Mukaidaさんへ 本題から離れてしまいますが、分かる範囲でざっくりと書いてみますね。尚樹岡7790958さん、話が横道に逸れてしまいますがご容赦くださいませ。 (以下、Adobeさんの資料とMacでの検証結果を基にしています。深く検証していないので誤りがあるかもしれません。特にあやふやなところは?マークをつけてます) [レンダラーがGPUの場合] 常に32bpcリニア色空間でのレンダリング ※「最高レンダリング品質」の設定は、おそらく関係なし?? [レンダラーがCPUの場合] 「最高レンダリング品質」ONの場合:32bpcリニア色空間でのレンダリング(時間がかかる) 「最高レンダリング品質」OFFの場合:不明?(速いのでノンリニア色空間で8bpcの可能性あり???) という感じです。 ついでに、「最大ビット数」の設定については、10bpc以上のコーデックの素材を扱う際はONにしないと素材の階調が生かされないようです(8bpcの素材でも色調整などで有利?)。これは再生時のSDI出力にも影響しました。ONにしておくと、レンダリングファイルにAVC-Iなど10bpcコーデックを使用した際に10bpsでエンコードされました。OFFにしてしまうと、GPUでもCPUの「最高レンダリング品質ON」でも、8bpcでエンコードされました。 これらの設定は「プレビューファイル」に限ったことですので、最終出力は「書き出し設定」の内容が優先されます。 GPU・CPUレンダリングの違いで少し注意が必要なのは、リサイズのアルゴリズムが異なることでして、それによって品質が変わるだけでなくリサイズされた素材の位置が微妙に異なりました(特に拡大したもの)。GPU処理の環境でリサイズした素材を厳密に位置合わせしてCPUレンダリングすると、隙間や重なりが出ることが考えられます。 少し古い記事ですが、リサイズアルゴリズムについてはこちらの情報が役立ちます。 some details about scaling in Premiere Pro CS5, CS5.5, CS6, and CC | Creative Cloud blog by Adobe こちらの内容も参考にいたしました。 Premiere Pro でのシーケンスの作成および変更 似たような設定があちこちにあってややこしい上に、用語がやや抽象的で統一されていない感もあり(最大ビット数、最高レンダリング品質、レンダリング品質の最大化、最大深度に合わせてレンダリングetc.)、技術者向けに具体的な処理内容を記した用語説明書や一覧表を、Adobeさんで作成してくれないものかと、少しだけ期待しております。
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