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あるクライアントより動画編集を依頼されたのですが、制作後に書き出すと、動画が白飛びしていて困ってしまいました。
色々試してみて、一応SDRの最適化をすることで白飛びはある程度抑えることができるのはわかりました。
ただ、色合いをうまく調整することができません。
どういうわけか、ラウドネスの正規化設定を入れなければ白飛びしないようなのですが(-14で設定してたのですが、試してる際に入れ忘れた動画のみ白飛びしませんでした)、原因等ご存知の方いらっしゃらないでしょうか。
また、ラウドネスの正規化はできれば行いたいので、対処法があればご教示頂きたいです。
よろしくお願いいたします。
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こんにちは。ラウドネスの正規化の有無で動画が白飛びするという事例はあまり聞いたことがないです。
差し支えなければ
使用環境、MacかWindowsか? Prのバージョン。グラフィックボード等の情報をお書き添えいただけますと原因がしぼり易いかもしれません。
書き出し時のラウドネスの正規化の設定画面のスクリーンショットもUP願えますでしょうか?
直接の対処法ではありませんが、取り急ぎの方法としては、PrのプロジェクトをAdobe Auditionに持っていき、Audition側でラウドネスの正規化を行ったWAVファイルをPrに読み込みなおして、そのまま書き出すという方法はどうでしょうか?Pr側でラウドネスの正規化を行う必要がなくなりますので、白飛びも起きないかもしれません。
ご参考まで。
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k_oshiroさま
こんにちは。色々ご指南頂きありがとうございます!
使用環境ですが
M1Macで16GB、Pr2023、2022両方で確認しました。
M1がまずいのかなとも思い、Intel Core i7で16GBのMacでPr2023で確認しましたが同じでした。
Intel Core i7のグラフィックボードは Intel Iris Graphics 550 1536MBです。
ラウドネスの正規化設定画面も添付します。ただ、深い知識がないので、細かい設定等は行っておらず、-14で設定しているくらいで他は何もないかなと思います。
1点だけ、気になる部分があるのですが、元動画のコーデックやカラープロファイルが普段あまり使用したことがない形式でした。
コーデック:MPEG-4 AAC、Timed Metadata、HEVC
カラープロファイル:BT.2020 HLG (9-18-9)
とはいえ、ラウドネスの正規化が映像に影響を及ぼすというのは、やはり聞かない不具合ですよね。。
Auditionに持っていき書き出すというご提案、ありがとうございました!
少しノイズが多いデータを別クライアントより頂くことが増えており、少し触る機会が増えていたところでしたので、Auditionの使用も検討したいと思います。
本当にありがとうございました。
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詳細ありがとうございます。
ラウドネス正規化との因果関係はわかりませんが、ご推察のとおりコーデックやカラープロファイルが原因かもしれませんね。(アプリのバグなのかもしれませんが、私の環境で検証ができないため憶測です)
Ckunさんのアドバイスに沿ってご対処するのがいいかもしれませんね。
スクリーンショットもありがとうございました。
設定自体は問題ないと思います。
ただ、0dBオーバーに備えて『トゥルーピークリミッターの設定』にはチェック入れといた方が安全だと思います。&私の場合は許容量は0LUにしています。
ご参考まで
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k_oshiroさま
丁寧なご確認ありがとうございました。
Auditionの方は今後他の案件でも使用していくので、状況に応じてk_oshiroさんのご提案頂いた方法も併用していくことになると思います。
また、トゥルーピークの設定につきましても、ありがとうございます。
比較的音声のチェックは念入りにしていたものの、こちらの設定はいれるべきか否か、まだ勉強不足で導入しておりませんでした。
スクショもいただき、今後万全で対応できます(^^)
今回この場でご相談させていただいて、今後の制作で色々活用できることをご指南いただけて本当に助かりました。
ありがとうございました!
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k_oshiroさんもご返信でおっしゃられている通り、今まで見聞きしたことが無い不具合でして、しかも映像とは全く関係のないラウドネス調整の有無で映像が変わってしまうというとなりますと、結構大きなバグの可能性があると思います。
取り急ぎの回避策としては、Premiere Proから「ラウドネスの正規化」をONにした状態で「WAV」ファイルを書き出して頂き、そのファイルを編集済みのシーケンスの空いている音声トラック(空きがない場合はトラックを追加して)に貼り、ソロにしたうえで納品用の動画を書き出すという方法もとれるかと思います。
私自身も、放送用の番組をPremiere Proだけで整音・MIXすることがあるのですが、Premiere Proの書き出しは少し信用できない部分があるので、一旦WAVで書き出してから貼り直してから試写に出すようにしています。
【追記】画像を追加します。
ラウドネスを正規化して、音声のみWAVで書き出します。
編集したシーケンスに書き出したWAVを貼り付け、「ラウドネスを正規化」を有効にせずに、納品用の動画を書き出します。
(画像は既存のシーケンスを流用したので複数のブロックに分けてWAV書き出しした例ですが、今回のようなケースでは分けずに普通に1個のWAVに書き出して頂いて大丈夫かと思います。)
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Ckunさま
色々ご指南頂きありがとうございます!
