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普段動画を作る際の素材が5時間ほどあり、その中の一部(15分ほど)をイン点アウト点を打ってシーケンスに取り込んで動画にしています。
その際、編集していると再生されるまでもたついたりするのですが、おそらく原因が元素材がでかすぎることにあるのかなと思っているのですが、何か良い方法はないでしょうか。
元素材自体が20分程度のものであれば動作も軽く作業できるためやはりそこが原因じゃないかと思っているのですが…
プロキシを作るにしても元素材を右クリック→プロキシの作成とするとほぼ不要な部分も全てプロキシ化するため膨大な時間がかかってしまいます。
最悪、一度その部分だけ書き出して別素材として再度読み込んで使うことも考えましたが、元々の素材が音声ファイルがトラック毎に分かれており、編集の際調整できるようになっているので一度書き出してしまうと1トラックになってしまうのがネックな状態です。
自分が知らないだけで実は長時間の素材の一部しか使わない場合適した取り込み方などあれば教えていただきたいと思い質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
メディアブラウザーを使用して、自動的に使用部分のみトランスコードする方法を図入りで書いてみます。
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素材のコーデックや、再圧縮による劣化をどの程度許容できるかという点と、ワークフローの中にうまく組み込めるか否か等、状況によって適しているかそうでないか判断していただく必要があるのですが、一旦使いどころだけをざっくり抜き出したシーケンスを作成したところで、「プロジェクトマネージャー」で未使用部分を省いて適当な中間コーデックにトランスコードする方法が一つ考えられます。
プロジェクトのコンソリデート、トランスコードおよびアーカイブ (https://helpx.adobe.com/)
>最悪、一度その部分だけ書き出して別素材として再度読み込んで使うことも考えましたが、元々の素材が音声ファイルがトラック毎に分かれており、編集の際調整できるようになっているので一度書き出してしまうと1トラックになってしまうのがネックな状態です。
この部分に関しては、素材のトラック数に合わせてシーケンスのオーディオをマルチチャンネルにすることで回避できると思います。その場合でも、チャンネルのアサイン先の注意ですとか、素材のタイムコードを維持する必要があればその点にも注意が必要になると思います。
そのほか、素材のコーデックにもよりますが、H.264などでしたら他社製のソフトで「無劣化の動画カット」ができるツールで切り出したり、あらかじめAdobe Media Encoderで使いどころにIN/OUTを打って中間コーデックで書き出しておく、といった方法も良いのではないかと思います。
私個人的には、そのような必要が出た場合にはMedia Encoderで使いどころを抜いて使うことが多いです。
【追記】
スミマセン。一番に書くべき方法が抜けていました。
メディアブラウザーでインジェストにチェックを入れ、設定(レンチアイコン)から適切なトランスコード設定を選んでおきますと、メディアブラウザーから元の素材を開き、使いどころにIN/OUTを打ってシーケンスに貼り付けると、その個所がトランスコードされます。
この方法が一番スムーズで簡単なので基本的にはお勧めの方法なのですが、私は普段使用しない方法なのでうっかり書き漏らしておりました……。
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ありがとうございます!
