Standardized Variants は、IVSと同じく「基底文字+VS」です。(リンク先の表にはありませんが)互換漢字を「統合漢字+VS」にすることで、Unicode正規化の影響を避けられます。 IVSと違うのは、互換漢字対策が目的であるという点です。IVSでも同様のことはできますが、互換漢字対策は目的にありません。それにIVSは登録制であり、実際に複数のIVDが登録され、同じような字形に複数のIVSが存在しています。こうした混乱から、互換漢字対策用にシーケンスを一意に決めたものがSVSです。 ちなみに、SVSは漢字だけでなく、他でも使われます。例えば、普通の文字と絵文字が同一のコードポイントのときに、VSを付けることでtext styleなのかemoji styleなのかの意図を明示できるようにしています。
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