Adobe Expressでの制作物に関する解像度の考え方

[sklearn]

この領域慣れておらず、初心者の質問で申し訳ありません。
Adobe Express 上では、解像度の表示、調節に関する設定項目がないと理解しています。
目的は、Adobe Expressでデザインした成果物(写真、テキスト、イラスト、

図形などを編集、グループ化してダウンロードした透過PNGファイル)
を印刷業者に350dpi程度で納品する事です。
比較的大きいものに印刷しても崩れないようにする為。

(質問)

1)
Adobe Express上で提供されるそれぞれのオブジェクト（写真、テキスト、イラスト、図形など）の元々の解像度にも依存すると思われますが、元のオブジェクトの解像度は、
どれぐらいのdpi/ppiで設定されているものなのでしょうか。拡大、縮小前の段階で。

2)

私の要件は、以下サイトの
"必要な解像度と印刷サイズが決まっている場合"に該当すると思われます。

参考外部サイト 

上記の手順に則って、以下の手順で作成した場合,
ダウンロードしたファイルは、

おおよそ350dpi相当になっていると考える事はできるでしょうか。
また、Adobe Express上では、その成果物の解像度を測る機能はないと思いますが
以下で最終的にダウンロードしたファイルの解像度を

ローカルPC上か何かのadobeツールで、

その成果物ファイル全体の解像度を測る方法はあるものなのでしょうか。

・最終的に作成したい成果物の大きさを　横105mm、縦50mm、
350dpiで　透過PNGファイル　またはPDFで、と仮定する。
・まず、Adobe Express上の新規作成、サイズを指定で、
横105mm、縦50mm　で設定し新規で台紙を作る。
・その台紙スペース範囲内で成果物を作成する。
・上記参考サイトで　必要な画像データの　横サイズ　を1447pixel と算出する。
・Adobe Expressで一度作成した成果物ファイルを透過PNGでダウンロードした後、
Adobe Expressのクイックアクション、画像サイズを変更、でuploadする。
・サイズ変更、カスタムで、鍵マークで縦横比固定の状態にし
横サイズを1447pixelで指定、縦サイズが自動計算される。
・サイズ変更完了後のファイルをダウンロードする。

[Ten A]

どのような作り方をしたかによって変わってくるんですけど、いんさつやさんとしては、基本的に印刷用データとしてのPNG入稿はうれしくないです。Expressから書き出しを考えると印刷へ渡す場合はPDFが適切です。PDFであればフォントも埋め込まれベクトルデータとして作成した部分はベクトルデータで渡されます。画像に関してはどのような解像度のものを配置したかによりますが、配置されたオリジナル画像の解像度が保たれたまま埋め込まれます。この状態が品質的には一番コントロールし易いもので、画像に落ちたものは手の施しようがありません。
ですから、Expressでデータを作る場合、

1.  印刷物のサイズで作成
2. 裁ち落としを設定
3. 画像を配置する場合は適切な解像度のものを使う
3. PDFでダウンロードし印刷にまわす。

これがベストです。
印刷業者では受け取ったPDFをチェックし、CMYK変換を行った上で各種調整を行い印刷します。（安い業者では調整を行わない場合も多いですが）

[sklearn]

ご回答ありがとうございます。
ご記載の点、2は、いわゆるトンボの事ですかね。
印刷会社に出す場合、知らない事が多く
印刷会社に提出する注意点として大変役立ちます

[Ten A · Accepted solution]

そうです。
編集の際に

このようにマージンの所の断ち落としを表示をonにしておきます。
書き出し時に以下のように内トンボと断ち落としをonにしてPDFを作成すると

添付のようになります。本来であれば裁ち落とし幅は３mmあれば十分なんですけど、足りないよりは多いほうが扱いやすいので問題ありません。

[増田弘左衛門（七代目） · Accepted solution]

質問１に関してですが、元の素材によって様々です。一律にこの大きさというわけではないようです。
質問２に関してですが、こちらで試してみたところ「mm」「cm」でプロジェクトのサイズを指定してダウンロードした場合300ppiほどになるようです。※使用されている素材によって違う場合もあります。目安としてお考えください。

解像度等はAdobe Photoshop等で確認することができます。

使用するpixelのサイズがわかっている場合、新規プロジェクトを作成するときにpixelで指定してあげてダウンロードする方が良いと思います。その場合の横サイズは1447pixelでダウンロード時の解像度は72ppiになります。

あくまで印刷の場合PDFが最適ですので、最初にプリントショップに作図するデータ形式を相談された方が良いと思います。

[sklearn]

@増田弘左衛門（七代目） 
ご回答ありがとうございます。大変参考になります。
ご記載の中で1点確認ですが、
新規プロジェクト作成時に
mm/cmで指定した場合、ダウンロードした後のファイルは
300ppi程度だった、に対して
pixelで指定ご推奨ですが、pixel指定してダウンロードした後のファイルの方が、
72ppi、と解像度が低い、としますと
mm/cmで指定した場合の方が有利なように思いますが、その点は如何でしょうか。
mm/cmで指定してもpixelで指定しても、単位表記が違うだけで
解像度は同じと思っていましたので、この違いがあればご教示戴けますと幸いです。

使用するpixelのサイズがわかっている場合、新規プロジェクトを作成するときにpixelで指定してあげてダウンロードする方が良いと思います。その場合の横サイズは1447pixelでダウンロード時の解像度は72ppiになります。

[増田弘左衛門（七代目） · Accepted solution]

Pixelはデジタル画像の単位で、物理的な大きさは固定されていません。ディスプレイや印刷の解像度によって、同じピクセル数でも表示される大きさが異なります。

また、mmやcmは物理的な長さの単位で、実際のサイズを測るために使用されます。

つまりピクセルはデジタル画像の構成要素であり、ミリメートルやセンチメートルは物理的な長さを測る単位です。デジタル画像を物理的なサイズに変換する際には、解像度（PPIやDPI）が重要な役割を果たします。

なのでpixelとサイズ（mmやcm）を同列で比較できるものではありません。pixel指定での解像度（PPIやDPI）はディスプレイ解像度の72ppiが基本となりますし、サイズ（mmやcm）指定した場合はプリント解像度を考えた300ppiに設定していると思われます。