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Participating Frequently
June 8, 2025
質問

ハードリミッターについて

  • June 8, 2025
  • 返信数 1.
  • 520 ビュー

PC:MacbookAir M3

Premium ProのVer:25.2.3

 

目的:キャンプでの動画で、音量大小の差が大きい為、全体的に音をあげて、丁度いい、一律の音量に設定したいです。

 

オーディオトラックミキサーの「AI」のすぐ上にある数値(db)をプラス10に設定。

その上でハードリミッターを「-6」に設定(A1で設定しています)して適用するも、このハードリミッターが反映されません。

 

普通に声が大きくなった所はオーバーになってしまいます。

再生しながら、ハードリミッター部のオン/オフ(Fxのマーク)を切り替えしても、やはり何も変わっていません。

 

ハードリミッターに関しては、以前から適用されない事が多々あります。

これはバグなのでしょうか?

 

ちなみに、今回、音声エフェクトに関しては一列目にクロマノイズ除去を「-10%」で入れておりますが、これをいれず、ハードリミッターのみにしても同じです。

 

 

返信数 1

Ckun
Community Expert
Community Expert
June 8, 2025

おそらくエフェクトが「プリフェーダー」になっていて、-6dBでハードリミットされた後にフェーダーによって10dBレベルが上がっているからだと思います。

 

ハードリミッターを右クリックして、「ポストフェーダー」を選んでいただくとフェーダーで10dBレベルアップした後にリミッターがかかりますので、その後のサブミックスやミックスでレベルを上げていない限りはミックスのレベルはクリップしないかと思います。

 

余談ですが、音声レベルを均一にする目的でハードリミッターのみ使いますと、音がキツくなるかもしれませんので、適宜コンプレッサーを先にかけておくといったこともご検討いただくと良いのではないかなと思います。

Participating Frequently
June 10, 2025

ご返信が遅くなりました。

 

この「ポストフェーダー」については知らなかった為、大変勉強になりました!

ありがとうございます

 

ただ、ポストフェーダーに変えてもやはり状況は同じで変わりませんでした。

 

ハードリミッターを一旦取り消し後、再設定しても同じです。

 

おそらくバグかと•••σ(^_^;)

 

Ckun
Community Expert
Community Expert
June 11, 2025

ご丁寧にありがとうございます😭

明日、写真をお送りさせていたただきます。

 

恥ずかしながら、この「ミックス」というのは全く意識してませんでしたが、お送り頂いた写真の様に、A1部がオーバーとなっても、ミックスが-6db内に収まっていた場合、ハードリミッターは効いてるという事なのでしょうか?

 

そうなると、A1などの表示の部分には反映されないのが正解という事にもなりそうですが...

無知で申し訳ないです💦


>お送り頂いた写真の様に、A1部がオーバーとなっても、ミックスが-6db内に収まっていた場合、ハードリミッターは効いてるという事なのでしょうか?

 

はい、効いています。

 

>そうなると、A1などの表示の部分には反映されないのが正解という事にもなりそうですが...

おっしゃる通り、正解です。

 

音声の処理では、信号の流れが重要になってきます。

 

まず、

 

>オーディオトラックミキサーの「AI」のすぐ上にある数値(db)をプラス10に設定。

 

この設定にて、A1トラックの音声が10dB持ち上げられています。つまり、A1トラックにのっているクリップの音声にて、-10dBFS以上の音声レベルの部分は、この時点で0dBFS越え、つまり「オーバー」となりますので、A1のレベルメーターは0dBFSまで振れて「オーバー」という表示になります。

 

この後の流れでレベルを下げる操作を行わない場合、最終の「ミックス」トラックも「オーバー」となり、ファイルの出力(32bit Float出力は除きます)やパソコンからの音声出力の時点で音が歪みます。

 

次に、当初おやり頂いた「プリフェーダー」で-6dBFSでリミッターを入れていただく方法ですが、この場合はフェーダーの前(プリ)にリミッターが入ります。つまり、A1のトラックの内容にリミッターがかかり、そのリミッターの出力がフェーダーで+10dB持ち上げられます。-6dBFSで叩いて+10dB持ち上げられますので、最大+4dBFSとなり0dBFSを超えますので、「オーバー」になる箇所が出てきます。

 

最後に、私がご紹介した「ポストフェーダー」で-6dBFSでリミッターを入れていただく方法ですが、こちらの場合、フェーダーの後(ポスト)にリミッターが入ります。

 

つまり、A1の音声がフェーダーで10dB音量アップした状態(A1のメーターがオーバーとなっている状態)でリミッターに入力され、-6dBFSで叩いて出力されます。

デフォルト設定では、そのままミックストラックにアサインされていますので、ミックストラック(およびパソコンからの再生音)は-6dBFSでリミッターがかかった状態となります。

 

ここで、「A1のレベルがオーバーとなっている時点で0dBFSでクリップして歪んでしまうのではないか」という懸念が生じると思いますが、Premiere Proの内部では32bit Floatで処理されていますので、その心配はございません(とはいえ後段で使用するエフェクトの仕様にはそれなりに注意が必要です)。

録音レベル調整が不要と謳われている32bit Float収録対応レコーダーと同じ原理です。

 

このあたりの使い方は人それぞれ好みもあると思うのですが、A1のレベルメーターがオーバーとなるのが気になる(リミッター出力後の個々のトラックのレベルを見られるようにしたいなど)ですとか、直感的にわかりにくいといった場合には、

 

>オーディオトラックミキサーの「AI」のすぐ上にある数値(db)をプラス10に設定。

 

こちらの操作を行わずにフェーダーのレベルは0(ユニティゲイン)としていただき、代わりに「ハードリミッター」の「入力ブースト」で10dB上げていただき、「プリフェーダー」でお使いいただく方が分かりやすいと思います。