おはようございます
①の補足説明です。
Premiere Pro v25.0から下図のように名称の変更があり、分かりやすくなりました。
◆フレームサイズに合わせる
元の映像の解像度を現在のシーケンスの解像度にリサイズし、サイズはシーケンスのフレームに合います。例えば、3840×2160映像を1920×1080のシーケンスに配置したとき、解像度は1920×1080に変更され、サイズはシーケンスのフレームサイズに合います。
・画質は、「スケール」は100%になっていますので、ここから拡大すると、落ちます。
・PCへの負荷は、解像度は小さくなりますので、軽くなります。
◆フレームに合わせる
元の映像の解像度のままで、サイズはシーケンスのフレームに合います。例えば、3840×2160映像を1920×1080のシーケンスに配置したとき、解像度は3840×2160のままで、サイズはシーケンスのフレームサイズに合います。
・画質は、「スケール」は50%になっているので、ここから100%迄拡大しても落ちません。100%以上では落ちます。
・PCへの負荷は、解像度は変更ありませんのでそのままです(軽くなりません)。
今回の場合、単に大きく表示された映像のサイズをフレームサイズに合わせるだけで、PCヘ負荷を軽くしたいような場合は、「フレームサイズに合わせる」を適用したほうが良いかも知れません。
②予備フレームを作成する方法
・事前の準備です。
メニューの「編集」→「環境設定」→「再生」を選択し、開いた「環境設定」ウィンドウで、「Shift+左右カーソル:5 フレーム」に設定します(初期設定で5フレームになっていると思います。)。
・再生ヘッドを移動させる方法です。
編集点へ移動 上矢印キーで前の編集点へ、下矢印キーで次の編集点へ移動します。
フレーム間移動 左矢印キーで1フレーム前へ、右矢印キーで1フレーム次へ移動します。
Shift+左矢印キーで5フレーム前へ、Shift+右矢印キーで5レーム次へ移動します。
*環境設定で「15フレーム」に設定すれば、15フレーム前へ、または次へ移動します。
トランジションの長さはたいてい1秒(30フレーム)になっていますので、15フレームに設定したほうが良いかもしれません。ただし、ここの説明は5フレームです。
・前後の映像クリップを配置します。再生ヘッドを上下矢印キーで編集点(クリップの境界)へ移動します。
・Shiftキーを押しながら左矢印キーを3回押します。すると再生ヘッド15フレーム左へ移動します。
・前のクリップの編集点近くへカーソルを移動し、赤色になり形が変わったら左方向へ再生ヘッド位置迄ドラッグ&ドロップします。これでクリップのに右端が15フレーム詰まります。
この操作はショートカットキー「Ctrl+Alt+W」キーでもできます。
・Shiftキーを押しながら右矢印キーを6回押します。すると再生ヘッドが次のクリップの左端から15フレーム右へ移動します。
・次のクリップの編集点近くへカーソルを移動し、赤色になり形が変わったら右方向へ再生ヘッド位置迄ドラッグ&ドロップします。これでクリップの左端が15フレーム詰まります。
この操作はショートカットキー「Ctrl+Alt+Q」キーでもできます。
・前後クリップのギャップの上で右クリックして表示された「リップル削除」をクリックします。
ショートカットキーは「Shift+削除」キーです。
・するとギャップが詰まります。
・トランジションを適用します。
*分からない箇所はお気軽に質問してください。
*ショートカットキーは操作が素早くできますので作業効率化に効果があります。徐々に習得されたら良いと思います。
*ショートカットキー使用時は、日本語入力を「オフ」にします。
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