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ビデオエフェクトやビデオトランジションの「VR」と付くものを使うと処理落ちすることがあります(画面が真っ暗になる)。
レンダリングしようとしても、フレームを作成できませんとエラーになり、もうVR系のエフェクトを使わずに編集することしか出来なくなります。。
プロジェクト設定の一般から、レンダラーをGPU高速処理からソフトウェア処理に変えると、重さからは解放されますが、このVR系のエフェクトはソフトウェア処理では表示出来ないようで、その部分はエフェクトやトランジションが表示されなくなります。
当方PCのスペックは、
OS Windows10 Home 64bit
CPU Core i5-9400F 2.9GHz
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX1050
メモリ 16GB
と決してスペックが高くないのは承知なのですが、一応Adobeの「VR必要システム構成」を確認すると、
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html
NVIDIA GTX 970以上ならいけるとのことです。
勿論最低スペックなのと、推奨にGTX 1050が載っていないのは把握済みなのですが、現状のスペックだとVR系のエフェクトやトランジションを使って落ちてしまう場合、もう使うことは出来ないでしょうか?
何か打開策があるとしたら、教えて下さい。
またパソコンを変えるとしたら、Premiere Proの編集だけならオンボードグラフィックのパソコンでも可能だとネットで見たのですが、その場合VR系のエフェクトは使えるのでしょうか?
当方のIntelのCPUがオンボードグラフィックが搭載されていない型番のようなので、それでレンダラーをソフトウェア処理にするとVR系エフェクトが使えないだけなのか。。
一般的なオンボードグラフィックなら処理は出来るのでしょうか?
それともVRエフェクトやトランジションを使いたいなら、やはり高性能なグラフィックカードを搭載しているパソコンを使った方が良いでしょうか?
よろしくお願いします。
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私はVRにはあまり詳しくないのですが……、
>https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/system-requirements.html
>NVIDIA GTX 970以上ならいけるとのことです。
このGTX 970以上という要件は、ヘッドマウントディスプレイで表示する際の基本要件かと思いますので、VR用イマーシブビデオエフェクトの要件ではないのではないかと思います。
>何か打開策があるとしたら、教えて下さい。
NvidiaのWebサイトから最新版のドライバを入手してインストールしてみるといかがでしょうか。すでに最新版の場合は、あえて少し古いバージョンのドライバで試す方法もあります。
>当方のIntelのCPUがオンボードグラフィックが搭載されていない型番のようなので、それでレンダラーをソフトウェア処理にするとVR系エフェクトが使えないだけなのか。。
CPU内蔵GPU(iGPU)がない環境でNvidiaのGPUをお使いですと、おそらくレンダラーはCUDAとソフトウェア処理の2択かと思うのですが、iGPUがある環境ではOpenCLが追加されると思います(GPUを別途追加している環境ではマザーボードの設定でiGPUを無効にしているケースがあるので、その場合は有効にします)。
iGPUがあってもレンダラーを「ソフトウェア処理」にするとイマーシブビデオエフェクトは使用できませんが、OpenCLを選ぶとiGPUによる処理が行われるのではないかと思います。
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自分もVR動画の編集をしている訳ではないのですが、単純にエフェクトでVRとついたものを使いたかったので気になりました!
大変分かり易い解説ありがとうございます。
元々GTX1050ではスペック的にはギリギリですよね。
ドライバ関連調べてみます!
確かにレンダラーのGPU高速処理の所にはCUDAと書いてありました!
色々と詳しくご回答頂き、知りたいことは把握出来ました。
ありがとうございます。
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推奨GPUリストに入っていない原因は、VRAMが不足しているためと思います。
4GB以上のVRAMが搭載されているのがGPUの条件になっています。
VRエフェクトは、GPU処理で複雑な計算をするためVRAMを通常作業に比べると多く消費します。
質問の現象も、VRAMが不足してきて画面表示に使用するVRAMが不足して起こっている様に思います。
オンボードグラフィックがリストにあるのは、オンボードにはVRAMが無く、RAMの一部の容量をグラフィック用に使用しているため、容量を可変できるのですが、RAMの容量が割かれるので、全体的なパフォーマンスは落ちてしまいます。
GPUの買い替えまたは、追加することもできます。
アプリにもよりますが、GPUを複数搭載すると画面表示用と計算用に分けられるので、処理速度がアップします。
なお、GeForce 2070以上になるとカードサイズが大きくなり、消費電力も大きくなるので、PCケースと電源容量に余裕がないと搭載できない場合があります。
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なるほどVRAMの数値も重要だったのですね!
オンボードグラフィックの解説大変分かり易かったです。
VR系のエフェクトを使うには高性能なGPUも積んでた方が良いと分かり、疑問が解消出来すっきり致しました。
ご回答ありがとうございます。