映像とは全く関係のないラウドネス調整の有無で映像が変わってしまうというのは、やはり見聞きしないですよね。。。
k_oshiroさんのところでも記載したのですが、1点だけ、気になる部分があります。
私自身が、というだけなのですが、元動画のコーデックやカラープロファイルが普段あまり使用したことがない形式でした。
コーデック:MPEG-4 AAC、Timed Metadata、HEVC
カラープロファイル:BT.2020 HLG (9-18-9)
私自身が編集するファイルで普段多いコーデックでは、H.264 AACになります。
そして、そのファイルであれば、ラウドネスの正規化をしたあと白飛びするということは起きません。
コーデックの問題なのかな。。。というくらいで、それでも色々検索してみても良い回答に当たりません。
WAVに書き出す方法につきまして、詳しくご説明頂きありがとうございました!
大変助かりました。
Auditionを経由してというのも考えておりましたが、ノイズ等少ない場合(今回は特にそうでした)にこの方法であればすぐに対応できるなと感じました。
本当にありがとうございました。
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ラウドネス正規化の有無で映像が変わるという現象は「異常な現象」ということには変わりありませんが、
>コーデック:MPEG-4 AAC、Timed Metadata、HEVC
>カラープロファイル:BT.2020 HLG (9-18-9)
こちらについては、H.265のRec.2020(709より広い色域)でHDR(ハイダイナミックレンジ)の映像ということになるかと思います。
この場合、仕上げが「従来の(Rec.709, SDR)映像仕様」となりますと、HDRからSDRへの変換の過程で映像が白飛びしたようになることが多々ありまして、今回はその現象が出たり出なかったりという症状の可能性がありそうです。
Premiere Pro 23.2から「HDR メディアの自動トーンマッピング」という機能が搭載されましたので、その機能の有効・無効が何かしらのバグでラウドネスの設定と連動(?)してしまっているか、もうひとつ推測に過ぎませんが、Premiere Proで編集し始めたバージョンが23.2より前のバージョンで、設定がうまくできていないといったことも、ありえるかと思います。
HDRとSDRの変換については、それだけで長文の解説になってしまうくらいややこしい面がございますので、納期の問題もあると思いますし、とりあえず今回はラウドネス正規化を無効の状態でお望み通りの映像が書き出しできる流れで進めていただくのが良いのではないかなと思います。
念のため、書き出しした納品データの色域やレンジ(ここではSDRかHDRかの意味です)が、納品先の要望にあったものか否かは、確認しておいた方が無難だと思います。
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Ckunさま
「従来の(Rec.709, SDR)映像仕様」となりますと、HDRからSDRへの変換の過程で映像が白飛びしたようになることが多々あるとのこと、貴重な情報をありがとうございます!
なかなか難しい部分だったり、バグかもしれないのか。。。と思うと、お察しの通り納期もありますので、今回はCkunさんのご提案いただいた方法で作業をすすめる形を取りたいと思います。
一度やってみたのですが、非常にスムーズに作業できましたので、今後特に大きく問題ない動画制作でも、一度WAVに落としてしまう形が私自身も安心して進められるように思いました。
色々勉強になりました。今回こちらでご相談して本当に良かったです!
なお、書き出しデータの色域やレンジについてもクライアントに冒頭のテストデータお送りして確認いただきましたが、問題ありませんでした。
少し一安心して作業をすすめることができます。本当にありがとうございました。
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原因の憶測が及ばないんですが、正直これで改善できるとは思わないのですが一般的なトラブルシューティングだけおいておきます、、、
・キャッシュ削除
・異なるVerのPrを使用
・GPUドライバーのアップデート
・Plug-inの無効化
・環境設定の初期化
下記ヘルプの「B. 環境設定フォルダーの再作成」が該当します。
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/kb/cq02250242.html
■おかしいなと思ったら(Mac OS 版 Premiere Pro CC)
下記ヘルプの「B. 環境設定フォルダーの再作成」が該当します。
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UY320さま
トラブルシューティングのご案内、ありがとうございました。
拝見して、たしかに他のPrのバージョンを試してなかったな。。等、改めて冷静に考え直すことができました。
結果としては現状解消はできておりませんが、改めて基本のトラブルシューティングの見直しを行うようにいたします。
本当にありがとうございました。