使用しているカタログデータの保存場所を確認して、移行先のパソコンに移動します。
カタログ場所が不明である場合は以下の手順でご確認ください。
カタログファイルは外付けHDDの中においたまま開くことが出来ます。
※Lightroom Classicでカタログの場所がわからない場合
こちらの記事をご参照ください。 https://adobe.ly/3WlPBAM
【2】写真データのバックアップをとる
【3】プリセットのバックアップをとる
ご自身で作成したり、Lightroom Classicに読み込みをした
現像やプリント設定などのプリセットのバックアップを必要に応じてとっていただきますようお願いいたします。
バックアップ方法は、以下の記事をご参照ください。
Lightroom Classicのプリセットのバックアップ/移行方法
https://adobe.ly/3yzrQgK
********************************
※データ移行後のご注意
■Lightroom Classicで読み込みされたフォルダを再リンクする必要がある場合がございます。
Lightroom Classicは写真を現像(編集)・書き出しをする際、
Lightroom Classicのカタログ内で記録しているHDD内の写真を参照する仕組みをとっております。
Lightroom Classicのカタログ内で記録している写真の場所と、実際の写真の保存場所が異なる場合、「見つからない写真」のアラートやフォルダーに「?」マーク、写真に「!」マークが表示され、編集や書き出し、Photoshopへの連携ができなくなります。
特に、Windowsパソコン同士やmacOSとWindows間での移行では、
上記にご説明した状況が発生しやすくなります。
データの移行後にはカタログの状態を確認いただき、必要に応じて写真を紐づけし直す必要がございます。
以下の記事も併せてご参照いただき、調整くださいますようお願いいたします。
【読み込みした写真が編集できない場合の対処方法について】
以上でございます。
上記の情報が皆様のLightroom Classicの快適なご利用の一助となれば幸いでございます。
是非、今度ともLightroom Classicでの写真編集をお楽しみください。
Lightroom 、Lightroom Mobileと同期を行っている場合の移行手順につきましては今後追記予定です。
---------------------------------------------
更新履歴
2025.03.05 外付けHDD・SSDのフォーマットについて追加
2024.08.01 カタログの探し方についてページを分割
2023.10.17 スクリーンショット追加/修正