一旦すべて試してみました。
・プロジェクトマネージャーで未使用部分を省いて適当な中間コーデックにトランスコードする方法
→出来上がったフォルダの中を覗いてみましたが6時間ほどの元データが入ってました。
イメージだと使用した部分のみの長さの動画になるものかと思っていましたが認識違いでしょうか。
・Media Encoderを使う
→一旦短いデータに書き出して使う為軽かったです。
・追記のインジェストを使う方法
→こちらはシーケンス上でどのように扱われているかわからなかったので正しくできていたかわからないのですが、再生時の重さは変わりませんでした。
こちらもINOUTで選択した部分だけを別で書き出して扱うイメージでしたが認識が違うでしょうか。
今のところ手間はかかりますがEncoderで使用する部分を全て書き出すのが一番さくさく動きましたが、インジェストやプロジェクトマネージャーでの書き出しなど自動・一括の手間だけでいけるのであればそれが一番理想なので再度追記で質問させていただけたらと思います。
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まずプロジェクトマネージャーの件ですが、設定が異なるのではないかと思います。「統合とトランスコード」をお使いいただいて、必要箇所のみが使用されているシーケンスをソースにしていただくと、使用箇所+予備フレームのファイルが書き出されるかと思います。
インジェストの方法については、もしかすると私が書いた方法は公式マニュアルにやり方の記載がないかもしれません。
まず、メディアブラウザーにてインジェストにチェックを入れ、「トランスコード」を選択します。
素材全部を読み込む場合には、メディアブラウザー上で素材を右クリックして「読み込み」をするのですが、そうではなく素材をダブルクリックしてソースウィンドウで開いて使用箇所にIN/OUTを打ち、シーケンスにインサート(もしくは上書き)すると、一旦はそのままシーケンスに貼り付けられますが、裏でMedia Encoderが起動して、その箇所のみトランスコード設定に従って書き出されます(置き換わりまで少し時間がかかります。)
と、文字で書くとわかりにくいのですが、のちほど時間が空いたタイミングでもう少しわかりやすいように画像か動画を追加いたします。
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メディアブラウザーを使用して、自動的に使用部分のみトランスコードする方法を図入りで書いてみます。
もちろん、マルチトラック音声の素材もそのままのトラックで扱えます。
この方法では、シーケンスに貼り付けるたびにトランスコードされたファイルができますので、今回のご質問のようなケースでは、使用箇所のみ大雑把に上記方法で切り出し、そのあとはトランスコード&インジェストされた素材をシーケンス上で切り貼り、もしくはソースウィンドウで開いて通常の編集作業を行う流れが適しているのではないかと思います。
これはあくまでも一つの例にすぎませんので、お手元の環境で作業内容に合ったワークフローになるよう、うまくアレンジしていただければと思います。
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わざわざ図解でご説明ありがとうございます!
色々と説明通り試してみたのですが、インサートした後も特に変化が見られませんでした。
(読み込んだ後も尺を伸ばすことができるので元素材のままでしょうか。)
やった手順としては説明にあったように
メディアブラウザ→インジェストの設定でトランスコードでApple proresに(インジェストにチェックは入ってます)→インアウトを打ってインサート
シーケンスに指定範囲の動画は入りますが、mp4のままでMediaEncoderが立ち上がってくることがなく特に変化がありません。
念のためMediaEncoderを起動しておいて試したりもしましたが、MediaEncoderのキューに追加されることはありませんでした。
何か別の設定が必要でしょうか?
何度もすみません。
このやり方が一番スムーズに思えますのでできれば再現したく、
お手すきの際に再度ご教授いただけますと助かります。
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追記
プレミアのメディアブラウザーでインアウトを打ってインサートしても変化はなかったのですが、フォルダから適当なファイルをドラッグしてシーケンスに入れたらMediaEncoderが立ち上がってきてmovファイルが生成されました。
その後別の録画データでメディアブラウザーから試してみたところ無事エンコードしてくれました。ありがとうございます!
ただ、たまたまなのか元々編集したかったデータ(録画した環境や状況は同じ)だけが同じようにインアウトを打ってシーケンスに入れてもMedia Encoderへ飛ばないようでした。
15分ほど待っても変化がなかったので試しに別のファイルをまたメディアブラウザーから読み込んでインアウトを打ちインサートするとこちらはMedia Encoderに飛び変換されましたが、結果として元々触りたかった特定のファイルは変換されずそれを飛び越して最後に触ったファイルがエンコードされた形となりました。
エンコードできなかったファイルも録画時間が多少違う程度で録画した環境は同じなのですが、一部のデータのみ変換できないといった現象で思い当たることはありますでしょうか。
該当ファイルは他のシーケンスで読み込んでいたりもしたので念のためテストで使っているシーケンス以外はすべて閉じて試しておりましたが変化ありませんでした。
お手数ですがよろしくお願いいたします。
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>該当ファイルは他のシーケンスで読み込んでいたりもしたので念のためテストで使っているシーケンス以外はすべて閉じて試しておりましたが変化ありませんでした。
今すぐに手元の環境で試すことができないのですが、既にプロジェクト内の他のシーケンスで使用している素材の場合には、トランスコードされなかったかもしれません。
新しいまっさらなプロジェクトを作成してお試しいただくといかがでしょうか。
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失念しておりました。
完全に新しいプロジェクトで試してみたところ無事、目的のファイルも変換することができました。
ありがとうございます。
恐らく他のシーケンス内で使っていたためエンコードされなかったのでしょうか。勉強になりました。
再生時の挙動の重さが他ソフトから移行して抱えていた悩みの1つでしたので大変助かりました。感謝致します。